トー・ラム
トー・ラム（ベトナム語：Tô Lâm / 蘇林、1957年7月10日 - ）は、ベトナムの政治家、2016年から2024年まで公安大臣（ベトナム人民公安大将）を務め[1]、2024年5月に国家主席に就任した[2][3]。政治局員、法学博士[4]。2011年から共産党中央執行委員会にメンバー入りし、2016年から政治局員となった。
| トー・ラム Tô Lâm 蘇林 | |
 トー・ラム（2024年撮影） | |
| 任期 | 2024年5月22日 – 現職 |
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| 国家副主席 | ヴォー・ティ・アイン・スアン |
| 共産党書記長 | グエン・フー・チョン |
| 首相 | ファム・ミン・チン |
| 任期 | 2016年4月18日 – 2024年5月22日 |
| 首相 | グエン・スアン・フック ファム・ミン・チン |
| 出生 | 1957年7月10日（66歳）.svg){kind=small} ベトナム民主共和国 フンイエン省ヴァンザン県 |
| 政党 |  ベトナム共産党（1981年-現在） |
| 出身校 | ベトナム人民安全保障アカデミー |
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2024年5月20日開会の国会での手続きを経て、国家元首である国家主席に就任[5]。チョン書記長と共に2020年代の反汚職政策を実行し、国家主席であったグエン・スアン・フックやヴォー・ヴァン・トゥオンを失脚させた[6]。
経歴
フンイエン省に生まれる。父は警察官であった[7]。ベトナム人民安全保障アカデミーで法律学を学び、哲学博士を取得[8]。1981年にベトナム共産党へ入党。2011年に共産党中央警察委員会書記に就任し、2014年9月16日にラムは、チュオン・タン・サン国家主席によって大佐に昇進。2016年1月には公安副大臣に就任し、2016年にはチャン・ダイ・クアン国家主席（当時）によって、公安大臣に任命された。
2016年以降、チョン書記長の右腕として反汚職による調査、起訴などを担当し、指揮してきた。2017年に初の欧州外遊としてスロバキアを訪問。ロベルト・フィツォ首相やロベルト・カリナック内務相と会談し、ベトナム公安省とスロバキア内務省の犯罪に関する協定を結んだ[9]。2019年に訪韓し、李洛淵首相と犯罪協定に関する会談を行った[10]。
2024年5月22日に国会で国家主席就任が承認された[11]。
出典
関連項目
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