スーパージェット
スーパージェットは、東京大学、日立造船、瀬戸内クラフトが共同開発した[1]ハイブリッド船型の双胴水中翼船。基本型のスーパージェット30が8隻、拡大型のスーパージェット40が1隻の合計9隻が建造された。
概要
船体の浮力と双胴船間に前後2枚設置された全没型水中翼を併用して浮上航行するハイブリッド船型の水中翼船で、アルミニウム合金製の船体に高速ディーゼルエンジンを2基搭載、推進器にはウォータージェットを採用した。建造は日立造船神奈川工場で行われた。
スーパージェット40「シーマックス」は、沖縄県石垣市の安栄観光に売却され、2017年から石垣港 - 波照間港航路で「ぱいじま2」として運航されている[2][3]。
のちに日立造船は造船事業から撤退し、スーパージェットを建造していた神奈川工場も閉鎖されたが、共同開発した瀬戸内クラフトでは現在に至るまでスーパージェットの技術を用いた双胴水中翼船を多数建造している。
脚注
就航航路
運賃
※特急料金を含む(高速船による運航のため)。
- 広島 - 呉 2,300円
- 広島 - 松山 7,800円
- 呉 - 松山 6,100円
- スーパーシート料金:500円
外部リンク
- 瀬戸内海汽船(公式サイト)
- 石崎汽船(公式サイト)
- 船の紹介(スーパージェット)| 石崎汽船