マツダ・プロシードレバンテ

プロシードレバンテPROCEED LEVANTE)は、かつてスズキが製造しマツダが販売していたSUVである。

マツダ・プロシードレバンテ
2代目
概要
別名無し
製造国日本の旗 日本
販売期間1995年-1999年
ボディ
ボディタイプ3/5ドアSUV
駆動方式副変速機付きパートタイム4WD
系譜
先代無し
後継マツダ・トリビュート
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マツダがスズキに対し、エスクードに搭載するRF型ディーゼルエンジンを供給するにあたり、その見返りとして供給されたものである。

初代 TF11/TF31/TJ11/TJ31型(1995年 - 1997年)

マツダ・プロシードレバンテ(初代)
TF11/TF31/TJ11/TJ31型
ショート フロント
ショート リア
ロング
概要
別名スズキ・エスクード(初代)
スズキ・ビターラ(初代)
ジオ・トラッカー
シボレー・トラッカー(初代)
ポンティアック・サンランナー
販売期間1995年2月 - 1997年11月[1]
ボディ
乗車定員4-5名
ボディタイプ3/5ドアSUV
駆動方式副変速機付きパートタイム4WD
パワートレイン
エンジンH20A型 2.0LV型6気筒DOHC24バルブ
RF型 2.0L直列4気筒OHC16バルブターボディーゼル
変速機4速AT
5速MT
前 マクファーソン・ストラット式
後 車軸式
前 マクファーソン・ストラット式
後 車軸式
車両寸法
ホイールベース2,220-2,480 mm
全長3,715-4,095 mm
全幅1,695 mm
全高1,660-1,695 mm
車両重量1,230-1,390 kg
その他
製造事業者スズキ
販売期間中の新車登録台数の累計1万2592台(マービーとの合算)[1]
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1995年2月
発売。用意されたエンジンはスズキ製V型6気筒2,000 cc(のちに2,500 ccを追加)と、マツダ製直列4気筒ターボディーゼル2,000 cc の2種類で、エスクードに搭載されていた直列4気筒1,600 cc の設定はなかった。また、レジントップ仕様車やコンバーチブル仕様車はもちろんのこと、ヘリーハンセンやゴールドウインなどの特別仕様車も設定されなかった。
1997年10月[2]
生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
1997年11月
2代目と入れ替わる形で販売終了。

2代目 TF52/TJ52/TJ62/TJ32型(1997年 - 1999年)

マツダ・プロシードレバンテ(2代目)
TF52/TJ52/TJ62/TJ32型
フロント
リア
概要
別名スズキ・エスクード(2代目)
スズキ・グランドビターラ(初代)
ジオ・トラッカー
シボレー・トラッカー(2代目)
販売期間1997年11月1999年10月[3]
ボディ
乗車定員5名
ボディタイプ3/5ドアSUV
駆動方式副変速機付きパートタイム4WD
パワートレイン
エンジンJ20A型 2.0L直列4気筒DOHC16バルブ
H25A型 2.5LV型6気筒DOHC24バルブ
RF型 2.0L直列4気筒OHC16バルブターボディーゼル
変速機4速AT
前 マクファーソン・ストラット式
後 5リンクリジッドアクスル式
前 マクファーソン・ストラット式
後 5リンクリジッドアクスル式
車両寸法
ホイールベース2,220-2,480 mm
全長3,810-4,095 mm
全幅1,695-1,780 mm
全高1,740-1,685 mm
車両重量1,260-1,460 kg
その他
製造事業者スズキ
系譜
後継マツダ・トリビュート
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1997年11月
エスクードのモデルチェンジにあわせてモデルチェンジ。
1999年8月[4]
生産終了。
1999年10月
販売終了。後継は1年1ヶ月後に登場したマツダ・トリビュート

車名の由来

  • 「プロシード」は英語で「前進する」という意味を持つ。
  • 「レバンテ」はイタリア語で「地中海上に吹く強い東風」を意味し、さわやかなイメージを有し、落ち着いた語感であることから命名。なお、マセラティ・レヴァンテとは無関係。

脚注

関連項目

外部リンク