ニックスゴー

2016年11月のキーンランド・ウィリングセールで40,000ドルで売却される^[3]。

2017年9月のキーンランド・イヤリングセールで韓国馬事会が87,000ドルで落札^[4]。

本馬は韓国馬事会による「ニックスパターンと血統理論によって優秀な競走馬を厳選する」K-Nicksプログラムの対象馬であり、馬名はそれに由来する^[5]。

2018年7月のデビュー戦を勝利。

ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルの前哨戦であるブリーダーズフューチュリティステークスを最低人気で逃げ切り勝ち^[6]すると、本番でもやはり人気薄であったが、勝ち馬ゲームウィナーから2馬身1⁄4差の2着に入った^[7]。

2019年は8戦するも未勝利に終わった。

2020年2月の条件戦を7馬身1⁄2差で圧勝すると、休養を挟んだ後の10月の条件戦を10馬身1⁄2差でまたも圧勝した。同レースはブリーダーズカップ・ダートマイルと同じキーンランド競馬場で行われたため、本番の優勝候補の1頭に躍り出た。

11月7日ブリーダーズカップ・ダートマイルに1番人気で出走。好スタートからハナを切ると半マイル通過44秒40のハイペースで飛ばし、そのまま2着のジーザスチームに3馬身1⁄2差をつけて優勝した^[8]。優勝タイム1分33秒85はレースレコードとなった^[8]。

2021年1月23日、ペガサスワールドカップに1番人気で出走。スタートからハナを切ると、直線では後続を突き放して2着ジーザスチームに2馬身3⁄4差をつけて優勝した^[9]。

2月20日、サウジカップに出走。スタート直後から先頭争いに加わったが最後のコーナーで勝ち馬・ミシュリフに交わされるとそのまま伸びず4着に終わった^[10]。

帰国後、6月5日のメトロポリタンハンデキャップでは4着に敗れるも、続く7月のコーンハスカーハンデキャップ（G3）、8月のホイットニーステークス、10月のルーカスクラシックステークス（G3）を連勝し、ブリーダーズカップ・クラシックの最有力候補となる。11月6日のブリーダーズカップ・クラシックでは好スタートからハナを主張し逃げると直線でも脚色は衰えることなくそのまま逃げ切って快勝した。

ブリーダーズカップ・クラシックのレーティングが129ポンドに評価され、2021年ワールド・ベスト・レースホース・ランキングで1位を獲得した^[2]。

引退レースとして連覇がかかったペガサスワールドカップに2番人気で出走^[11]。逃げるライフイズグッドを2番手で追走するも捕え切れず2着に敗れた^[12]。

引退後はテイラーメイドファームで種牡馬入りする。初年度の種付け料は3万ドル^[13]。

• 2023年3月3日現在^[14][15]

• 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post