ヘスス・サンチェス (外野手)

経歴

2014年6月にタンパベイ・レイズと契約してプロ入り^[1]。

2015年に傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・レイズでプロデビュー。61試合に出場して打率.335、4本塁打、45打点、8盗塁を記録した。

2016年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズとアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズ（英語版）でプレーし、2球団合計で56試合に出場して打率.329、7本塁打、39打点、2盗塁を記録した。

2017年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズ（英語版）でプレーし、117試合に出場して打率.305、15本塁打、82打点、7盗塁を記録した。

2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは57位、レイズの組織内では4位にランクインした^[2]^[3]。シーズンではA+級シャーロット・ストーンクラブズとAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、2球団合計で117試合に出場して打率.282、11本塁打、75打点、7盗塁を記録した。また、7月にはオールスター・フューチャーズゲームの世界選抜に選出された^[4]。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした^[5]。

2019年は開幕をAA級モンゴメリーで迎え、7月にはAAA級ダーラム・ブルズへ昇格した。

2019年7月31日にニック・アンダーソン、トレバー・リチャーズとのトレードで、ライン・スタネックと共にマイアミ・マーリンズへ移籍した^[6]。移籍後は傘下のAAA級ニューオーリンズ・ベビーケークスに配属され、移籍前を含めた2球団合計で113試合に出場して打率.260、13本塁打、63打点、5盗塁を記録した。

2020年8月21日にメジャー初昇格を果たし^[7]、同日のワシントン・ナショナルズ戦では「8番・右翼手」で先発出場してメジャーデビュー（この試合での結果は4打数無安打）^[8]。

2022年オフにはドミニカに派遣され、同国のウィンターリーグに参加し、トロス・デル・エステに所属している。

守備や走塁の精度にはまだ課題を残すが、5ツールプレイヤーの外野手として期待されている。若いドミニカンにありがちな早打ちタイプではなく、抜群のミートセンスを誇り、将来的にはリードオフ、もしくはパワーを増して打線の中軸を担うと予想するスカウトも多い^[9]^[10]。

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	三塁打	本塁打	塁打	打点	盗塁	盗塁死	犠打	犠飛	四球	敬遠	死球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2020	MIA	10	29	25	1	1	1	0	0	2	2	0	0	0	0	4	0	0	11	1	.040	.172	.080	.252
2021		64	251	227	27	57	8	2	14	111	36	0	1	0	1	20	3	3	78	2	.251	.319	.489	.808
2022		98	343	313	38	67	14	3	13	126	36	1	0	0	1	26	0	3	92	7	.214	.280	.403	.683
2023		125	402	360	43	91	23	3	14	162	52	3	1	1	1	38	1	2	107	12	.253	.327	.450	.777
MLB：4年		297	1025	925	109	216	46	8	41	401	126	4	2	1	3	88	4	8	288	22	.234	.305	.434	.739

年度	球団	左翼（LF）						中堅（CF）						右翼（RF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2020	MIA	-						-						10	17	0	1	0	.944
2021		21	43	0	1	0	.977	-						41	77	3	4	0	.952
2022		12	12	0	0	0	1.000	78	156	5	1	0	.994	1	0	0	0	0	----
2023		8	12	1	0	1	1.000	9	13	1	0	0	1.000	106	165	4	3	0	.983
MLB		41	67	1	1	1	.986	87	169	6	1	0	.994	158	259	7	8	0	.971