プレイング・ジ・エンジェル

デペッシュ・モードのアルバム

プレイング・ジ・エンジェル』 (Playing the Angel) はイギリスの音楽グループ、デペッシュ・モードの11枚目のアルバム。2005年10月17日発売。

『プレイング・ジ・エンジェル』
デペッシュ・モードスタジオ・アルバム
リリース
録音2005年
ジャンルインダストリアル・ロックオルタナティヴ・ロックシンセポップ
時間
レーベルミュート / サイアー
プロデュースベン・ヒリアー
デペッシュ・モード アルバム 年表
エキサイター
(2001年)
プレイング・ジ・エンジェル
(2005年)
サウンズ・オブ・ザ・ユニヴァース
(2009年)
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背景

2003年4月にマーティン・ゴアが『カウンターフィート(2)』、6月にデイヴ・ガーンが『ペーパー・モンスターズ』(デイヴは自身初の作詞作曲に挑戦)とそれぞれ初のソロアルバムをリリースし、ソロ活動を活発化させていく。アンディ・フレッチャー2002年に自ら立ち上げたレーベルToast Hawaiiにて、クライアントというシンセポップデュオをデビューさせ、自らプロデュースも担当するなど、デペッシュ・モードとしての活動は半ば休止状態となるが、2004年末にバンドは再始動する。

制作

プロデューサーにはブラーダヴズ、エルボーとの仕事で知られるベン・ヒリアーが起用され、レコーディングは2005年1月から、サンタバーバラのサウンド・デザイン・スタジオで11週間、ニューヨークのストラトスフィア・サウンドで5週間、ミキシングはロンドンで6週間かけて行われた。アルバム完成までのスピードはバンド史上最短だった。

概要

ソロ活動で得た経験を活かし、このアルバムから初めてデイヴがソングライティングに参加。「サファー・ウェル」、「アイ・ウォント・イット・オール」、「ナッシングス・インポッシブル」の歌詞を書き上げた。このことについてデイヴは「今回のアルバムで、初めて自分がバンドの一員だと思うことができた」と語っている。ちなみに『プレイング・ジ・エンジェル』というタイトルは、アルバム最終曲「ザ・ダーケスト・スター」の歌詞の一節から採られた。

商業的には全英初登場6位[1]で、発売初週で32,500枚を売り上げ[2]ビルボードでは全米7位を記録[3]、発売初週で98,000枚を売り上げ[4]、欧州各国でも初登場1位を獲得した。

収録曲

全曲マーティン・ゴアによる作詞作曲 (#3, #7, #8はデイヴ・ガーン、クリスチャン・エイグナー、アンドリュー・フィルポットによる共作)

  1. ア・ペイン・ザット・アイム・ユースト・トゥ / A Pain That I'm Used To - 4:11
  2. ジョン・ザ・レヴェレーター / John the Revelator - 3:42
  3. サファー・ウェル / Suffer Well - 3:49
  4. ザ・シナー・イン・ミー / The Sinner in Me - 4:56
  5. プレシャス / Precious - 4:10
  6. マクロ / Macro - 4:03
  7. アイ・ウォント・イット・オール / I Want It All - 6:09
  8. ナッシングス・インポッシブル / Nothing's Impossible - 4:21
  9. イントロスペクター / Introspectre - 1:42
  10. ダメージド・ピープル / Damaged People - 3:29
  11. リリアン / Lilian - 4:49
  12. ザ・ダーケスト・スター / The Darkest Star - 6:55

ボーナス・トラック

  1. フリー / Free - 5:11 (日本盤)
  2. Clean (Bare) - 3:48 (DVD盤)
  3. Waiting for the Night (Bare) (iTunes予約者のみ)

参加ミュージシャン

その他ミュージシャン

  • デイヴ・マクラーケン - ピアノ (#12)

脚注

外部リンク


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