デ・アッケルス駅

オランダの鉄道駅

デ・アッケルス駅(デ・アッケルスえき、: De Akkers)は、オランダスパイケニッセにある、ロッテルダム地下鉄である[1][2]

デ・アッケルス駅
デ・アッケルス駅
デ・アッケルス駅の位置(南ホラント州内)
デ・アッケルス駅
デ・アッケルス駅
デ・アッケルス駅 (南ホラント州)
デ・アッケルス駅の位置(オランダ内)
デ・アッケルス駅
デ・アッケルス駅
デ・アッケルス駅 (オランダ)
De Akkers
地図
所在地オランダの旗 オランダ スパイケニッセ
北緯51度49分59.9秒 東経4度19分10.8秒 / 北緯51.833306度 東経4.319667度 / 51.833306; 4.319667 (デ・アッケルス駅)
所属事業者ロッテルダム地下鉄
開業年月日1985年4月25日
乗入路線
所属路線C線
ヘームラートラーン
所属路線D線
ヘームラートラーン
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概要

『クジラの尾』

地下鉄C線オランダ語版およびD線オランダ語版終着駅であり、地下鉄網の最南西端に位置する[3][4]。隣の駅は、C線、D線のいずれの場合も、ヘームラートラーン駅オランダ語版である[5]

当駅は、1985年4月25日、当時、交通・公共事業・水管理大臣を務めていたネリー・クルースによって開設された[6]。駅の下部には、ショッピングセンターがある[7]

事故

2020年11月2日午前0時半ごろ(現地時間)、地下鉄の車両が駅の高架線路の先端部分に設けられた車両止めを突破して脱線する事故が発生した。先頭車両は、高架線路の傍らに設置されていた、クジラの下半身を象った彫刻作品の尾びれの部分に乗り上げた状態で停止したために、およそ10メートル(32フィート)下を流れる運河に落下するのを免れた[8][9][10][11][12][13]。すべての乗客が降車した後であったため、乗車していたのは運転士1人であった。運転士は自力で車両の外に脱出しており、怪我はなかった。[8][9][10][13]

彫刻作品は、もともと『クジラの尾』(: “Walvisstaarten”, : “Whale tails”)というタイトルが付けられていたが、事故発生から数時間も経たないうちに、地元の住民から『クジラの尾びれに救われて』(: “Saved by a Whale’s Tale”)と呼ばれるようになった[14][10][15][10]。彫刻作品は、強化ポリエステル樹脂を用いて製作されたクジラの下半身を鋼製の骨格で支えたもので、コンクリートで固定されている[16][17][8]。彫刻作品は、建築家で芸術家のマールテン・ストルイスオランダ語版の手になるものであり、2002年にデ・アッケルス駅によって設置された[13][14][10][15]

脚注