ロナルド・ハワード

ロナルド・ハワード(Ronald Howard, 1918年4月7日 - 1996年12月19日)はイギリス俳優作家。父は俳優のレスリー・ハワードである。

ロナルド・ハワード
Ronald Howard
Ronald Howard
生年月日 (1918-04-07) 1918年4月7日
没年月日 (1996-12-19) 1996年12月19日(78歳没)
出生地イングランドの旗 イングランドロンドン
国籍イギリスの旗 イギリス
配偶者Patricia Horsman (1941-1945)
Jean Millar (1946 - 1996)
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来歴

ロンドンのクロイドン・ロンドン特別区サウスノーウッド生まれ。ケンブリッジ大学ジーザス・カレッジを卒業後、一旦は新聞記者となるものの、俳優になることを決意する。

映画デビューは、父レスリーが監督・主演した "Pimpernel" Smith での端役出演だったが、ハワードの出演シーンは編集でカットされてしまった。1940年代初頭に地元ロンドンの劇場、さらに映画でも演技の経験を積み、1947年While the Sun Shines で正式に映画デビューをする。The Queen of SpadesThe Browning Version といった作品で様々な役に挑戦し、1950年代に製作されたリチャード・グリーン主演のテレビドラマ The Adventures of Robin Hood で、ウィル・スカーレットが登場する回にそのウィル自身を演じた。このウィルの役は、その後はポール・エディントンが演じた。

1954年に始まったテレビの Sherlock Holmes では、ハワードが主役のシャーロック・ホームズを、ハワード・マリオン=クロフォードがジョン・H・ワトスンを演じた。この番組はDVD化され、2006年には、英国の衛星放送チャンネル、ボナンザでも放送された。

1950年代から1960年代にかけても、映画の仕事、とりわけ The Curse of the Mummy's Tomb のような作品への出演を続ける一方で、1960年代の英米両国のTVに出演し、『アフリカ大牧場』のヘイズ役をはじめ、他の俳優の憧れとなるような役を演じ、『コンバット!』にもゲスト出演した。また、フランスのアンリ・ヴェルヌイユ監督の『ダンケルク』(1964年)等の外国映画や『さらば荒野』(1971年)や『ワイルドトレイル』(1975年)と言ったスペインで撮影された西部劇にも脇役出演した。

1970年代半ばには画廊経営のために、不本意ながら俳優としての仕事を後回しにした。1980年代には自伝を発表した[1]。この自伝は自らの俳優としての経歴、そして1943年1月にビスケー湾上空で飛行機が狙撃されて亡くなった父レスリーについて触れられている。

主な出演作品

映画

公開年邦題
原題
役名備考
1948偽れる結婚
My Brother Jonathan
ハロルド
1949スペードの女王
The Queen of Spades
アンドレイ
1958ギデオン
Gideon's Day
ポール・デラフィールド
1959バベット戦争へ行く
Babette s'en va-t-en guerre
フィッツパトリック
1960蜘蛛男の恐怖
The Spider's Web
ジェレミー
1961六年目の疑惑
The Naked Edge
ノーマン・クラリッジ
九月になれば
Come September
スペンサー
ミス・マープル/夜行特急の殺人
Murder She Said
イーストリー
1962Wuthering Heightsロックウッドテレビ映画
1964怪奇ミイラ男
The Curse of the Mummy's Tomb
ジョン・ブライ
1967野獣狩り カウボーイ・スタイル
Africa: Texas Style
ヒュー・コップ
1971さらば荒野
The Hunting Party
ワット・ネルソン

テレビシリーズ

放映年邦題
原題
役名備考
1954-1955Sherlock Holmesシャーロック・ホームズ39エピソード
1958Mary Britten, M.D.スティーブン・ブリッテン13エピソード
1967-1968アフリカ大牧場
Cowboy in Africa
ヘイズ26エピソード

脚注

外部リンク