ヴォー (モゼル県)

ヴォーVaux)は、フランスグラン・テスト地域圏モゼル県コミューン

Vaux



地図
行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région)グラン・テスト地域圏
(département)モゼル県
(arrondissement)メス郡
小郡 (canton)レ・コトー・ド・モゼル小郡
INSEEコード57701
郵便番号57130
市長任期ロラン・シモン
2014年-2020年
自治体間連合 (fr)fr:Communauté d'agglomération de Metz Métropole
人口動態
人口831人
2014年
人口密度125人/km2
住民の呼称Valois[1]
地理
座標北緯49度05分39秒 東経6度04分51秒 / 北緯49.0942度 東経6.0808度 / 49.0942; 6.0808 東経6度04分51秒 / 北緯49.0942度 東経6.0808度 / 49.0942; 6.0808
標高平均:m
最低:167 m
最高:353m
面積6.63km2
Vauxの位置(フランス内)
Vaux
Vaux
公式サイトhttp://mairievaux.free.fr/
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地理

ヴォーは、パリ盆地の東端にできたモゼル丘陵に位置するコミューンである。ケスタにあるこの丘陵は、19世紀後半に半ば絶えてしまうまでは、ワイン用ブドウの生産に好ましい土地だった。村はメサン地方に含まれる。村は、ロレーヌ・ロマーヌ(fr、伝統的にロマンス諸語の言語と文化を維持し続けてきたロレーヌの地域名称)の村の特徴を持つ。

コミューンは、ロレーヌ地域圏自然公園の一部である[2]

由来

Vallis (875年)、Vals (13世紀) 、Vault (1300年頃) 、Val (15世紀)、Valz (1318年)、Vaut (1321年)、Walz (1358年)、Vaulz (1375年)、Vaul (1489年)、Valt (1493)、Vaul (1594年)、Wals (ドイツ占領下にあった1915年-1918年、そして1940年-1944年)。

ヴォーはガロ=ローマ時代にはVallisと名付けられていた。

歴史

サン・レミ教会

11世紀、村にはメサン地方の修道院である、メスのサン・サンフォリアン修道院とサント・グロサンド修道院の所有物があった。村は外からの攻撃に備え要塞化されていた。古くから村を取り囲んでいた壁には、ヌエ門やシャンペ門といった5か所の門があった。

1444年、この地は1200人のエコルシュール(frシャルル7世時代に各地を放浪し荒らした雇い主のない元傭兵)たちがメスを一掃し住民を追い出そうとした戦いの舞台となった。ヴォーのサン・レミ教会は1325年、1429年、1434年、1448年に襲撃され荒廃した。教会は避難所と砦の役割を担ったのである。ゴシック様式で要塞化された教会は13世紀の角形の塔を持ち、クワイヤと身廊は15世紀に、通路は1878年に付け足された。

経済

ヴォーで生産されるワインは、モゼルワイン(fr)としてAOC認定を受けている。

人口統計

1962年1968年1975年1982年1990年1999年2005年2015年
551594667763784853872818

参照元:1962年から1999年までは複数コミューンに住所登録をする者の重複分を除いたもの。それ以降は当該コミューンの人口統計によるもの。1999年までEHESS/Cassini[3]、2006年以降INSEE[4][5]

脚注