ローレン・プライス
ローレン・ルイーズ・プライス・MBE(Lauren Louise Price MBE、1994年6月25日 - )は、ウェールズの女子プロボクサー、元サッカー選手、元キックボクサー。ニューポート出身。2020年東京オリンピック女子ミドル級金メダリスト。現WBAスーパー・IBO女子世界ウェルター級王者。
基本情報 | |
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本名 | ローレン・ルイーズ・プライス Lauren Louise Price |
階級 | ウェルター級 |
身長 | 167cm |
国籍 | イギリス |
誕生日 | 1994年6月25日(30歳) |
出身地 | ウェールズ ニューポート |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 7 |
勝ち | 7 |
KO勝ち | 1 |
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名前 | ||||||
カタカナ | ローレン・ルイーズ・プライス | |||||
ラテン文字 | Lauren Louise Price | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | ウェールズ | |||||
生年月日 | 1994年6月25日(30歳) | |||||
出身地 | ウェールズニューポート | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2012-2014 | カーディフ・シティFC | |||||
代表歴2 | ||||||
2011 | U-17ウェールズ | 3 | (0) | |||
2011-2013 | U-19ウェールズ | 12 | (2) | |||
2012-2013 | ウェールズ | 2 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年3月7日現在。 2. 2024年3月7日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
来歴
10歳の頃、祖父の勧めでサッカー、ネットボール、キックボクシングを始める[1]。
2007年、13歳でキックボクシング世界選手権に出場し銀メダル獲得。
サッカー
カーディフ・シティFCにスカウトされて入団すると、テスコカップウェールズのU-16優勝メンバーとなる[2][3]。トップチーム昇格後もウェールズ・プレミアリーグ2012-13シーズンの優勝に貢献し、協会の年間クラブ最優秀選手にも選ばれた[4]。
U-19ウェールズ代表でキャプテンを任され、2012年にはA代表デビューを果たした。
2014年、コモンウェルスゲームズに向けてボクシングに専念するためサッカーは引退[5]。
ボクシング
アマチュア
10代でボクシングを始めるが、ニコラ・アダムズが2012年ロンドンオリンピックで金メダル獲得したのを機により本格的に取り組む[1][5]。17歳でヨーロッパ選手権と世界ユース選手権でいずれも銅メダル獲得。
2014年コモンウェルスゲームズで銅メダル獲得。
2018年コモンウェルスゲームズで金メダル獲得。
2021年に行われた東京オリンピックにも出場し、準決勝でオランダのヌーシュカ・フォンタイン、決勝で中国の李倩にそれぞれ勝利して金メダルを獲得[6][7]。
プロ
2022年6月11日、ウェンブリー・アリーナにてValgerdur Gudstensdottir戦でプロデビューし、6回判定勝利[8]。
2023年5月6日、Kirstie Bavingtonとの英国女子ウェルター級王座決定戦に臨み、10回3-0判定で勝利しプロ4戦目で初タイトル獲得に成功[9]。
2023年9月2日、Lolita Muzeyaとノンタイトルで対戦し、6回負傷判定で5連勝。
2023年12月10日、Silvia Bortotとノンタイトルで対戦し、判定勝利。
2024年5月11日、WBAスーパー・IBO女子世界ウェルター級王者のジェシカ・マッキャスキルに挑戦。5回中にプライスの偶然のバッティングでマッキャスキルが左目を負傷し、9回2秒で試合続行不可となり3-0(90-82×3)判定勝利で7戦目にして世界王座を獲得した。
獲得タイトル
脚注
関連項目
- 女子ボクサー一覧
- オリンピックのボクシング競技・メダリスト一覧
- 2020年東京オリンピックのイギリス選手団
- 世界ボクシング協会(WBA)女子世界王者一覧
- 国際ボクシング機構(IBO)女子世界王者一覧
- ボクシング現女子王者一覧
- ケイティー・テイラー - プライス同様ボクシングとサッカーで並行して活躍し、ボクシングでオリンピック金メダル獲得後プロに転向した。
外部リンク
前王者 ジェシカ・マッキャスキル | 第4代WBA女子世界ウェルター級王者 2024年5月11日 - 現在 | 次王者 N/A |