丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。
竹村優希によるオカルト小説
『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。』（まるのうちでしゅうしょくしたら、ゆうれいぶっけんたんとうでした。）は、竹村優希による小説、またはそのシリーズ、それを原作とする漫画[1][2]。2017年より角川文庫にて刊行されている[3]。
| 丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。 | ||
|---|---|---|
| 著者 | 竹村優希 | |
| イラスト | カズアキ | |
| 発行元 | KADOKAWA | |
| ジャンル | オカルト | |
| 国 |  日本 | |
| 言語 | 日本語 | |
| 次作 | 丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。14 | |
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メディアミックスとして、コミカライズが2020年12月11日から2022年4月29日にかけて、「ヤングエースUP」（同社）にて連載[4][5]。漫画は佐茂すけが担当[6]。小説を原作とした内容となっている[6]。
あらすじ
東京・丸の内の不動産会社「吉原不動産」に就職すべく、上京してきた大学生・新垣 澪。吉原不動産の最終面接で、長崎 次郎に「面接官は何人いるか?」という質問を投げられ、澪は「4人」と答える。だが実際は3人だった。霊である4人目が視えたということから、次郎にその体質を買われ、訳アリ物件を生き返らせる部署「第六物件管理部」に配属されることとなる。
登場人物
- (しんがき みお)
- 幽霊が視え、引き寄せやすい体質。鈍感力が高く、根性もある。
- (ながさき じろう)
- 澪の上司で、吉原グループの御曹司。頭脳明晰で辛辣だが、優しいところも。
- 高木正文(たかぎ まさふみ)
- 第一物件管理部主任。次郎の幼なじみ。容姿端麗、紳士的なエリートで霊感が強いが、幽霊は苦手。
- 溝口晃(みぞぐち こう)
- 超優秀なSEで若手のエース社員。霊感ゼロの心霊マニア。
- 伊原充(いはら みつる)
- 第六リサーチに案件を持ち込んでくる軽いノリの謎多きエージェント。(6巻以降)
- リアム・ウェズリー
- 英国の世界的ホテルチェーンの御曹司。完璧な美貌のスーパーセレブだが少々変わり者。第六リサーチにときどき出入りしている。(7巻以降)
- マメ
- 幽霊犬。飼い主を慕い成仏出来ずにいたが、澪に救われ、懐く。
既刊一覧
小説
- 竹村優希（著）・カズアキ（イラスト）『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。』KADOKAWA〈角川文庫〉、既刊15巻（2023年12月現在）
- 2017年10月25日発売[3]、ISBN 978-4-04-106233-3
- 2018年4月25日発売[7]、ISBN 978-4-04-106753-6
- 2018年10月24日発売[8]、ISBN 978-4-04-107407-7
- 2019年4月24日発売[9]、ISBN 978-4-04-108051-1
- 2019年8月23日発売[10]、ISBN 978-4-04-108052-8
- 2019年12月24日発売[11]、ISBN 978-4-04-108982-8
- 2020年5月22日発売[12]、ISBN 978-4-04-109407-5
- 2020年10月23日発売[13]、ISBN 978-4-04-109416-7
- 2021年3月24日発売[14]、ISBN 978-4-04-111160-4
- 2021年8月24日発売[15]、ISBN 978-4-04-111313-4
- 2022年1月21日発売[16]、ISBN 978-4-04-111314-1
- 2022年7月21日発売[17]、ISBN 978-4-04-112562-5
- 2023年1月24日発売[18]、ISBN 978-4-04-113270-8
- 2023年7月21日発売[19]、ISBN 978-4-04-113800-7
- 2024年1月23日発売予定[20]、ISBN 978-4-04-114409-1
漫画
- 竹村優希（原作）・佐茂すけ（漫画）・カズアキ（キャラクター原案）『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。』KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、全3巻
- 2021年6月4日発売[21][22]、ISBN 978-4-04-111362-2
- 2021年12月3日発売[23]、ISBN 978-4-04-111920-4
- 2022年6月3日発売[24]、ISBN 978-4-04-112552-6