ベランジェ・レーモン1世 (プロヴァンス伯)

ベランジェ・レーモン1世フランス語:Bérenger Raimond I, 1115年ごろ - 1144年)は、プロヴァンス伯(在位:1131年 - 1144年)。カタルーニャ語名はバランゲー・ラモン(Berenguer Ramon)。

ベランジェ・レーモン1世
Bérenger Raimond I
プロヴァンス伯
在位1131年 - 1144年

出生1115年ごろ
死去1144年
メルグイユ伯領
配偶者メルグイユ女伯ベアトリス
子女レーモン・ベランジェ2世
家名バルセロナ家
父親バルセロナ伯ラモン・バランゲー3世
母親プロヴァンス女伯ドゥース1世
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生涯

ベランジェ・レーモン1世はバルセロナ伯ラモン・バランゲー3世プロヴァンス女伯ドゥース1世の息子である。ベランジェ・レーモンは1131年から1167年まで続くプロヴァンス伯家の祖となった。プロヴァンスはその後アラゴン王アルフォンソ2世により、アラゴン=バルセロナ家のものとなった。

1131年に父ラモン・バランゲー3世が死去し、兄ラモン・バランゲー4世バルセロナ、タラゴナ、ジローナ、ウゾーナ、サルダーニャ、バザルー、カルカッソンヌおよびラゼスを継承し、ベランジェ・レーモンはプロヴァンス伯となった[1]

1141年、ベランジェ・レーモンはジェノヴァとの戦いにおいて戦死した。

結婚と子女

ベランジェ・レーモンはメルグイユ女伯ベアトリスと結婚し、1男が生まれた。

1144年にベランジェ・レーモン1世が死去した後、レーモン・ベランジェ2世が伯位を継承したが、幼少であったため伯父ラモン・バランゲー4世が後見人となった[1]

脚注

参考文献

  • Berenguer Ramon I de Provença”. Enciclopèdia.cat. 2022年11月3日閲覧。
  • Figueres, José María (2003). Història contemporània de Catalunya. Editorial UOC. p. 271. ISBN 8483187736 
先代
レーモン・ベランジェ1世
プロヴァンス伯
1131年 - 1144年
次代
レーモン・ベランジェ2世