セバスティアン・ダイスラー

ドイツのサッカー選手

セバスティアン・ダイスラーSebastian Deisler1980年1月5日 - )は、ドイツレラッハ英語版ドイツ語版出身の元サッカー選手。元ドイツ代表。選手時代のポジションはMF。通称バスティ

セバスティアン・ダイスラー
名前
愛称バスティ
ラテン文字Sebastian DEISLER
基本情報
国籍ドイツの旗 ドイツ
生年月日 (1980-01-05) 1980年1月5日(44歳)
出身地レラッハ英語版ドイツ語版
身長182cm
体重78kg
選手情報
ポジションMFOHSH
利き足
クラブ1
クラブ出場(得点)
1998-1999ドイツの旗 ボルシアMG 17 (1)
1999-2002ドイツの旗 ヘルタ・ベルリン 56 (9)
2002-2007ドイツの旗 バイエルン・ミュンヘン 62 (8)
代表歴
2000-2006ドイツの旗 ドイツ36 (3)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

経歴

練習中のダイスラー

1998年ボルシアMGでプロデビュー。その年にチームが2部へ降格し、ヘルタ・ベルリンに移籍。2000年2月のオランダ戦でドイツ代表として初出場する。しかし、ワールドカップ・日韓大会直前のオーストリアとの親善試合で左膝の靭帯を断裂してしまい、そのためドイツが準優勝した2002年のワールドカップ・日韓大会の出場メンバーから外れた。それでも高い評価を受けて負傷していながらも、その夏にバイエルン・ミュンヘンに移籍を果たす。2003年には復帰し主力として活躍していたが、周りからの期待によるプレッシャーや両親の離婚、妊娠した恋人の健康上の不安などがストレスとなって今度はうつ病のために戦線を離脱。サッカー界やドイツ国内に衝撃を与えた。

その後うつ病を克服。復帰を果たし、2004年9月のブラジル戦で代表復帰。2005年コンフェデレーションズカップでは全5試合に出場し、1アシストを記録。しかし2006年のワールドカップは、バイエルンでの練習中に再び膝の故障に見舞われ本大会出場の希望は叶わなかった。

その後も再びうつ病にかかり、2007年1月16日に「もう自分の膝を信じることができない」と語り、27歳という若さで現役引退を表明した。

2007年12月、行方不明になった。バイエルン・ミュンヘンの首脳陣やオットマー・ヒッツフェルト監督、元ドイツ代表監督のルディ・フェラーもダイスラーとの接触を幾度も試みたが、全く連絡を取る事ができず、ミュンヘンにある自宅も住居として利用されている痕跡が無い事から、「ダイスラーがどこにいて何をしているのか全く分からない状態であった。もしなんらかのサポートになるのであればダイスラーをバイエルン・ミュンヘン育成部門のテクニックコーチとして迎えたい」と2007年12月にバイエルン・ミュンヘンウリ・ヘーネスGMがメディアを通してメッセージを送ったが、その後もダイスラーの消息は不明のままであった。

その後、第2の人生にフィジオセラピスト(理学療法士)として歩む準備を進めていることが発表された。息子の存在が今の彼の生きる喜びになっているという。

個人成績

クラブ個人成績
クラブシーズン国内リーグ国内カップ戦欧州カップ戦合計
出場得点出場得点出場 得点出場得点
ボルシアMG98-991712000191
合計98-991712000191
ヘルタ・ベルリン99-002021080292
00-012540040294
01-021131010133
合計99-0256920130719
バイエルン02-03802000100
03-041142010144
04-052344050324
05-061603063253
06-0740001050
合計02-076281101338611
通算98-071351815026317621

外部リンク