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ドソン(Dozón)は、スペイン、ガリシア州、ポンテベドラ県の自治体、コマルカ・デ・デサに属する。ガリシア統計局によると、2012年の人口は1,328人(2009年:1,827人)[1]。
ガリシア語話者の自治体住民に占める割合は98.86%(2001年)。
地理
ドソンはポンテベドラ県の北東部に位置し、コマルカ・デ・デサに属する。北から西にかけてはラリンと、東はロデイロ、南はピニョールとオ・イリーショ(両自治体ともオウレンセ県)の各自治体と隣接している[3]。面積は75km²で、コマルカ内で最も小さい。ドソンは8の教区に分けられており、中心地区はオ・カストロ・デ・ドソン。
ドソンはデサ川によって形成された谷の高地に位置し、平均高度は700mである。地形は波打つような谷の連続で、最高地点はロチャ山の770mである。
ドソンはラリン司法管轄区に属す[4]。
人口
住民は8の教区の55の地区(集落)に居住する[1]。
歴史
ドソンについての最も古い記録は、832年にDezónという名称で、言及されており、この地名は13世紀まで使われていた。現行の地名Dozónが初めて記録されたのは1226年のことで、ゴンサーロ・ロドリゲスがドソンの助祭長として署名している。
10世紀には、サンチョ1世とその王妃によってさまざまな特権を有するレアル・コウト・デ・ドソン(王直轄領)となった。この直轄領の起源は、最初サン・ペドロ・デ・ドソン修道院の女修道院長の所領であったが、その後オセイラ修道院の修道院長の所領となった。そのため、壁面に当時の紋章が残されている建物が現在も見られる。
史跡
- カストロ - ドソンには青銅器時代に作られたカストロが現在も残されている。それらのうち、保存状態が良好なものはマセイラス教区のカストロ・デ・サン・ブレイショとドソン教区のカストロ・デ・サンタ・マリーア。
- ローマ時代の街道跡と橋が残されている。
- サン・ペドロ・デ・ビラノバ・デ・ドソン教会 - 12世紀建造のロマネスク教会。
政治
自治体首長は、ガリシア国民党(PPdeG)のアドルフォ・カンポス・パナデイロ(Adolfo Campos Panadeiro)、自治体評議員はガリシア国民党:7、ガリシア民族主義ブロック(BNG):2となっている(2011年5月22日の自治体選挙結果、得票順)[7]。
1999年6月13日自治体選挙[7] | 政党 | 得票数 | 得票率 | 獲得議席 | PPdeG | 727 | 60.94% | 7 | PSdeG-PSOE[8] | 290 | 24.31% | 3 | BNG | 172 | 14.42% | 1 |
首長当選者:アドルフォ・カンポス・パナデイロ(PPdeG) | 2003年5月25日自治体選挙[7] | 政党 | 得票数 | 得票率 | 獲得議席 | PPdeG | 653 | 60.80% | 7 | BNG | 224 | 20.86% | 2 | PSdeG-PSOE | 194 | 18.06% | 2 |
首長当選者:アドルフォ・カンポス・パナデイロ(PPdeG) |
2007年5月27日自治体選挙[7] | 政党 | 得票数 | 得票率 | 獲得議席 | PPdeG | 716 | 64.22% | 6 | BNG | 264 | 23.68% | 2 | PSdeG-PSOE | 132 | 11.84% | 1 |
首長当選者:アドルフォ・カンポス・パナデイロ(PPdeG) | 2011年5月22日自治体選挙[7] | 政党 | 得票数 | 得票率 | 獲得議席 | PPdeG | 699 | 73.12% | 7 | BNG | 183 | 19.14% | 2 | PSdeG-PSOE | 62 | 6.49% | 0 |
首長当選者:アドルフォ・カンポス・パナデイロ(PPdeG) |
教区
ドソンは8の教区に分けられている。
- ビドゥエイロス(サンタ・マリーア)
- オ・カストロ(サン・サルバドール)
- ドソン(サンタ・マリーア)
- アス・マセイラス(サン・レミシオ)
- サー(サンティアーゴ)
- サンギニェード(サンタ・マリーア)
- オ・シスト(サン・ショアン)
- ビラレージョ(サント・アンドレ)
参考文献・脚注