ピナール・デル・リオ

キューバの都市

ピナール・デル・リオ(Pinar del Río)は、キューバの都市。人口190,532人(2004年)。キューバ最西部に位置し、ピナール・デル・リオ州の州都である。この町の住民はPinareñosとよばれる。ピナール・デル・リオはタバコ農園地帯の中心に位置しており、多くのタバコ工場がある、タバコの町である。この町は特に葉巻によって知られている。ピナール・デル・リオ大学がある。

ピナール・デル・リオ

Pinar del Río
基礎自治体
北緯22度24分44秒 西経83度40分19秒 / 北緯22.41222度 西経83.67194度 / 22.41222; -83.67194 西経83度40分19秒 / 北緯22.41222度 西経83.67194度 / 22.41222; -83.67194
キューバの旗 キューバ
ピナール・デル・リオ州
設置1774
面積
 • 基礎自治体708 km2
 • 都市
70.7 km2
標高
60 m
人口
(2004).[2]
 • 基礎自治体190,532人
 • 密度269.1人/km2
 • 都市部
152,200人
 • 都市部密度2,152.8人/km2
等時帯UTC-5 (EST)
 • 夏時間UTC-4 (EDT)
市外局番+53-48
HighwaysCarretera Central
ウェブサイトPinar del Río webpage
Tobacco plantation

歴史

ピナール・デル・リオはスペイン人によって設立されたキューバの最後の主要都市の一つであった。この町及び州は、マニラ・ガレオンによって大量に流入してきたフィリピン人の入植地として作られたため、ヌエバ・フィリピーナ(新フィリピンの意)の名で建設された。彼らはこの土地にタマリンドをもたらした。チーノス・マニラとして知られるこの人々は、フィリピンの北イロコス州南イロコス州タルラック州カガヤン州などの出身であり、現在ではタバカレラなどで知られるフィリピンのタバコプランテーションの労働者だった。世界的に有名なLa Flor de Isabela葉巻は当初フィリピンで作られていたが、生産の中心をキューバにシフトさせ、これによってピナール・デル・リオは世界有数のタバコ産地となった。1774年にヌエバ・フィリピーナはピナール・デル・リオと改称された。

出身人物

脚注

外部リンク