プリンセスカップ (岩手競馬)

プリンセスカップは、岩手県競馬組合が施行する地方競馬重賞競走(M1)である。正式名称は「サンケイスポーツ杯 プリンセスカップ」、サンケイスポーツを刊行する産業経済新聞社が優勝杯を提供している。

プリンセスカップ
開催国日本の旗 日本
主催者岩手県競馬組合
競馬場盛岡競馬場
創設1984年
2023年の情報
距離ダート1400m
格付けM1
賞金1着賞金500万円
出走条件サラブレッド系2歳牝馬、地方全国交流
負担重量定量(54kg)
出典[1]
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概要

1984年盛岡競馬場のダート1100mのサラブレッド系3歳(現2歳)の牝馬、岩手所属馬限定の特別競走「プリンセスカップ」として創設。第3回から第19回まで第9回を除き水沢競馬場で施行されていたが、第20回から第28回まで盛岡とその都度変更されていた。特別競走時代の開催時期は幾度も変更されている。

2012年からGRANDAME-JAPAN2歳シーズンの対象レースとして地方競馬全国交流の重賞競走に昇格。施行条件は水沢競馬場ダート1400mとなり、開催時期は11月下旬から12月上旬に変更された。

2016年に岩手競馬で重賞格付け制度が開始され、M2に格付けされた。

2021年からは盛岡競馬場での開催に変更された。

2022年からはM1に格上げされ、1着賞金は前年の倍の500万円となった。

条件・賞金(2023年)

出走条件
サラブレッド系2歳牝馬、地方全国交流。
負担重量
定量(54kg)
賞金等
賞金額は1着500万円、2着175万円、3着100万円、4着65万円、5着35万円、着外手当は2万5000円[2]
副賞
岩手日日新聞社賞、日本軽種馬協会会長賞、開催執務委員長賞[1][2]

歴代優勝馬

全てダート1400mで施行。

回数施行日競馬場優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師馬主
第29回2012年12月1日水沢ブリリアントロビン牝2水沢1:29.2小林俊彦佐藤祐司千葉重雄
第30回2013年12月2日水沢カクシアジ牝2北海道1:27.4岩橋勇二田中淳司(有)下河辺牧場
第31回2014年12月1日水沢ミラクルフラワー牝2北海道1:27.7松井伸也齊藤正弘簗詰幸子
第32回2015年11月30日水沢サプライズハッピー牝2盛岡1:28.9山本聡哉櫻田浩三西村專次
第33回2016年11月28日水沢スターインパルス牝2浦和1:30.6吉原寛人小久保智坂本順子
第34回2017年11月26日水沢エグジビッツ牝2北海道1:27.2岩橋勇二田中淳司西森鶴
第35回2018年11月26日水沢シェリーアモール牝2北海道1:27.9山本聡哉山口竜一吉橋英隆
第36回2020年11月30日水沢ゴールデンヒーラー牝2水沢1:27.7山本聡哉佐藤祐司平賀敏男
第37回2021年11月14日盛岡レディーアーサー牝2北海道1:25.7服部茂史田中淳司会田裕一
第38回2022年11月13日盛岡フジラプンツェル牝2水沢1:25.8山本政聡瀬戸幸一(有)富士ファーム
第39回2023年10月29日盛岡コモリリーガル牝2北海道1:27.4村上忍米川昇子守貴久

脚注

出典

各回競走結果の出典