テンション (アルバム)
『テンション』(Tension)は、オーストラリアの歌手カイリー・ミノーグの16枚目のスタジオ・アルバム。2023年9月22日にBMGとミノーグの会社デアノートより発売された。アルバムは2023年5月に2020年のアルバム『ディスコ』以来の新作として発売がアナウンスされた。今回はアルバムとしての深いテーマを設けずそれぞれの曲が制作された。ミノーグは長年のコラボレーターであるリチャード "ビフ" スタンナード、ダック・ブラックウェル、ジャクソン・フッテ、PhD、カットファーザーなどといった様々なプロデューサーに協力を求めた。
『テンション』 | ||||
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カイリー・ミノーグ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2021年-2023年 | |||
ジャンル | ダンス・ポップ、エレクトロ・ポップ、シンセポップ、ディスコ、ハウス、EDM | |||
時間 | ||||
レーベル | デアノート、BMG | |||
プロデュース |
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カイリー・ミノーグ アルバム 年表 | ||||
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『テンション』収録のシングル | ||||
ミュージックビデオ | ||||
「Green Light (Visualiser)」 - YouTube 「10 Out Of 10 (Official Lyric Video)」 - YouTube 「Story (Visualiser)」 - YouTube | ||||
『テンション』はエレクトロポップに影響されながらも様々なエレクトロニック・ダンスのジャンルを範囲を内包しており、1980年代のシンセ・ポップ、ディスコ、ファンクから現代的なダンス・ポップやハウスなど多岐に渡る。『テンション』はアルバムの主題となるようなテーマを特に設けてないにもかかわらず、愛、傷心、エンパワーメントなどが題材として扱われている。『テンション』は数々の音楽評論からアルバムにおける様々なサウンドの混合、キャッチーさやクオリティの高さを認められ、いくつかの出版物はミノーグがこれまでに行った中で最高の仕事だとしている。
『テンション』はオーストラリア、スコットランド、ベルギーのワロン地域、イギリス、そしてアイルランドやアメリカ合衆国のいくつかのカテゴリーチャートで第1位を記録した。それ以外にもフランス、フィンランド、ドイツ、オランダ、ニュージーランド、スペイン、スイスなど世界各国でトップ10に入った。3枚のシングルがアルバムのプロモーションの為にリリースされ、オランダのDJおよびプロデューサーのオリバー・ヘルデンスとの「テン・アウト・オブ・テン」に続き、ミノーグにとって商業的突破口を収めた「パダム・パダム」、タイトル・トラックの「テンション」が発売された。
アルバムのプロモーションの為にいくつかのライヴ出演を行い、『アメリカン・アイドル』、キャピタル・サマータイム・ボウル、ヘッドライナーとしてラジオ2・イン・ザ・パークに出演した。更にミノーグは2023年11月から初となるラスベガス常設公演『モア・ザン・ジャスト・ア・レジデンシー』を開始する。
収録曲
# | タイトル | 作詞・作曲 | プロデューサー | 時間 |
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1. | 「パダム・パダム」(Padam Padam) |
| Lostboy | |
2. | 「ホールド・オン・トゥ・ナウ」(Hold On to Now) |
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3. | 「シングス・ウィ・ドゥ・フォー・ラヴ」(Things We Do for Love) |
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4. | 「テンション」(Tension) |
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5. | 「ワン・モア・タイム」(One More Time) |
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6. | 「ユー・スティル・ゲット・ミー・ハイ」(You Still Get Me High) |
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7. | 「手」(Hands) |
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8. | 「グリーン・ライト」(Green Light) |
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9. | 「ベガス・ハイ」(Vegas High) |
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10. | 「テン・アウト・オブ・テン」(10 Out of 10) |
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11. | 「ストーリー」(Story) |
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合計時間: |
# | タイトル | 作詞・作曲 | プロデューサー | 時間 |
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12. | 「ラヴ・トレイン」(Love Train) |
| Adams | |
13. | 「ジャスト・イマジン」(Just Imagine) |
| Ryden | |
14. | 「サムバディ・トゥ・ラヴ」(Somebody to Love) |
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合計時間: |
# | タイトル | 作詞・作曲 | プロデューサー | 時間 |
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15. | 「ヘヴンリー・ボディ」(Heavenly Body) |
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16. | 「ドラム」(Drum) |
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合計時間: |
チャート
チャート(2023年) | 最高位 |
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オーストラリア (ARIA)[1] | 1 |
オーストリア (Ö3 Austria)[2] | 9 |
ベルギー (Ultratop Flanders)[3] | 2 |
ベルギー (Ultratop Wallonia)[4] | 1 |
カナダ (Billboard)[5] | 23 |
チェコ (ČNS IFPI)[6] | 100 |
オランダ (Hitlisten)[7] | 31 |
オランダ (MegaCharts)[8] | 3 |
フィンランド (Suomen virallinen lista)[9] | 8 |
フランス (SNEP)[10] | 5 |
ドイツ (Offizielle Top 100)[11] | 5 |
ハンガリー (MAHASZ)[12] | 22 |
Irish Albums (OCC)[13] | 2 |
アイルランド インディペンデント・アルバム (IRMA)[14] | 1 |
イタリア (FIMI)[15] | 12 |
日本 デジタル・アルバム (オリコンチャート) [16][17] | 19 |
日本 ジャパニーズ・ホット・アルバム (Billboard Japan)[18] | 65 |
日本 ウェスタン・アルバム (オリコンチャート)[17] | 20 |
ニュージーランド (RMNZ)[19] | 5 |
ポーランド (ZPAV)[20] | 25 |
スコットランド (OCC)[21] | 1 |
スペイン (PROMUSICAE)[22] | 2 |
スウェーデン (Sverigetopplistan)[23] | 19 |
スイス (Schweizer Hitparade)[24] | 2 |
UK アルバムズ (OCC)[25] | 1 |
UK Independent Albums (OCC)[26] | 1 |
US Billboard 200[27] | 21 |
US Independent Albums (Billboard)[28] | 4 |
US Top Dance/Electronic Albums (Billboard)[29] | 1 |
発売日
地域 | 日付 | フォーマット | エディション | レーベル | 脚注 |
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全世界 | 2023年9月22日 |
| 通常盤 |
| [30] |
| デラックス盤 | ||||
2023年9月25日 |
| ボーナス・デラックス盤 | [31] |