スエズ運河庁
スエズ運河庁[1](すえずうんがちょう、アラビア語: هيئة قناة السويس、英語: Suez Canal Authority、他の訳例としてスエズ運河公社[2]、スエズ運河局[3])は、1956年7月26日に設立されたスエズ運河の運営を行うエジプトの国家機関(独立法人)[4]。傘下にスエズ造船所、ティムサ造船などを有する[5]。本部はイスマイリアに置かれている[6]。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/2a/Building_of_Suez_Canal_Authority.jpg/220px-Building_of_Suez_Canal_Authority.jpg)
スエズ運河国有化に伴う設立当初は商務省の傘下であったが[7][8]、経営判断は1998年に首相の認可事項となり、報告先も首相となった[9]。
エジプトの国家予算において、税収以外の収入源としては最大規模のものとされている[10]。
スエズ運河以外に隣接道路、横断路線(フェリー航路、アハメド・ハムディ・トンネル)、ナイル造船所、養蚕、水道も運営している[11]。