ヘスス・ルサルド

1997年にペルーの首都リマで生まれた^[3]。家族のほとんどはベネズエラ出身であり^[4]、ルサルド自身もベネズエラ系と認識している。1歳のときに家族はアメリカのフロリダ州マイアミ都市圏に移住、その後パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高等学校（英語版）に進学する。ドラフト直前の2016年3月に左肘関節尺側側副靱帯（英語版）(UCL)損傷により、トミー・ジョン手術を行った。手術前までは高校生ナンバーワン左腕という評価で、1巡目指名が予想されていた^[4]。

2016年のMLBドラフト3巡目（全体94位）でワシントン・ナショナルズから指名されプロ入り。契約金は140万ドル。ペルー出身の選手がMLBドラフトで指名されて契約するのは1990年以降初めて^[4]。2016年は前述の手術のリハビリに専念するシーズンとなった。

手術から約15ヶ月後の2017年6月28日にルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ナショナルズ（英語版）で先発しプロデビュー。

2017年7月16日にショーン・ドゥーリトル、ライアン・マドソンとのトレードで、ブレイク・トレイネン、シェルドン・ノイジーと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した^[5]。移籍直後はルーキー級アリゾナリーグ・アスレチックス（英語版）に所属し、8月11日にA-級バーモント・レイクモンスターズ（英語版）に昇格した。このシーズンは3チーム合計で12試合に登板（11先発）・43.1回を投げ、2勝1、・防御率1.66を記録した。

2018年のシーズン前に、ルサルドはチームトッププロスペクトにランク付けされた^[6]。開幕をA+級ストックトン・ポーツで迎え、4月24日にAA級ミッドランド・ロックハウンズに昇格^[7][8]。7月に行われたオールスター・フューチャーズゲームで世界選抜として選出された^[9]。8月6日にAAA級ナッシュビル・サウンズに昇格^[10]。このシーズンは3球団合計で23先発・109.1回を投げ、10勝5敗、防御率2.88、129奪三振を記録した。

2019年、マイナーでは主にAAA級ラスベガス・アビエイターズ^[11]でプレーし、11試合（先発9試合）に登板して2勝1敗、防御率2.51、57奪三振を記録した。9月9日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると^[12]、11日のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー^[13]。

2021年7月28日にスターリング・マルテと金銭とのトレードで、マイアミ・マーリンズへ移籍した^[14]。

最速99.8mph^[15]（約160.6km/h）・平均90mph中盤の速球と、スライダー、カーブ、チェンジアップを持ち球とする^[16]。

• 2023年度シーズン終了時

• 2023年度シーズン終了時

MiLB

• オールスター・フューチャーズゲーム選出：1回（2018年）

• 44（2019年 - ）

• 2023 ワールド・ベースボール・クラシック・ベネズエラ代表

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• ペルー出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
• トミー・ジョン手術を受けた野球選手一覧（英語版）

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