世界ロードランニング選手権大会(せかいロードランニングせんしゅけんたいかい、World Athletics Road Running Championships)は、ワールドアスレティックス(旧国際陸連)が開催する長距離走・中距離走のロードレースの世界選手権大会である。1992年から2005年まで、および2008年から2020年までは世界ハーフマラソン選手権大会として行われた。
1992年、イギリスのニューカッスル・アポン・タインでグレートノースランと合わせて第1回世界ハーフマラソン選手権大会が行われ、以後ハーフマラソン(21.0975km)の世界選手権大会として毎年開催されていたが、2005年のカナダエドモントン大会限りで終了した[1]。2006年、2007年は同大会の代わりに世界ロードランニング選手権を試験的に開催したが、2008年のブラジルリオデジャネイロ大会から再び世界ハーフマラソン選手権として行われることになった。しかし参加数の減少などから、2012年大会から隔年開催されることが2010年11月のIAAF理事会で決定した。しかし2023年から再度世界ロードランニング選手権を復活。1マイルと5kmが追加された。
日本代表は毎年2月開催の香川丸亀国際ハーフマラソンと全日本実業団ハーフマラソンが世界ハーフマラソン選手権代表選考の対象大会である。1992年の第1回大会で女子団体で、藤原恵、朝比奈三代子、浅井えり子が合計タイム3時間30分39秒で金メダルを獲得した。個人成績では、1992年に藤原恵が1時間09分21秒、1993年に谷川真理が1時間10分09秒、1999年に野口みずきが1時間09分12秒で共に銀メダルを獲得しているのが男女通じての最高成績であり、日本人選手の個人優勝はまだ一度もない。
太字で記載されている記録は大会記録。
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