ブロー・ザ・マン・ダウン-女たちの協定-
『ブロー・ザ・マン・ダウン〜女たちの協定〜』(原題:Blow the Man Down)は2019年に公開されたアメリカ合衆国のスリラー映画である。監督はダニエル・クルーディとブリジット・サヴェージ・コール、主演はモーガン・セイラーが務めた。
ブロー・ザ・マン・ダウン〜女たちの協定〜 | |
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Blow the Man Down | |
監督 | ダニエル・クルーディ ブリジット・サヴェージ・コール |
脚本 | ダニエル・クルーディ ブリジット・サヴェージ・コール |
製作 | ティム・へディントン ドリュー・ハウプト アレックス・シャーフマン リア・ブーマン |
製作総指揮 | アルバート・バーガー ルーカス・ホアキン ロン・イェルザ |
出演者 | モーガン・セイラー ソフィー・ロウ マーゴ・マーティンデイル ジューン・スキッブ |
音楽 | ジョーダン・ダイクストラ ブライアン・マコンバー |
撮影 | トッド・バンハズール |
編集 | マーク・ビベス |
製作会社 | シークレット・エンジン タンゴ・エンターテインメント |
配給 | アマゾン・スタジオズ |
公開 | 2020年3月20日 |
上映時間 | 91分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
本作は日本国内で劇場公開されなかったが、Amazonプライム・ビデオでの配信が行われている[2]。
概略
メイン州にある小さな漁師町、イースター・コーヴ。同地に暮らすコノリー姉妹(メアリー・ベスとプリシラ)は母親の死から立ち直れずにいた。そんなある日、メアリー・ベスはバーで出会った男性とトラブルになり、勢い余って男性を刺殺してしまった。パニック状態になったメアリー・ベスはプリシラに助けを求めた。2人は男の死体を海に捨てることにしたが、後始末が不十分だったため、事件は警察の知るところとなった。逮捕されまいと必死であがいているうちに、姉妹はイースター・コーヴと亡き母親に関わる暗い秘密を知るのだった。
キャスト
- モーガン・セイラー - メアリー・ベス・コノリー(吹替:田野アサミ)
- ソフィー・ロウ - プリシラ・コノリー
- マーゴ・マーティンデイル - エニッド・ノーラ・デヴリン
- ジューン・スキッブ - スージー・ギャラガー
- アネット・オトゥール - ゲイル・マグワイア
- エボン・モス=バクラック - ゴルスキ
- ゲイル・ランキン - アレクシス
- スキップ・サダス - コレッティ
- マルセリーヌ・ヒューゴ - ドリーン・バーク
- ウィル・ブリテン - ジャスティン・ブレナン
- デヴィッド・コフィン - 歌う漁師
- トーマス・キー - デクラン・クロウリー
製作
2018年2月、本作の主要撮影がメイン州で始まった[3]。2019年3月30日、ジョーダン・ダイクストラとブライアン・マコンバーが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[4]。
公開・マーケティング
2019年4月26日、本作はトライベッカ映画祭でプレミア上映された[5]。8月15日、アマゾン・スタジオズが本作の全世界配信権を獲得した[6]。9月12日、第44回トロント国際映画祭で本作の上映が行われた[7]。2020年2月5日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[8]。
評価
本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには75件のレビューがあり、批評家支持率は99%、平均点は10点満点で7.68点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「演出は巧妙で、ストーリーも面白くかつオリジナリティがある。『ブロー・ザ・マン・ダウン〜女たちの協定〜』という傑作を見逃すべきではない。」となっている[9]。また、Metacriticには18件のレビューがあり、加重平均値は72/100となっている[10]。