タイ・ローソン

タイ・ローソン(Tywon "Ty" Ronell Lawson 1987年11月3日 - )はアメリカ合衆国メリーランド州クリントン出身のバスケットボール選手。ポジションはポイントガード

タイ・ローソン
Ty Lawson
フリーエージェント
ポジションPG
基本情報
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1987-11-03) 1987年11月3日(36歳)
出身地メリーランド州の旗 メリーランド州クリントン
身長183cm (6 ft 0 in)
体重88kg (194 lb)
ウィングスパン190cm  (6 ft 3 in)
キャリア情報
出身ノースカロライナ大学
ドラフト2009年 18位
選手経歴
2009-2011
2011
2011-2015
2015-2016
2016
2016-2017
2017-2018
2018
2018-2019
2019-2020
2020-2021
デンバー・ナゲッツ
BCジャルギリス
デンバー・ナゲッツ
ヒューストン・ロケッツ
インディアナ・ペイサーズ
サクラメント・キングス
山西汾酒猛龍籃球倶楽部
ワシントン・ウィザーズ
山西汾酒猛龍籃球倶楽部
福建鱘潯興籃球倶楽部
コロッソス・ロドウBC
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

略歴

高校時代、USAトゥデイからオールアメリカンに選ばれると共にマクドナルド・オール・アメリカンゲームやナイキ・フープサミットに出場した。

高校卒業後はノースカロライナ大学に進学した。1年次の2006-2007シーズンは38試合に出場し5.6アシスト10.2ポイントという成績を残し、アトランティック・コースト・カンファレンスでの優勝に貢献した。2007-2008シーズンにはチームはNCAAトーナメントのファイナル4に進出した。2008年のNBAドラフトへのアーリーエントリーをしていたが登録期限の6月16日直前の6月6日、飲酒運転の取り締まりを受けて基準値は下回っていたものの無免許運転だったため罰金を科せられた[1]。このためチームメートのウェイン・エリントンダニー・グリーンタイラー・ハンズブローと共に大学に残った。2008-2009シーズン、チームはNCAAトーナメントでチャンピオンに輝いた。彼もアトランティック・コースト・カンファレンスの最優秀選手に輝いた。これはポイントガードの選手としては1978年のフィル・フォード以来となる快挙であった[2]。またこの年カレッジバスケットボール最高のポイントガードに与えられるボブ・クージー賞も受賞した。

2009年のNBAドラフト1巡目18位でミネソタ・ティンバーウルブズに指名されたが、翌年のドラフト1巡指名権と引き替えでデンバー・ナゲッツに入団し[3] 1年目からNBA屈指のガード、チャンシー・ビラップスと共にコンボガードや2ndガードとして活躍した。2009年11月13日のロサンゼルス・レイカーズ戦では5-11(180cm)と小柄ながら前年のチャンピオン相手に豪快なダンクを見せた。

その後、2010-11シーズン途中からチャンシー・ビラップスに代わり、エースポイントガードとして活躍し、チームキャプテンも務めていたが、チームを勝たせることが出来ず、更にコート外でのトラブルを連発させたことが問題となり、2015年7月19日に大型トレードでヒューストン・ロケッツに放出された[4]。そのロケッツでも戦術に馴染めず、2016年3月1日にバイアウトで解雇[5]。同月3日にインディアナ・ペイサーズとシーズン終了までの契約を結んだ[6]

2016年8月28日、サクラメント・キングスと契約した。

個人成績

略称説明
  GP試合数  GS 先発出場試合数 MPG 平均出場時間
 FG% フィールドゴール成功率 3P% スリーポイント成功率 FT% フリースロー成功率
 RPG 平均リバウンド APG 平均アシスト SPG 平均スティール
 BPG 平均ブロック PPG 平均得点 PIR パフォーマンス指数
 太字 キャリアハイ  リーグリーダー  優勝シーズン  

NBA

レギュラーシーズン

シーズンチームGPGSMPGFG%3P%FT%RPGAPGSPGBPGPPG
2009–10DEN65820.3.515.410.7571.93.1.7.08.3
2010–11803126.3.503.404.7642.64.71.0.111.7
2011–12616134.8.488.365.8243.76.61.3.116.4
2012–13737134.4.461.366.7562.76.91.5.116.7
2013–14626135.9.431.356.7983.58.81.6.217.6
2014–15757535.5.436.341.7303.19.61.2.115.2
2015–16HOU531222.2.387.330.7001.73.4.8.15.8
2015–16IND13118.1.418.357.5002.44.4.8.14.9
2016–17SAC692425.1.454.288.7972.64.81.1.19.9
Career55134429.2.460.359.7702.76.01.2.112.7

Playoffs

シーズンチームGPGSMPGFG%3P%FT%RPGAPGSPGBPGPPG
2010DEN6019.7.429.400.6841.32.71.0.07.8
20115533.4.500.455.9133.43.81.0.215.6
20127734.6.514.321.6322.66.01.0.119.0
20136639.3.440.190.8483.38.01.7.021.3
2016IND7010.6.333.000.6671.01.4.4.02.3
2018WAS5019.2.346.6251.0002.63.00.6.05.8
Career361825.9.458.333.7922.34.20.9.112.0

ユーロリーグ

シーズンチームGPGSMPGFG%3P%FT%RPGAPGSPGBPGPPGPIR
2011–12BCジャルギリス191419.3.471.333.7102.31.81.0.08.27.9
Career191419.3.471.333.7102.31.81.0.08.27.9

CBA

シーズンチームGPGSMPGFG%3P%FT%RPGAPGSPGBPGPPG
2017–18山東46636.1.548.401.8354.66.52.2.0425.5
2018-1924235.0.511.352.8413.98.71.8.0426.5
2019-20福建332135.0.514.428.8295.68.82.7.0927.3
Career1032936.0.528.397.8344.87.82.3.0626.3

プレースタイル

ゲームメイクが中心でスピードが魅力の選手である。

脚注

外部リンク