フレデルナ
フレデルナ（ドイツ語：Frederuna, フランス語：Frédérune/Frérone, 887年 - 917年）は、西フランク王シャルル3世の最初の王妃[1]。
| フレデルナ Frederuna | |
|---|---|
| 西フランク王妃 | |
| 在位 | 907年 - 917年 |
| 出生 | 887年 東フランク王国、ゴスラー |
| 死去 | 917年2月10日 西フランク王国、ロートリンゲン |
| 埋葬 | 西フランク王国、ランス、サン＝レミ聖堂 |
| 結婚 | 907年 |
| 配偶者 | 西フランク王シャルル3世 |
| 子女 | エルマントルド フレデルナ アデライード ジゼル ロトルード ヒルデガルド |
| 家名 | イメディング家 |
| 父親 | ヴェストファーレン伯ディートリヒ |
| 母親 | ギーゼラ・フォン・ロートリンゲン |
生涯
フレデルナは、ヴェストファーレン伯ディートリヒとギーゼラ・フォン・ロートリンゲンの間の娘である。ドイツ王ハインリヒ1世の王妃マティルデの異母姉にあたる。また、兄弟にシャロン＝シュル＝マルヌ司教ブーヴ2世がいる[2]。907年に西フランク王シャルル3世と結婚し[3]、以下の6人の娘をもうけた[4]。
- エルマントルド（908/16年 - ） - ロタリンギア宮中伯ゴットフリートと結婚。下ロタリンギア副公ゴットフリート1世の母。
- フレデルナ
- アデライード
- ジゼル - ノルマンディー公ロロと結婚
- ロトルード
- ヒルデガルド
フレデルナは917年に死去し[5]、シャルル3世は919年にイングランド王エドワード長兄王の娘エドギフと結婚した[6]。