パロディ映画

パロディ映画(パロディえいが)[1]は、ヒット作、有名作、カルト作などの映画作品の全編またはワンシーンや、時事ネタなどをパロディにした、コメディ映画に内包される映画のジャンルである。

中にはシリーズ化されるものもあり、主にヒット作を中心に、随所にストーリーとは直接関係のないところまで、パロディにしていくものも少なくない。そのため、一般には予備知識がなくとも楽しめるように作られてはいるが、元ネタを知っていればいるほど、より楽しめるようになっていることが多い。

パロディ映画の例

作品名と制作年を表示した後、インデントした次の行でその作品でパロディの対象となっている先行作品(複数ある場合はおもなものを)、ないしは、映画作品以外のパロディの対象を記す。

社会風刺[2]
キング・コング1933年)- 1976年のリメイクに合わせて制作されたパロディ[3]
推理小説の主人公たちを多数登場させ、パロディ化した映画[4]
中世の騎士物語であるアーサー王物語をパロディ化した映画[2]
スター・ウォーズシリーズ1977年以降)[5]
007 黄金銃を持つ男1974年[6]
トップガン1986年)、ターミネーター21991年[6][7]
リーサル・ウェポン1987年)、ダイ・ハード1988年)、羊たちの沈黙1991年)、氷の微笑1992年[7]
ランボー・シリーズ(1982年以降)[7]
ロビン・フッド1991年ケヴィン・レイノルズ監督)[8]
007シリーズ(1962年以降)、ザ・シークレット・サービスクリフハンガー(以上、1993年)、トゥルーライズ1994年[9]
007シリーズ(1962年以降)[6]
スタートレック・シリーズ(1966年以降)[10]
スター・ウォーズシリーズ1977年以降)/ タイタニック1997年[11]
  • 最終絶叫計画シリーズ
最終絶叫計画2000年
エクソシスト1973年[6]スクリーム1996年)、ラストサマー1997年)、シックス・センスマトリックス(以上、1999年[12]
最'新'絶叫計画2001年
エクソシスト1973年)、エルム街の悪夢1984年[13]チャーリーズ・エンジェル2000年[6]
最'狂'絶叫計画2003年
マトリックス1999年)、ザ・リングサイン8 Mile(以上、2002年[14]
最終絶叫計画42006年
宇宙戦争2005年[6]
日本沈没1973年)、日本沈没2006年[15][16]
CG動画として話題になったスキージャンプ・ペアの世界観を、実在のスキージャンプ選手への架空インタビューなどを重ねて表現したドキュメンタリー調の映画[17]
ハートブルー1991年)、バッドボーイズ2バッド2003年)、ウィッカーマン2006年[6]
ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女チャーリーとチョコレート工場(以上、2005年)、X-MEN:ファイナル ディシジョンパイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェストナチョ・リブレ 覆面の神様ダ・ヴィンチ・コード(以上、2006年[6]
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国アイアンマンヘルボーイ/ゴールデン・アーミーダークナイト魔法にかけられて(以上、2008年[6]
地獄の黙示録1979年)、『ランボー』(1982年)、プライベート・ライアン1998年[6]
スター・ウォーズシリーズ1977年以降)[6]
様々なテレビゲーム[19]
007シリーズ(1962年以降)[20]

パロディ映画監督の例

関連項目

脚注