チャーチズ
チャーチズ(Chvrches、様式化された表記は「CHVRCHΞS」、発音的な綴りは「Churches」 )は、イギリスのスコットランド・グラスゴー出身のエレクトロポップ・バンド。
チャーチズ Chvrches | |
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基本情報 | |
出身地 | ![]() |
ジャンル | エレクトロニック・ミュージック、シンセポップ、インディー・エレクトロニカ |
活動期間 | 2011年 - |
レーベル | ![]() ![]() ![]() |
公式サイト | CHVRCHES チャーチズ |
メンバー | ローレン・メイベリー イアン・クック マーティン・ドハーティ |
プロフィール
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/74/Chvrches_Sasquatch_2013_-_1.jpg/500px-Chvrches_Sasquatch_2013_-_1.jpg)
当初、ローレン・メイベリーはいくつかのバンドで音楽活動をしていた。バンド「ボーイフレンド/ガールフレンド」に長い間にわたって所属。そして、バンド「ブルー・スカイ・アーカイブズ」ではボーカル、キーボード、ドラムなどを担当する。2011年9月、スコットランドのオルタナティヴ・ロック・バンド「エアーエオグラム」ならびに「ジ・アンワインディング・アワーズ」のメンバーだったイアン・クックの協力によって「ブルー・スカイ・アーカイブズ」のEPが制作される。クックは長年の友でスコットランドのインディー・ロック・バンド「ザ・トワイライト・サッド」のメンバーだったマーティン・ドハーティとともに新しいプロジェクトを開始。メイベリーにデモの数曲を歌ってほしいと誘う。3人はグラスゴーの地下にあるスタジオで数か月間にわたって音楽を書き、のちセッションがうまくいったため、バンドを正式に結成。バンド名は響きの良さから「Churches」(チャーチズ)にしたが最終的に「u」を除いて代わりに「v」を加えた「Chvrches」になった。チャーチズは音楽的にロビン、ケイト・ブッシュ、デペッシュ・モード、コクトー・ツインズ、シンディ・ローパー、ホイットニー・ヒューストン、エリオット・スミス、プリンスといったアーティストたちに影響を受けている。
2012年5月11日、チャーチズはネオン・ゴールド・レコーズのブログから楽曲「Lies」を初めて発表して無料のみで配信する[1]。同楽曲は、イギリスの音楽誌『NME』による2012年ベスト・トラックで第28位にランクインする[2]。
同年6月に、イギリスの新聞「ガーディアン」は「New Bands of the Day」でチャーチズを紹介した[3]。7月にスコットランドにて初めてのギグを行う。2012年の秋頃に公式デビュー・シングル「The Mother We Share」を発表する。12月、英国のBBCによる、有望な新人が選出される「サウンド・オブ・2013」で第5位[4]。
翌年の1月、アメリカ合衆国のレコードレーベルであるグラスノート・レコードと契約する[5]。同年2月6日にセカンドシングル「Recover」を発売。リミックスなど5曲が含まれたデビューEPの『Recover EP』を3月25日にイギリス、翌日、米国でリリースされる。毎年3月にアメリカ合衆国テキサス州オースティンで開催されるSXSWでパフォーマンスを披露。6月には米NBCの深夜トーク番組『レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン』で「The Mother We Share」を歌う。2013年9月25日にデビュー・アルバム『ザ・ボーンズ・オブ・ワット・ユー・ビリーヴ』がリリースされた。
メンバー
- マーティン・ドハーティ (Martin Doherty) - シンセサイザー、サンプラー、ときおりリード・ボーカル。
- 生年月日1982年12月24日(41歳)、スコットランドのウェスト・ダンバートンシャー州クライドバンク出身。
ディスコグラフィ
スタジオ・アルバム
年 | タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | 認定 | |||||||||
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SCO [6] | AUS [7] | CAN [8] | GER [9] | IRE [10] | JPN [11] | NLD [12] | NZ [13] | UK [14] | US [15] | ||||
2013 | ザ・ボーンズ・オブ・ワット・ユー・ビリーヴ The Bones of What You Believe | 5 | 13 | 19 | 22 | 12 | 59 | 68 | 35 | 9 | 12 | ||
2015 | エヴリ・オープン・アイ Every Open Eye | 1 | 3 | 11 | 20 | 4 | 53 | 33 | 10 | 4 | 8 |
| |
2018 | ラヴ・イズ・デッド Love Is Dead | 5 | 7 | 22 | 16 | 15 | — | 88 | 35 | 7 | 11 | ||
2021 | スクリーン・ヴァイオレンス Screen Violence |
| 1 | 6 | 74 | 15 | 23 | 65 | 91 | — | 4 | 31 | |
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。 |
EP
- Recover EP (2013年)
- 『EP』 - EP (2013年)
- Gun (Remixes) (2013年)
- Under The Tide EP (2014年)
- Hansa Session (2018年)
シングル
- "The Mother We Share" (2012年)
- "Recover" (2013年)
- "Gun" (2013年)
- "Lies" (2013年)
- "We Sink" (2014年)
- "Under The Tide" (2014年)
- "Get Away" (2014年)
- "Tether" (2015年) ※vs. エリック・プライズ
- "Leave A Trace" (2015年)
- "Never Ending Circles" (2015年)
- "Clearest Blue" (2015年)
- "Empty Threat" (2015年)
- "Warning Call" (2016年)
- "Bury It" (2015年) ※featuring ヘイリー・ウィリアムス
- "Get Out" (2018年)
- "My Enemy" (2018年) ※featuring マット・バーニンガー
- "Never Say Die" (2018年)
- "Miracle" (2018年)
- "Death Stranding" (2019年)
- "He Said She Said" (2021年)
- "How Not to Drown" (2021年) ※with ロバート・スミス
- "Good Girls" (2021年)
受賞歴
年度 | 主催 | アウォード | 結果 |
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2012年 | BBC サウンド・オブ・2013 | サウンド・オブ・2013 | 第5位 |