デルフィニウム属
デルフィニウム属(デルフィニウムぞく)とはキンポウゲ科の属の一つ。学名のDelphiniumは、ギリシア語でイルカを意味するDelphisから。これは、つぼみの形がイルカに似ていることに由来する。和名はヒエンソウ属(飛燕草属)であるが、あまり和名は使われない。今まで、チドリソウ属 (Consolida) として扱われていた植物群も現在、ヒエンソウ属に編入された。[1]
デルフィニウム属 | ||||||||||||||||||
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![]() デルフィニウム属の園芸品種 | ||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Delphinium | ||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||
ヒエンソウ属 |
ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、熱帯アフリカの山地に1478種程度が分布する。 元来多年草であるが、日本の夏の暑さに耐えられないため、園芸店などでは一年草として扱われていることもある。アルカロイドの一種、デルフィニンを有し、食べると下痢や嘔吐を起こし、死に至る場合がある。
主な種
- チドリソウ(Delphinium ajacis L., 1753)
- ヒエンソウ (Delphinium × cultorum Voss, 1894)
- オオバナヒエンソウ(Delphinium grandiflorum L., 1753)
- セリバヒエンソウ(Delphinium anthriscifolium Hance, 1868)