伊集院光の百年ラヂオ | |
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ジャンル | アーカイブ紹介番組 |
放送方式 | 収録 |
放送期間 | 2023年4月9日 - |
放送時間 | 日曜日 11:00 - 11:50 |
放送局 | NHK-FM |
パーソナリティ | 伊集院光 |
出演 | 礒野佑子 |
公式サイト | 公式サイト |
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伊集院光の百年ラヂオ(いじゅういんひかるの ひゃくねんラヂオ)は、NHK-FM放送で2023年4月9日から毎週日曜11時から11時50分に放送されているラジオ番組[1]。
2023年2月26日まで[2]NHKラジオ第1で毎月最終週[注 1]に放送されていた『発掘!ラジオアーカイブス』の実質的な後継番組である[独自研究?]とともに、日本放送協会(NHK)放送開始100周年記念事業の番組でもある。
NHKでは、2023年度の番組改定で、「映像・音声資産の再構築と価値還元」を掲げており、その一環として、この番組を新設するもの[3]。
NHKは1925年に東京中央放送局・芝浦仮放送所から放送を開始、2025年に100周年を迎える。この番組は、ラジオの1世紀を振り返り、NHKアーカイブスに保管されている様々なラジオ放送の音源を掘り起こし、ラジオへの造詣が深い放送タレントの伊集院光とアナウンサー・礒野佑子[4]がそれについて解説する[5][6]。
放送日 | タイトル | 初回放送日 | 番組内進行 | 番組内出演者等 | 備考 |
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4月9日 | 英語講座 | 1925年 | 岡倉由三郎 | この回では「百年分の音源をつまみ聴き」と題して、様々な番組をダイジェストで放送[8]。 5月3日13:05 - 13:55にラジオ第1にて再放送[9]。 | |
明るい茶の間 | 1957年10月4日 | ||||
ラジオ体操 | 不明(戦前に放送) | 江木理一 | |||
朝の訪問 | 1961年11月3日 | 川端康成 | |||
とんち教室 | 1961年3月25日 | 青木一雄 | |||
4月16日 | 1962年11月3日 |
| 文化の日の特番として、「大人の社会科見学」と題し、様々な場所でロケを行った回を放送[10]。 5月4日13:05 - 13:55にラジオ第1にて[11]、7月30日に本枠で再放送[10]。 | ||
4月23日 | 文化の日特集・日本の科学を訪ねて | 1953年11月3日 | 牧野富太郎 | 連続テレビ小説『らんまん』にちなみ、モデルとなった牧野富太郎へのインタビュー音源を紹介[12]。 5月5日13:05 - 13:55にラジオ第1にて[13]、8月27日に本枠にて再放送[14]。 | |
朝の訪問 | 1951年[注 2] | ||||
私の健康法 | 1952年1月1日 | ||||
4月30日 | 放送演芸会 | 1954年10月6日 | 西川たつ「浮世節」 | 「演芸あれこれ」と題して演芸番組の音源を紹介[15]。 西川たつ・三代目三遊亭金馬の音源は小山觀翁の提供による。 5月28日に本枠で再放送[15]。 | |
1959年 | ミヤコ蝶々・南都雄二「運と災難」 | ||||
放送演芸会 | 1954年10月 | 三代目三遊亭金馬「くしゃみ講釈」 | |||
5月7日 | 第16回全国中等学校優勝野球大会 決勝戦・広島商対諏訪蚕糸 | 1930年[注 3] | 「野球いろいろ・戦前編」と題して野球中継の歴史を振り返る[16]。 | ||
東京六大学野球・早慶戦 | 1929年[注 4] | 松内則三 | |||
漫才「早慶戦」[注 5] | 1934年 | 横山エンタツ・花菱アチャコ | |||
5月14日 | 早起き鳥 | 1964年8月 | [17] 7月2日に本枠で再放送[17]。 | ||
5月21日 | 朝礼訓話 | 1935年5月6日 | 高橋是清 | 『マイクの旅』を中心に学校放送を特集[18]。 2023年9月24日に本枠で再放送[19]。 | |
マイクの旅 | 1952年1月21日 | 太宰久雄 | |||
1955年4月11日 | |||||
6月4日 | 今日は皆さん | 1955年5月 | 宮田輝 | [20] 10月29日に本枠で再放送[21]。 | |
1955年10月2日 | |||||
6月11日 | 日曜娯楽版 | 1951年6月3日 | 三木鶏郎 | トリローグループ | 「冗談音楽」を特集[22]。 2023年11月26日に本枠で再放送[22]。 |
1951年11月18日 | |||||
1951年7月1日 | |||||
6月18日 | 国民歌謡 | 1936年 - 1941年 | この回では『国民歌謡』から誕生した楽曲[注 6]をレコード音源で紹介[23]。 2023年12月24日に本枠で再放送[23]。 | ||
6月25日 | のど自慢素人演芸会 | 1956年9月23日 | 宮田輝 | テスト風景(現在の予選会に当たる)の模様を放送[24]。 2024年1月28日に本枠で再放送[24]。 | |
7月9日 | 朝の訪問 | 1949年6月 | 坂口安吾 | 坂口安吾の43歳当時のインタビュー音源とNHKアーカイブスにある随筆の朗読音源を放送[25]。 2024年1月2日15時5分よりラジオ第1で[26]、2月25日に本枠で再放送[25]。 | |
朗読『明日は天気になれ』から「桜の花ざかり」 | 2007年2月9日[27] | 坂口芳貞 | |||
7月16日 | 音楽夢くらべ | 1958年5月18日 | 八木治郎 | [28] 2024年1月2日16時5分よりラジオ第1で[29]、同年3月30日に本枠で再放送[30]。 | |
7月23日 | 話の泉 | 1947年6月 | 和田信賢 | [31] 2024年4月28日に本枠で再放送[31]。 | |
1946年12月3日 | 徳川夢声 | ||||
8月6日 | ここはどこでしょう | 1958年3月21日 | 佐々木敏全 | [32] 2024年4月29日15時5分よりラジオ第1で再放送[33]。 | |
8月13日 | なかよしホール | 1965年3月9日 | 番組の中から「子どもニュース」、放送劇(ラジオドラマ)「百万の太陽」第230回と「一丁目一番地」第2007回、音楽コーナー「ぼくらのうた」[注 9]、踏切の注意喚起を放送[34]。 | ||
8月20日 | 自然とともに | 1959年2月8日 | アーカイブスに残る音源から、冬のオホーツク海での流氷の音などを取り上げた回の全編放送をメインに、1958年5月4日放送の阿蘇山の爆発音や1957年10月に噴火した三原山の鳴動音・火口の音、1961年頃放送の初夏の鳳来寺山のアオバトなど鳥の鳴き声を紹介[35]。 2024年6月30日に本作で再放送[36] | ||
9月3日 | 演芸特集第3夜 | 1959年5月20日 | 二代目広沢虎造『清水次郎長伝』より「石松と七五郎」 | 「演芸あれこれ」の第2弾[37]。 2024年5月26日に本枠で再放送[38]。 | |
1976年 | 春日三球・照代「乗り物アラカルト」 | ||||
9月10日 | 森繁久彌 ラジオと私 | 2005年 | 森繁久彌 | 晩年のインタビュー音源やラジオ番組出演時のアーカイブ音源から森繁の半生を振り返る[39]。 | |
ラジオ喫煙室 | 1952年5月10日 | 森繁久彌 | |||
演芸特集第3夜 | 1959年5月20日 | 森繁久彌「歌と漫談」 | |||
9月17日 | 三つの歌 | 1952年1月7日 | 宮田輝 | 天池真佐雄 | レギュラー放送第1回と第500回記念回を放送[40][41]。 |
1961年6月12日 | |||||
10月1日 | 二十歳 | 1966年1月15日 | 吉永小百合 | 成人の日の特集番組として寺山修司作、吉永小百合出演で制作された番組の音源を聞くとともに、2人の足跡も振り返る[42]。 | |
10月7日 | 香川凱旋公演直前インタビュー | 1949年4月11日 | 笠置シヅ子 | 連続テレビ小説『ブギウギ』にちなみ、モデルとなった笠置シヅ子の生前の肉声や楽曲の音源を紹介しながらその半生を辿る[43]。 | |
第7回NHK紅白歌合戦 | 1956年12月31日 | 宮田輝 高橋圭三 石井鐘三郎 | 灰田勝彦「白銀の山小舎で」 笠置シヅ子「ヘイ・ヘイ・ブギ」 | ||
朝の訪問 | 1957年 | 笠置シヅ子 | 獅子文六 | ||
10月14日 | 婦人の時間 | 1947年1月7日 | 出演者不詳 | [44] | |
1953年6月2日 | 村岡花子 | 秩父宮妃勢津子「エリザベス女王戴冠式の日に」 | |||
1954年2月8日 | 川端康成「面影を偲ぶ〜岡本かの子」 | ||||
1953年5月13日 | 三木鶏郎「ものにはすべてコツがある」[45] | ||||
10月22日 | 産業の夕 | 1948年12月16日 | 宮田輝 | [46] | |
11月5日 | 炭坑へ送る夕 | 1947年8月14日 | [47] | ||
11月12日 | 二十の扉 | 1953年8月29日 | 長島金吾 | 当時の国会議員が出演した特別回「政界二十の扉」を放送[48]。 | |
11月19日 | 早起き鳥 | 1966年9月15日 | 宮田輝 | 敬老の日制定当日を記念して放送された特別企画「村の老人たち」を紹介[49]。 | |
12月3日 | 若い女性 | 1951年6月24日 | 林芙美子 | 林芙美子が急逝する4日前に出演した回の肉声音源を紹介[50]。 | |
12月10日 | ゆく年くる年 | 1968年12月31日 - 1969年1月1日 | リレー中継の中から東京・丸の内の国際電信電話国際交換室、大阪・千里丘陵の大阪万博会場予定地の警備現場、この年の最終列車が到着した網走駅、青森県弘前市の長勝寺の年越しの除夜の鐘、新年を迎えた愛知・師勝町役場での集団就職者のふるさとへ電話を繋ぐイベント、の5つを紹介[51]。 | ||
12月17日 | 時の動き | 1964年5月21日 | 手塚治虫、他 | [52] | |
12月31日 | あしたは元日 天使が二人まいおりた | 1965年12月31日 | 古今亭志ん朝 中山千夏 | 田中澄江、浪花千栄子 | [53] |
放送日 | タイトル | 初回放送日 | 番組内進行 | 番組内出演者等 | 備考 |
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1月7日 | 第5回NHK紅白歌合戦 | 1954年12月31日 | 福士夏江 高橋圭三 石井鐘三郎 | 宮城まり子「毒消しゃいらんかね」 岡本敦郎「高原列車は行く」 江利チエミ「ウスクダラ」 浜口庫之助「セントルイス・ブルース・マンボ」 川田孝子「山の乙女」 河野ヨシユキ「キツツキの赤いトランク」 春日由三(審査委員長) | 現存する最古の紅白歌合戦の音源の中から、冒頭部、宣誓、一部楽曲とその前口上、最後の審査結果と「蛍の光」の合唱を放送[54]。 |
1月14日 | 三つの歌 | 1953年11月3日 | 宮田輝 | 川上哲治 | 川上哲治の足跡を辿りつつ、NHKに残る川上の肉声音源を紹介[55]。 |
朝の訪問 | 1958年12月29日 | 望月優子 | |||
1月21日 | 家庭グラフ | 1952年1月6日 | 田辺正晴 | 第1回放送から、リスナー投稿を元にした放送劇、「希望音楽」(リクエストコーナー)、リスナーによる川柳を元にした「ラジオ音劇」を紹介[56] | |
2月4日 | 自由の鐘「家庭の自由」 | 1947年3月25日 | [57] | ||
2月11日 | 思い出の名人集 | 1975年9月22日 | 永六輔 中村是好 | 榎本健一の没後5年経った時に放送された、永と中村が榎本について語った回を放送[58]。 | |
2月18日 | 東天紅鶏の鳴き声 | 1957年1月1日 | 「生態放送の歴史」と題し、ラジオで放送された動物の鳴き声を特集、元日に放送された「鶏鳴」やブッポウソウ(後にコノハズクと判明)の鳴き声を特集した番組を紹介[59]。 | ||
ブッポウソウの鳴き声 (愛知県鳳来寺山より中継) | 1935年6月7日 | ||||
自然とともに | 1961年5月7日 | ||||
みんなのうた | 2007年6月 - 7月期 | NHK東京児童合唱団「鳳来寺山のブッポウソウ」 | |||
3月3日 | とんち教室 | 1955年3月26日 | 青木一雄 | 年度末恒例の「落第式」の回を放送[60]。 | |
3月10日 | 立体音楽堂・立体ミュージカルショー 「東京メリーゴーラゥンド 一人の女スリの話」 | 1955年4月3日 | 楠トシエ、永井智雄他 | 当時はラジオ第1・第2同時放送だったものをFMステレオで放送[61]。 | |
3月17日 | 東京放送局時報 | 1925年-1932年 | 「時計がわりのラジオ」と題し、前半では資料をもとに時報の歴史を紐解き、後半では『ひるのいこい』の前身の一つである『職場のいこい』の音源を紹介[62]。 | ||
NHK東京FM現行時報 | |||||
職場のいこい | 1951年11月21日 | ||||
3月24日 | 伊集院光の百年まであと一年ラヂオ ラジオ99年をみんなで祝おう! | 3月22日の放送記念日関連、かつラジオ放送開始100周年まで1年を切った記念特別番組として、10:05開始の1時間45分の拡大版で放送。 音源・情報提供したリスナーと直接電話で話した[注 13]ほか、ラジオ音源[注 14]を高齢者の所に持って聞かせて思い出を語ってもらう企画「出張!百年ラヂオ」も実施[63]。 | |||
歌は結ぶ | 1965年3月22日 | サトウハチロー | |||
1965年3月15日 | |||||
早起き鳥 (連続ドラマ「大地に生きる 一杯の新茶から」第38話) | 1976年6月15日 | ||||
今日は皆さん | 1955年8月7日 | 宮田輝 | |||
4月7日 | 高等学校の時間・国語教育 | 1964年5月29日 | 三島由紀夫 | 「作家訪問」の中から、高校3年生男女2人が三島由紀夫の自宅を訪ね、直接インタビューした回を放送[64]。 | |
4月14日 | ラジオ小劇場 「ツキアイきれない」 | 1964年10月3日 | 『吉里吉里人』のパイロット版となる井上ひさし作のラジオドラマを紹介[65]。 | ||
4月21日 | 黄金のいす | 1953年8月7日 | 美空ひばり | [66] | |
5月5日 | 若い女性 | 1951年10月28日 | 山田耕筰 | [67] | |
5月12日 | 素人ラジオ探偵局 「海とみかんのある風景」 | 1961年3月12日 | 長谷川肇 | [68] | |
5月19日 | 君の名は(第1回) | 1952年4月10日 | [69] | ||
6月2日 | あの時わたしは | 1981年5月12日 | 三淵嘉子 | 連続テレビ小説『虎に翼』にちなみ、モデルとなった三淵嘉子へのインタビュー音源を紹介[70]。 | |
6月9日 | ここはどこでしょう | 1962年1月26日 | 須田忠児 | [71] | |
6月16日 | 子供の時間 (『ジロリンタン物語』第12話「ジロリンタンとキジ猫」) | 1952年1月20日 |
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6月23日 | 女性教室 「暮しを豊かにするいけばな」 | 1955年1月 | 勅使河原蒼風 | [73] | |
7月7日 | ラジオ漫画「舌切雀」 | 1953年5月4日 |
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NHK-FM 日曜 11:00 - 11:50 | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
伊集院光の百年ラヂオ | - |