マット・オルソン

アメリカの野球選手 (1994 - )

マット・オルソン英語: Matt Olson, 本名:マシュー・ケント・オルソンMatthew Kent Olson, 1994年3月29日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州グウィネット郡リルバーン英語版出身のプロ野球選手外野手一塁手)。右投左打。MLBアトランタ・ブレーブス所属。愛称はオリー[2]

マット・オルソン
Matt Olson
アトランタ・ブレーブス #28
2022年8月5日
基本情報
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地ジョージア州グウィネット郡リルバーン英語版
生年月日 (1994-03-29) 1994年3月29日(30歳)
身長
体重
6' 5" =約195.6 cm
230 lb =約104.3 kg
選手情報
投球・打席右投左打
ポジション一塁手外野手
プロ入り2012年 MLBドラフト1巡目追補(全体47位)
初出場2016年9月12日
年俸$21,000,000(2023年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

プロ入りとアスレチックス時代

2012年MLBドラフト1巡目追補(全体47位)でオークランド・アスレチックスから指名された[3]。6月19日に契約を結び、プロ入り[4]。6月20日に傘下のルーキー級アリゾナリーグ・アスレチックスに配属され[4]、プロデビュー。9月1日にん傘下のA-級バーモント・レイクモンスターズ英語版に昇格[4]。2球団合計で50試合に出場して打率.282、9本塁打、45打点の成績を残した[4]

2013年4月1日に傘下のA級ベロイト・スナッパーズ英語版に配属された[4]。134試合に出場して打率.225、23本塁打、93打点、4盗塁の成績を残した[4]

2014年3月31日にA+級ストックトン・ポーツに配属された[4]。138試合に出場し、打率.262、37本塁打、97打点、2盗塁の成績を残した[4]。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属した。

2015年スプリングトレーニングに招待選手として参加した[4]。4月7日に傘下のAA級ミッドランド・ロックハウンズに配属された[4]。133試合に出場して打率.249、17本塁打、75打点、5盗塁の成績を残した[4]

2016年もスプリングトレーニングに招待選手として参加した[4]。4月5日に傘下のAAA級ナッシュビル・サウンズに配属された[4]。131試合に出場して打率.235、17本塁打、60打点、1盗塁の成績を残した[4]。マイナー全日程終了後の9月12日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[5]、同日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは11試合に出場して打率.095だった[4]

オークランド・アスレチックス時代
(2017年8月22日)

2017年はシーズン開幕前の3月17日にオプションで傘下のAAA級ナッシュビルに降格した[4]。4月21日にメジャーに昇格した[4]。4月27日にオプションで傘下のAAA級ナッシュビルに再降格した[4]。6月4日にメジャーに再昇格した[4]。6月6日にオプションで傘下のAAA級ナッシュビルに再降格した[4]。6月10日にメジャーに再昇格した[4]。6月14日にオプションで傘下のAAA級ナッシュビルに再降格した[4]。6月22日にメジャーに再昇格した[4]。6月24日のシカゴ・ホワイトソックス戦ではメジャー初本塁打を放った。また、この試合では同僚のジェイコブ・ブラグマンフランクリン・バレトもメジャー初本塁打を放っており、同一チームの3選手が初本塁打を記録するというのはMLB史上初めてであった[6]。7月3日にオプションで傘下のAAA級ナッシュビルに再降格した[4]。7月21日にメジャーに再昇格した[4]。7月24日にオプションで傘下のAAA級ナッシュビルに再降格した[4]。8月8日にメジャーに再昇格した[4]

2018年は一塁手のレギュラーに定着し、全162試合に出場し、打率.247、29本塁打、84打点だった[4]。オフにゴールドグラブ賞(一塁手部門)を初めて受賞した。

2019年3月13日にシアトル・マリナーズとの東京東京ドームでのMLB日本開幕戦にアスレチックスのメンバーとして帯同することになった[7]。3月19日に開幕ロースター入りした[8]。開幕戦に先発出場した。しかし、ここで負傷して離脱している。3月22日にロサンゼルスで右手の手術を行った[9]。3月27日に10日間の故障者リスト入りとなった[10]。5月1日にリハビリのため傘下のAAA級ラスベガス・アビエイターズへ配属された[4]。5月7日に故障者リストから復帰した[4]。オフには2年連続2度目となるゴールドグラブ賞を受賞した。

2020年COVID-19の影響で60試合制となる中で全試合に出場した。

2021年7月4日に選手間投票で控え野手として自身初となるオールスターゲームに選出された[11]。オールスターゲーム前日の7月12日に開催されたホームランダービーに出場したが、第1ラウンドでオリオールズのトレイ・マンシーニに敗れて、敗退した[12]。5回裏に一塁手で先発出場していたブルージェイズのブラディミール・ゲレーロ・ジュニアに変わって守備について途中出場し、オールスターゲーム初出場を果たした[13]

ブレーブス時代

2022年3月14日にクリスチャン・パチェシェイ・ランゲリアーズライアン・キューシックジョーイ・エステスとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[14]。その後、翌15日にブレーブスと2029年までの8年総額1億6800万ドルの契約延長に合意[15]。2022年は1500万ドル、2023年は2100万ドル、以降は契約満了まで毎年2200万ドルが年俸として支払われ、2030年は2000万ドルのチームオプションとなる[15]

2023年6月24日のレッズ戦で通算200本塁打を達成した[16]。7月2日に選手間投票で通算2度目となるオールスターゲームに選出された[17]。最終的には本塁打と打点のブレーブスの球団記録を更新し、本塁打王打点王を獲得した[18]。オフの11月10日にシルバースラッガー賞を受賞した[19]MVP投票では4位だった[20]

人物

ジョージア州出身であり、ブレーブスファンとして育った[21]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2016OAK1128213210030000070041.095.321.143.464
201759216189334920241234500002215606.259.352.6511.003
20181626605808514333029263842102703816313.247.335.453.788
201912754348373129260362639100015171213811.267.351.545.896
20206024521028414114894210003421772.195.310.414.734
202115667356510115335039305111410118812911317.271.371.540.911
2022ATL16269961686148440342941030004756417013.240.325.477.802
20231627206081271722735436713910041048416713.283.389.604.993
MLB:8年899378832725368371724230170761582022451394389276.256.351.522.873
  • 2023年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別打撃成績所属リーグ内順位























201622ア・リーグ--------
201723--------
201824--------
201925----10位---
202026----10位7位--
202127--10位-6位6位-6位
202228ナ・リーグ--2位-8位4位--
202329-7位--1位1位-7位
  • -は10位未満(打率は規定打席未到達の場合も-と表記)

ポストシーズン打撃成績




















































O
P
S
2018OAKALWC1420000000000020000.000.500.000.500
2019ALWC1430100010000010011.333.500.333.833
2020ALWC31290000001000030060.000.250.000.250
ALDS416144300292000020041.214.313.643.955
2022ATLNLDS4171244002105000050040.333.529.8331.363
2023NLDS417161400040000010010.250.294.250.544
出場:5回17705691200424800001400162.214.371.429.800
  • 2023年度シーズン終了時
  • 太字はMVP受賞

年度別守備成績



一塁(1B)右翼(RF)
























2016OAK4240021.000570001.000
20174335229241.99512213011.000
20181621403847115.995-
2019127102390895.993-
20206039348130.995-
2021152115673698.995-
2022ATL16212091018104.994-
20231621194968124.994-
MLB872675452140609.99517283011.000
  • 2023年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 各年度の太字年ゴールドグラブ賞受賞

タイトル

表彰

記録

背番号

  • 13(2016年)
  • 28(2017年 - )

脚注

関連項目

外部リンク

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