ヒグチユウコ

ヒグチ ユウコは、日本画家

経歴

動植物少女細密に描く画風で、とくにをモチーフとすることが多い[1][2]。顔出しをせず、プロフィールもほとんど公表していない。

2014年には『ふたりのねこ』で絵本作家としてデビュー。ホルベイン資生堂GUCCI[3]LAWSON[4]モスバーガーUNIQLOディズニーワーナー・ブラザースラデュレなど企業・ブランドとのコラボレーションも多い。

2018年にギャラリーボリス雑貨店(東京都渋谷区神宮前4-16-2)を立ち上げた[5]。自身の作品のみでなく、招待作家の展示も充実させている。

書籍の装画も多く手がける。

猫を多く描くようになったきっかけは生後3か月で引き取った愛猫・ボリスで、この猫をモデルにして描くことも多いという[6]

映画関連の仕事も多く見られ、アリ・アスター監督の大ファンであると公言している[7]

2019年1月、世田谷文学館・ヒグチユウコ展circus開催。その後神戸、広島、静岡、高知、愛知、福岡、長野、岡山を巡回。2022年に東京にて再度開催。

2019年5月、ボリス文庫を名久井直子と立ち上げ。

2021年から2023年、筑摩書房のPRちくまの表紙を担当。

月刊MOEにて映画ポスターを描いてデザインするという企画で、「大島依提亜とヒグチユウコの映画の話」連載中。

2023年2月、森アーツセンターギャラリーにて約1500点が出品される大規模展覧会「ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END」が開催[8][9]

2023年12月から2024年4月まで、「奇幻動物森林 樋口裕子展」が台湾の中正紀念堂にて開催[10]

著書

  • ヒグチユウコ作品集(グラフィック社、2013年12月)
  • ふたりのねこ(祥伝社、2014年3月 / 新装版2014年12月)
  • MUSEUM ヒグチユウコ塗り絵本(グラフィック社、2015年3月)
  • せかいいちのねこ(白泉社、2015年11月)
  • 100Postcard Book(グラフィック社)
  • すきになったら(ブロンズ新社、2016年9月)
  • ボリス絵日記(祥伝社、2016年9月)
  • ギュスターヴくん(白泉社、2016年9月)
  • BABEL Higuchi Yuko Artworks(グラフィック社、2017年5月)
  • いらないねこ(白泉社、2017年9月)
  • カカオカー・レーシング Imai Masayo Artworks(今井 昌代 (著), ヒグチユウコ (イラスト) )(グラフィック社、2017年10月)
  • ほんやのねこ(白泉社、2018年11月)
  • ヒグチユウコ画集 CIRCUS(グラフィック社、2019年1月)  
  • ラブレター (白泉社、2019年11月)
  • ながいながい ねこのおかあさん(キューライス(著),ヒグチユウコ(イラスト))(白泉社、2020年11月)
  • ファッションマジック(白泉社、2021年8月)
  • 絵草紙 波風露草玉手箱(日和聡子(著), ヒグチユウコ(イラスト) )(講談社、2021年9月)
  • かえるのほん(ボリス文庫、2019年7月)
  • FEAR(ボリス文庫、2021年2月)増刷ごとに改訂。
  • HIGUCHI YUKO COLLECTION OF WORKS 2023(SPECIAL EDITION)(ボリス文庫、2023年2月)
  • ちいさな画集 1・2(ボリス文庫、2023年4月)

その他

関連項目

出典

外部リンク

インタビュー