ムキウス氏族

ムキウス氏族 (ラテン語: Gens Mucia) は、古代ローマ氏族のひとつ。法学者を輩出したスカエウォラが有名。

フランチェスコ・フォンテバッソ画、エトルリアポルセンナの前で腕を焼いてみせるガイウス・ムキウス・スカエウォラ(18世紀中頃)

メンバー

スカエウォラ

スカエウォラのコグノーメン紀元前6世紀末に利き腕を焼いてローマ人の勇気を示したガイウス・スカエウォラの伝説が元となっているというが、プレブスノビレスであるスカエウォラの興隆は彼の登場から300年近く経っており、直接の子孫かは疑わしい。スカエウォラ家は紀元前2世紀以降、最高神祇官を3人、アウグルを1人、法学者を少なくとも5人輩出し、「法学者の権門」「ローマ史上最も偉大な政治的・法学的家系」と呼ぶ研究者もいる[1]

紀元前3世紀以降の家系図についてはミュンツァーを元にした林の図を参照した[2]

その他

脚注

参考文献