ピアース・ブロスナン

アイルランドの俳優

ピアース・ブレンダン・ブロスナン(Pierce Brendan Brosnan OBE, 1953年5月16日 - )は、アイルランド出身の俳優、映画プロデューサー。

ピアース・ブロスナン
Pierce Brosnan
Pierce Brosnan
2017年
本名Pierce Brendan Brosnan
生年月日 (1953-05-16) 1953年5月16日(71歳)
出生地アイルランドの旗 アイルランドドラハダ
国籍アイルランドの旗 アイルランド
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国(2004年より)
身長187cm
職業俳優
ジャンル俳優、映画プロデューサー
活動期間1975年 -
配偶者カサンドラ・ハリス
(1980年 - 1991年、死別)
キーリー・シェイ・スミス英語版
(2001年 - )
著名な家族ショーン・ブロスナン(長男)
ディラン・ブロスナン(次男)
パリス・ブロスナン(三男)
主な作品
映画

テレビドラマ
探偵レミントン・スティール
 
受賞
ヨーロッパ映画賞
世界的貢献賞
2016年
ゴールデンラズベリー賞
最低助演男優賞
2009年マンマ・ミーア!
その他の賞
サターン賞最優秀主演男優賞(1998年)
ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(1998年)
エンパイア賞最優秀男優賞(2000年)
大英帝国勲章受章(2003年
備考
5代目ジェームズ・ボンド
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略歴

アイルランド共和国ドラハダで、看護師のメイと大工のトーマス・ブロスナンの間に生まれナヴァンで育つ。ピアースが生まれて間もない頃に父は家を出ていき、母は資格を取るためにイギリスへ渡る。その間、幼い頃は親戚の家をたらい回しにされていた。この当時のことを本人も「いったい自分の家庭はどこにあるのだろうと別離の寂しさを毎日、味わっていた」と語っている。4歳の時から母方の祖父母に育てられ、6歳の頃に祖父母が亡くなり下宿に引き取られるまで親戚の間を転々としていた。11歳でイギリスに渡り、12歳の時に母が戻ってくるが良好な関係は望めず、すぐに家出をする。そしてサーカス団に流れ着き、アクロバットや火吹きなど一発芸で稼ぎつつ、画家を志して夜間の美術学校へ通い始めた。学校を卒業した後、画家を志すが17~18歳の頃に友人に連れて行ってもらった劇場で演技に開眼し、ドラマセンター・ロンドン(現、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ)で演劇を学んだ。1982年から1987年までアメリカNBCで放映されたテレビドラマ『探偵レミントン・スティール』で主役を演じ、知名度が上がった[1]

1995年に007シリーズ第17作『007 ゴールデンアイ』にジェームズ・ボンド役で主演し、国際的に有名になった。1997年の『007 トゥモロー・ネバー・ダイ[2]では、サターン賞主演男優賞を受賞した。同年、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームにおいて星(星形のプレート)を獲得した[3]

2002年、第55回カンヌ国際映画祭でのブロスナン

2003年7月、英国への優れた貢献を認められ、エリザベス2世から名誉大英勲章第4位を与えられる[4]。ブロスナンはアイルランド国民なので、英国民にだけ与えられる「full honour」を受ける資格はない[5]

2008年の映画『マンマ・ミーア!』では、ゴールデンラズベリー賞に選ばれた[6]

5代目ジェームズ・ボンド

3代目ボンドのロジャー・ムーアがボンド役を引退したあとの1986年に、主演ドラマ『探偵レミントン・スティール』を終えたばかりだったブロスナンはボンド役のオファーを受ける[7]。このドラマは視聴率低下で打ち切られるが、イオン・プロMGMがブロスナンに関心を持っていることが分かると、放映局のNBCはブロスナンとの契約オプションを行使する荒業に出る。『探偵レミントン』にテコ入れをしての再開が決まり、ボンド役を辞退しなければならなかった[8]。彼は当時33歳だった。ブロスナンをボンド役としてプロデューサーのアルバート・R・ブロッコリに推薦したのは、当時の妻のカサンドラ・ハリスだった[9]。ブロッコリはブロスナンがボンド映画前後に、ドラマ長編エピソードを数本撮影できる契約を取り付けようとするが、NBCと制作会社のMTM Enterprisesは拒否し、自身の条件を提示した。ここでブロッコリはブロスナン起用を諦め、ボンド役はティモシー・ダルトンに決まった。ダルトン主演で2つの作品が作られたが、2作目の『007 消されたライセンス』は、批評家からの高い評価にもかかわらず、興行的には期待外れの結果に終わった。1991年に007シリーズの著作権を巡って法的な争いとなり、次作の製作は6年間中断し、その間にダルトンは6年契約が終了した。1994年4月12日、ダルトンはボンド役の降板を発表し、イオン・プロとMGMもそれを受諾した。そしてブロスナンが1994年6月7日にボンド役を手に入れる[10]

ブロスナンは、ジェームズ・ボンドを演じ続けることでイメージが固定してしまう危険に気付いており、ボンド役を引き受けたときに『007』シリーズに出る合間に他の映画にも出演する許可をイオン・プロに求めた。このため、映画『マリオネット・ゲーム』など『007』シリーズ以外のいろいろな映画に参加している(プロデュース作品も含む)。これらの作品で特に成功した映画としては、『007』シリーズと同じくMGMが製作した『トーマス・クラウン・アフェアー』をあげることができる。

ダイ・アナザー・デイ』出演後もボンド役を続けることを切望していたが[11][12][13][14]、交渉で行き詰まり、2004年7月に自ら降板を申し出、MGMは慰留したが最後には同意し、[15][16]ダニエル・クレイグが6代目ボンドに起用された。ブロスナンは初代のコネリーに次ぐ人気を博したが、出演したシリーズ作品は4作と、2代目のジョージ・レーゼンビー(『女王陛下の007』の1作のみ)、4代目のダルトン(『007 リビング・デイライツ』『007 消されたライセンス』の2作)に続いて歴代で3番目に少ない[17]

映画以外にも『マペット放送局』に本人役でゲスト出演し、マペットキャラを相手に乱闘めいた寸劇を繰り広げるなどしてコミカルな一面を披露したことがあった。

人物

お気に入りの本は「怒りの葡萄[18]

初めて見た『007』シリーズはショーン・コネリー(初代)主演の『ゴールドフィンガー』。

11歳で既に180cm近い長身であり、学校ではいじめの対象になっていた。

閉所恐怖症であり『ダンテズ・ピーク』のとあるシーンの撮影でかなり苦労していた。

以前までは喫煙者であったが、5代目ジェームズ・ボンドの役を引き受けたのを機に禁煙している。以降は役作りのみに制限されている。

純粋なカトリック教徒であり自宅近くの教会のミサに定期的に出席している。

私生活

1980年に最初の妻カサンドラ・ハリス(『007 ユア・アイズ・オンリー』のボンドガール)と結婚したが、1991年に死別[19]2001年にキーリー・シェイ・スミスと再婚[20][21][22]

子供は、義理の子供(カサンドラの連れ子)シャルロットとクリストファー、カサンドラとの間に生まれた実子ショーン、キーリーとの間に生まれた実子ディランとパリスがいる[23]。シャルロットは俳優[24]、クリストファーは助監督や俳優として活動[25][26]。2013年6月28日、シャルロットは41歳でカサンドラと同じく卵巣がんで亡くなった。

16歳の頃まで、自分をゲイだと思っていたことを告白している[27]

2001年から、ユニセフのアイルランド国内大使を務めている[28][29][30]。また、非営利環境保護団体シーシェパードを支持している[31]

不祥事 

2023年12月26日にイエローストーン国立公園の立ち入り禁止区域に入ったとされる2件の容疑で起訴され、2024年1月23日にハイキングしていたことを認めた。2か月前には、11月にイエローストーン国立公園の立ち入り禁止区域であるマンモス・テラスへ侵入したことを否定し、無罪を主張していたが、14日(木)ワイオミング州の法廷で有罪を認めたことにより、約1500ドル(約22万円)の罰金を命じられた。支払われた額は、同公園の保護活動を行う非営利団体に回されるという。

ピアースは、立ち入り禁止の標識を無視した罪にも問われていたが、有罪を申し立てたことにより、取り下げとなった。

ワイオミング州からモンタナ州とアイダホ州にまたがるイエローストーン国立公園を訪れる人々は、遊歩道やトレイルから外れることを禁止されており、立ち入り禁止区域に入り込んだ罪で有罪となった場合、最長6カ月の懲役と最高5000ドル(約70万円)の罰金を科される可能性がある。 1800年代以降、イエローストーン国立公園のサーマルエリアでは少なくとも22人が死亡している。

ピアースは、新作の撮影のため同地に滞在していた際に、同公園を訪れたと考えられている。

フィルモグラフィ

映画

公開年邦題
原題
役名備考日本語吹替
1980年Murphy's StrokeEdward O'Gradyテレビ映画N/A
長く熱い週末
The Long Good Friday
IRAの殺し屋田中秀幸
クリスタル殺人事件
The Mirror Crack'd
ジェイミークレジットなし
1986年ノーマッズ
Nomads
ジョシュア・ボミエ
1987年第四の核
The Fourth Protocol
アレクセイ・ペトロフスキー(日本語吹替版なし)
1988年孤独のヒーロー/タフィン
Taffin
タフィン
デシーバーズ/暗黒の大地
The Deceivers
ウィリアム・サヴェージ別題『恐怖の秘密結社・デシーバーズ』関俊彦(テレビ東京版)
1989年トラップ・ゲーム
The Heist
ニール・スキナーテレビ映画
1990年ジョンソンの生き方
Mister Johnson
ハリー・ラドベック
1991年殺人調書101
Murder 101
チャーリー・ラティモアテレビ映画
アンダー・サスピション/疑惑の行方
Victim of Love
ポール・トムリンソンテレビ映画
1992年バーチャル・ウォーズ
The Lawnmower Man
ローレンス・アンジェロ田中秀幸
ファイナル・ゲーム
Entangled
ギャラバン
ライブ・ワイヤー
Live Wire
ダニー・オニール
1993年ミセス・ダウト
Mrs. Doubtfire
スチュワート・ダンマイア堀秀行(ソフト版)
堀内賢雄テレビ朝日版)
有本欽隆フジテレビ版)
テロリスト・ゲーム
Death Train
マイケル・グラハムテレビ映画佐藤祐四(ソフト版)
大塚明夫テレビ東京版)
神谷明(機内上映版)
ブロークン・チェーン
The Broken Chain
ウィリアム・ジョンソンテレビ映画
1994年めぐり逢い
Love Affair
ケン・アレン田中正彦
偽りのプロフィール
Don't Talk to Strangers
パトリック・ブロディテレビ映画
1995年テロリスト・ゲーム2/危険な標的
Night Watch
マイケル・グラハムテレビ映画山寺宏一(ソフト版)
江原正士(フジテレビ版)
007 ゴールデンアイ
007 GoldenEye
ジェームズ・ボンド神谷明(ソフト版)
田中秀幸(テレビ朝日版)
1996年マンハッタン・ラプソディ
The Mirror Has Two Faces
アレックス大塚芳忠
マーズ・アタック!
Mars Attacks!
ドナルド・ケスラー森功至(ソフト版)
小杉十郎太(テレビ東京版)
1997年ダンテズ・ピーク
Dante's Peak
ハリー・ダルトン神谷明(ソフト版)
田中秀幸(テレビ朝日版)
ロビンソン・クルーソー
Robinson Crusoe
ロビンソン・クルーソー日本劇場未公開磯部勉
007 トゥモロー・ネバー・ダイ
Tomorrow Never Dies
ジェームズ・ボンド神谷明(ソフト版)
江原正士(フジテレビ版)
田中秀幸(テレビ朝日版)
1998年魔法の剣 キャメロット
Quest for Camelot
アーサー王声の出演長谷川初範
ネフュー
The Nephew
ジョー・ブレイディ兼製作中田譲治
1999年トーマス・クラウン・アフェアー
The Thomas Crown Affair
トーマス・クラウン兼製作江原正士(ソフト版)
田中秀幸(フジテレビ版)
007 ワールド・イズ・ノット・イナフ
The World Is Not Enough
ジェームズ・ボンド横島亘(ソフト版)
田中秀幸(テレビ朝日版)
2000年ドルフィン・ブルー 〜地球の楽園〜
Dolphins
ナレーション
2001年テイラー・オブ・パナマ
The Tailor of Panama
アンドリュー“アンディ”・オズナード大塚芳忠
2002年エヴリン
Evelyn
デズモンド・ドイル兼製作
日本劇場未公開
別題『天使の約束』、『ピアース・ブロスナン エヴリンの祈り』
007 ダイ・アナザー・デイ
Die Another Day
ジェームズ・ボンド横島亘(ソフト版)
田中秀幸(テレビ朝日版)
2004年ダイヤモンド・イン・パラダイス
After the Sunset
マックス・バデット横島亘(ソフト版)
田中秀幸(テレビ東京版)
惹かれあいの法則
Laws of Attraction
ダニエル・ラファティ兼製作総指揮
日本劇場未公開
(日本語吹替版なし)
2005年ザ・スナイパー
The Matador
ジュリアン・ノーブル兼製作
ゴールデングローブ賞 主演男優賞ノミネート
日本劇場未公開
青山穣
2006年セラフィム・フォールズ
Seraphim Falls
ギデオン日本劇場未公開大塚芳忠
2007年あぁ、結婚生活
Married Life
リチャード・ラングレイ横島亘
マリオネット・ゲーム
Butterfly On A Wheel
トム・ライアン兼製作
日本劇場未公開
2008年マンマ・ミーア!
Mamma Mia!
サムゴールデンラズベリー賞 最低助演男優賞受賞田中秀幸
トーマスをすくえ!! ミステリーマウンテン
The Great Discovery
ナレーション英米版
2009年オーシャンズ
Océans
ナレーター英語版
グレイティスト
The Greatest
アーロン・ブリュワー兼製作総指揮
日本劇場未公開
(日本語吹替版なし)
2010年パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々
Percy Jackson & the Olympians: The Lightning Thief
ブルナー先生 / ケイローン大塚明夫
ゴーストライター
The Ghost Writer
アダム・ラングサテライト賞 助演男優賞ノミネート
ロンドン映画批評家協会賞 英国助演男優賞ノミネート
てらそままさき
リメンバー・ミー
Remember Me
チャールズ・ホーキンス横島亘
2011年サルベーション
Salvation Boulevard
ダン・デイ(日本語吹替版なし)
ケイト・レディが完璧な理由
I Don't Know How She Does It
ジャック・アベルハンマー横島亘
2012年愛さえあれば
Den Skaldede Frisør
フィリップ(日本語吹替版なし)
2013年ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!
The World's End
ガイ・シェパード仲野裕
2014年幸せになるための5秒間
A Long Way Down
マーティン・シャープ日本劇場未公開(日本語吹替版なし)
ラブ・パンチ
The Love Punch
リチャード・ジョーンズ相沢まさき
スパイ・レジェンド
The November Man
ピーター・デヴェロー兼製作総指揮田中秀幸[32]
おとなのワケあり恋愛講座
Some Kind of Beautiful
リチャード・ヘイグ兼製作総指揮
2015年サバイバー
Survivor
時計屋
クーデター
No Escape
ハモンド
ノエル クリスマスに生まれた奇跡
A Christmas Star
Mr.シェパード
2016年ザ・コントロール
Urge
謎の男日本劇場未公開(日本語吹替版なし)
サイバー・リベンジャー
I.T.
マイク・リーガン田中秀幸
2017年さよなら、僕のマンハッタン
The Only Living Boy in New York
イーサン・ウェブ(日本語吹替版なし)
ザ・フォーリナー/復讐者
The Foreigner
リアム・ヘネシー田中秀幸
2018年ミッシング・レポート
Spinning Man
ロバート・マロイ刑事日本劇場未公開(日本語吹替版なし)
マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー
Mamma Mia! Here We Go Again
サム田中秀幸
ファイナル・スコア
Final Score
ディミトリ・ベロフ仲野裕
2020年ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜
Eurovision Song Contest: The Story of Fire Saga
エリック・エリックスソンNetflixオリジナル映画田中秀幸
2021年リバーダンス・アドベンチャー
Riverdance: The Animated Adventure
パトリック
祖父
声の出演
Netflixオリジナル映画
ザ・ミスフィッツ
The Misfits
リチャード・ペイス兼製作総指揮横島亘
フォルス・ポジティブ
False Positive
ジョン・ヒンドル博士
シンデレラ
Cinderella
ローワン国王中博史[33]
2022年The King's Daughterルイ14世
ブラックアダム
Black Adam
ケント・ネルソン / ドクター・フェイト田中秀幸[34]
アウト・ロー ~ギリ義理ファミリー~
The Out-Laws
ビリー・マクダーモット

テレビ

放送年邦題
原題
役名備考日本語吹替
1980年悪魔の異形
Hammer House of Horror
Last Victim第9話 "Carpathian Eagle"
特捜班CI-5
The Professionals
Surveillance operator第4シーズン第8話 "Blood Sports"
1982年 - 1987年探偵レミントン・スティール
Remington Steele
レミントン・スティール計94話出演神谷明(第1-2シーズン)
関俊彦(第3-5シーズン)
1988年M&A/タイパンと呼ばれた男
Noble House
イアン・ダンロスミニシリーズ津嘉山正種(VHS版)
1989年新80日間世界一周
Around the World in 80 Days
フィリアス・フォッグミニシリーズ安原義人(VHS版)
富山敬(NHK版)
2001年サタデー・ナイト・ライブ
Saturday Night Live
本人Episode: "Pierce Brosnan/Destiny's Child"
ザ・シンプソンズ
The Simpsons
Ultra House 300 as Pierce Brosnan声の出演
第13シーズン第1話「ハロウィーン・スペシャルXII〜呪われた一家〜」
田中秀幸
2011年スティーヴン・キング 骨の袋
Bag of Bones
マイク・ヌーナンミニシリーズ押切英希[35]
2017年 - 2019年The SonEli McCullough計20話出演

ゲーム

発売年邦題
原題
役名備考吹き替え
1997年ゴールデンアイ 007
GoldenEye 007
ジェームズ・ボンドPhysical likeness and archive footage堀内賢雄
1999年Tomorrow Never Dies
2000年The World Is Not EnoughNINTENDO64版)
The World Is Not EnoughPlayStation版)
007 Racing
2002年007 ナイトファイア
James Bond 007: Nightfire
Physical likeness only堀内賢雄
2004年007 エブリシング オア ナッシング
James Bond 007: Everything or Nothing
Also physical likeness

日本語吹き替え

主に担当しているのは、以下の三人である。

田中秀幸
バーチャル・ウォーズ』(VHS版)で初担当。『007 ゴールデンアイ』(テレビ朝日版、初回放送1999年4月11日日曜洋画劇場』)のジェームズ・ボンド役を担当してからは、ブロスナンを専属(フィックス)で吹き替えており[36][37]、アニメ『ザ・シンプソンズ』にブロスナン本人が自身を模したキャラクターとして声の出演を果たした際にも吹き替えを務めている。当初ブロスナンについて田中は「彼のカッコつけた感じに対応して、こちらも役や声を作らなくてはいけない」と演じる上での苦労を述べ、特にジェームズ・ボンドの場合は「(ボンドは)日常的なキャラクターじゃないでしょう。『こんなキザなこと言わんでしょう』ってせりふばっかりだし」とその苦労は尚更であるとしていたが[38][39]、キャリアを重ねてからは「歳を重ねる程に円熟味が増している」と俳優として高く評価している[40]。後年『長く熱い週末』に新たに吹替が作られることになった際には「やあ」の一言のみという非常に短い出番にもかかわらず若き日のブロスナンとしての出演(別の役と兼任)を快諾した[41]。また、吹替版が存在しない『第四の核』についても「(吹替収録の)機会があればぜひ」と意欲的である[42]
神谷明
探偵レミントン・スティール』(日本テレビ版、第1シーズン〜第2シーズンの計42話分)で初担当。かつての担当声優であり、本作のほか、『007シリーズ』(『007 ゴールデンアイ』と『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』のソフト版)など、主に初期の作品を担当した。『レミントン・スティール』に関しては「本当に面白い、お洒落で素敵な大人のコメディー。今でも沢山の皆様に楽しんでいただきたい作品」と評しており、30年以上経過した現在も当時の出演者・スタッフ一同交流が続いているという[43]。また、同作の収録中にブロスナンが007を演じるという情報が入った際には「ぜひ演じさせていただきたい」と思ったと述懐している[44]。なお、これらの作品は途中降板しており、それぞれ関俊彦と横島亘(後述)に役を譲っている。
横島亘
007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(ソフト版)で初担当。上述の神谷から007シリーズのジェームズ・ボンド役を引き継いだことが始まりのきっかけとされており、抜擢された当時は初心者であったにもかかわらず、大作の主役且つ台本入手は収録3日前という過酷な状況でパニックに陥ったと語っている[45]。その経験故に007と聞くと反射的に恐縮してしまうが、自身のアフレコの原点でもあるため、今でも時折見返して明日に繋げているとのこと[46]

このほかにも、堀内賢雄江原正士大塚芳忠仲野裕大塚明夫なども複数回、声を当てている。

脚注

関連項目

外部リンク