ナゴヤドーム前矢田駅

愛知県名古屋市東区にある名古屋市交通局・名古屋ガイドウェイバスの駅

ナゴヤドーム前矢田駅(ナゴヤドームまえやだえき)は、愛知県名古屋市東区にある、名古屋市営地下鉄および名古屋ガイドウェイバス停留場である。

ナゴヤドーム前矢田駅
地下鉄のりばとゆとりーとラインのりばを示す看板(2019年5月)
ナゴヤドームまえやだ
Nagoya Dome-mae Yada
(名城大学前)
地図
所在地名古屋市東区
所属事業者名古屋市交通局駅詳細
名古屋ガイドウェイバス駅詳細
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名古屋市営地下鉄名城線ガイドウェイバス志段味線ゆとりーとライン)が乗り入れている。プロ野球中日ドラゴンズの本拠地である「ナゴヤドーム」(施設命名権名称「バンテリンドーム ナゴヤ」)の最寄駅である[1]

歴史

当初予定されていた駅名は、地下鉄が「矢田」、名古屋ガイドウェイバスが「大幸」[2]と統一されていなかったが、最終的に双方とも「ナゴヤドーム前矢田」とした。

年表

名古屋市営地下鉄

駅構造

地下鉄 ナゴヤドーム前 矢田駅
きっぷうりば(2019年5月)
ナゴヤドームまえ やだ
Nagoya Dome-mae Yada
M12 大曽根 (0.8 km)
(0.9 km) 砂田橋 M14
所在地名古屋市東区矢田東1
北緯35度11分27秒 東経136度56分40秒 / 北緯35.19083度 東経136.94444度 / 35.19083; 136.94444 (地下鉄 ナゴヤドーム前 矢田駅) 東経136度56分40秒 / 北緯35.19083度 東経136.94444度 / 35.19083; 136.94444 (地下鉄 ナゴヤドーム前 矢田駅)
駅番号M13
所属事業者名古屋市交通局
名古屋市営地下鉄
所属路線名城線
キロ程0.8 km(大曽根起点)
駅構造地下駅
ホーム1面2線
乗車人員
-統計年度-
6,370[11]人/日(降車客含まず)
-2021年-
乗降人員
-統計年度-
12,740[12]人/日
-2021年-
開業年月日2000年平成12年)1月19日
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島式ホーム1面2線を持つ地下駅大幸車庫への出入庫線があり、環状運転の列車は当駅を始発・終着となる場合が多い。名城線運行上の拠点駅となっており、時間帯によって運転間隔調整のため、1 - 3分程度停車する列車がある。引き上げ線はないが、この出入庫線の一部を使用して折り返し列車を設定することが可能であり、後述の臨時列車などに使用されている。車庫への引き込み線と左回り本線とが交差する地点には名古屋市交通局で唯一のシングルスリップスイッチが設置されている。駅番号はM13。アクセントカラーは赤色

ナゴヤドームでのイベント開催時に備え他の同規模の駅と比べて自動券売機を多めに設置しており[注 1]、券売機の前には乗客整理用の柵も設置されている[13]改札口から1番出口へ延びる通路には、イオン・中日ドラゴンズとの協賛で同チームの選手紹介や優勝の軌跡を展示した「ドラゴンズロード」を2006年(平成18年)より設置している[注 2]

1番出入口にて名古屋ガイドウェイバス駅と接続しており、両者を連絡するエレベーターも設置されている。

当駅は、名城線運転区が管轄している。

のりば

ホーム路線方向行先備考
1 名城線・ 名港線左回り金山名古屋港方面名港線直通は朝と夕方の一部・ナゴヤドームでのイベント開催時を除き、原則金山駅にて乗換
2 名城線右回り本山八事方面名港線直通ならびに左回りの一部は当駅終着
2番ホーム発の大曽根行きは八事、栄経由

ナゴヤドーム催事終了後の扱い

名城線の環状運転開始後も、東南方にあるナゴヤドーム(バンテリンドーム ナゴヤ)でのプロ野球などのイベントが開催される場合は催事終了後の混雑緩和のため、当駅を始発とする臨時列車が運転される[注 3]

2010年(平成22年)11月6日にナゴヤドームで開催された日本シリーズ『中日ドラゴンズ 対 千葉ロッテマリーンズ 第6戦』では試合時間が長引き、左回り(栄方面)の終電発車時刻[注 4]6分前の23時54分に終了したことから、試合終了まで観覧した客の多くが終電に乗車できなかったほか、通常であれば運行される試合終了に合わせた臨時列車の運行も終電以降は行われなかった[14]

名古屋ガイドウェイバス

名古屋ガイドウェイバス
ナゴヤドーム前矢田駅
ナゴヤドームまえやだ
Nagoya Dome-mae Yada
Y01 大曽根 (1.0 km)
(0.6 km) 砂田橋 Y03
所在地名古屋市東区大幸一丁目1
駅番号Y02
所属事業者名古屋ガイドウェイバス
所属路線ガイドウェイバス志段味線
ゆとりーとライン
キロ程1.0 km(大曽根起点)
駅構造高架駅(停留場)
ホーム2面2線
乗車人員
-統計年度-
753[11]人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日2001年平成13年)3月23日[6]
備考駅員無配置駅
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停留場構造

相対式ホーム2面2線を有する高架駅。駅員は配置されておらず、運賃は車内精算であるため自動券売機などもない。エレベーターが設置されており、ナゴヤドーム方面へのデッキ通路フロア、地上フロアおよび地下鉄駅1番出入口に接続している。駅番号はY02

のりば

のりば路線方向行先
1志段味線下り小幡緑地・志段味交通広場・高蔵寺方面
2上り大曽根ゆき

利用状況

年度別乗車人員[11]
年度地下鉄乗車人員(人/日)名古屋ガイドウェイバス乗車人員(人/日)
2000年(平成12年)5,353
2001年(平成13年)5,133370
2002年(平成14年)5,069432
2003年(平成15年)5,193474
2004年(平成16年)5,583513
2005年(平成17年)6,317572
2006年(平成18年)8,964934
2007年(平成19年)8,312877
2008年(平成20年)8,461902
2009年(平成21年)8,590862
2010年(平成22年)8,278853
2011年(平成23年)9,611892
2012年(平成24年)9,462901
2013年(平成25年)10,073927
2014年(平成26年)10,166939
2015年(平成27年)10,445976
2016年(平成28年)10,8201,003
2017年(平成29年)11,0291,037
2018年(平成30年)12,0031,069
2019年(令和元年)12,6681,089
2020年(令和2年)5,326657
2021年(令和3年)6,370753

※ 乗車人員(人 / 日)は、年度別乗車人員を、その年度の暦日で除したもの(小数点以下四捨五入)。

ゆとりーとラインは隣の大曽根駅が起終点であるため、野球開催日でも利用客は少ない。

駅周辺

ナゴヤドーム(バンテリンドーム ナゴヤ)
サークルKナゴヤドーム前店(現在はファミリーマートナゴヤドーム前店)
カルポート東

バス路線

最寄りのバス停留所矢田大幸(カルポート東)で、名古屋市営バスにより運行される以下の路線が発着する。

矢田バス停
大幸(カルポート東)バス停
  • 名駅15:名古屋駅行き/茶屋ケ坂行き
  • 森・新:新守山駅行き(大曽根経由)
  • 東巡回

隣の駅

名古屋市営地下鉄
名城線
大曽根駅 (M12) - ナゴヤドーム前矢田駅 (M13) - 砂田橋駅 (M14)
名古屋ガイドウェイバス
ガイドウェイバス志段味線
大曽根駅 (Y01) - ナゴヤドーム前矢田駅 (Y02) - 砂田橋駅 (Y03)

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク