![]() | |
IUPAC命名法による物質名 | |
---|---|
| |
臨床データ | |
投与経路 | Oral, Smoked |
識別 | |
CAS番号 | 6466-74-6 |
ATCコード | none |
PubChem | CID: 174863 |
化学的データ | |
化学式 | C23H22O7 |
分子量 | 410.417 |
| |
テンプレートを表示 |
ラクチュコピクリン(Lactucopicrin、ラクツコピクリン)は、 鎮静効果と鎮痛効果のある苦味物質であり[1]、中枢神経系に作用する。この物質は、セスキテルペンラクトンに分類され、ラクチュカリウム(lactucarium)の構成物質であり、ワイルドレタスから発見されており、同様に関連植物のCichorium intybus(キク科植物のチコリーの一種)からも発見されている[2]。鎮静剤や鎮痛剤の用途として伝統的に利用されているとともに、これらの植物は抗マラリア薬としても使用されており、ラクチュシンやラクチュコピクリンはともに抗マラリア効果がin vitroで検証されている[3]。ラクチュコピクリンは、コリンエステラーゼ阻害剤としての挙動も示している[4]。