ジョーダン・モリス
ジョーダン・ペリー・モリス(Jordan Perry Morris, 1994年10月26日 - )は、アメリカ合衆国・シアトル出身のサッカー選手。シアトル・サウンダーズFC所属。アメリカ代表。ポジションはFW(ウィング)。スタンフォード大学出身。
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![]() アメリカ代表でのモリス (2019年) | ||||||
名前 | ||||||
本名 | ジョーダン・ペリー・モリス Jordan Perry Morris | |||||
ラテン文字 | Jordan Morris | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | ![]() | |||||
生年月日 | 1994年10月26日(29歳) | |||||
出身地 | シアトル | |||||
身長 | 183cm[1] | |||||
体重 | 84kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | ![]() | |||||
ポジション | FW (WG) | |||||
背番号 | 11 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2012-2013 | ![]() | |||||
2013-2015 | ![]() | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2016- | ![]() | 109 | (35) | |||
2021 | →![]() | 4 | (0) | |||
代表歴2 | ||||||
2013 | ![]() | 3 | (1) | |||
2014-2016 | ![]() | 13 | (6) | |||
2014- | ![]() | 53 | (11) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2022年3月9日現在。 2. 2023年7月7日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
経歴
キャリア初期
高校在学中、シアトル・サウンダーズFCのユースチームに所属[2]。卒業後は世界で最も難関な大学と言われるスタンフォード大学に進学し、同校のサッカー部でプレー[3][4]。2014年8月には、大学生ながらもアメリカ代表に初招集され、2015年にはNCAA男子ディビジョンIサッカーチャンピオンシップ優勝を果たした。
2016年1月、ヴェルダー・ブレーメンのトライアルに参加し契約をオファーされたが、本人がアメリカでのプレーを望んだためそのまま帰国した[5]。
シアトル・サウンダーズ
2016年1月、かつてユース時代を過ごしたシアトル・サウンダーズFCとプロ契約を締結した[6]。2月23日、CONCACAFチャンピオンズリーグのクラブ・アメリカ戦でスタメン入りしプロデビュー[7]。4月16日のMLS・フィラデルフィア・ユニオン戦でプロ初ゴール[8]。2016年シーズンに12得点を記録し、2009年にスティーヴ・ザクアニが記録した新人最多ゴール記録を更新[9]。クラブのMLSカップ制覇に貢献し、自身は年間最優秀新人選手に選出された。
2018年2月22日のCONCACAFチャンピオンズリーグ・サンタ・テクラFC戦で右膝前十字靭帯を断裂[10]。シーズンを棒に振るが、12月にクラブとの契約を延長した[11]。2019年3月3日のFCシンシナティ戦で戦列に復帰すると、2得点を挙げ4-1でのチームの勝利に貢献[12]。10月19日のMLSカップ・FCダラス戦では自身初のハットトリックを記録した[13]。
2020年シーズンはMLSで10得点を挙げ、ラウル・ルイディアスやニコラス・ロデイロらと共に年間ベストイレブンに選出[14]。自身2度目となるMLSカップ優勝も経験する。
2021年1月22日、EFLチャンピオンシップのスウォンジー・シティAFCにシーズン終了まで期限付き移籍[15]。ケイシー・パーマーやモーガン・ギブス=ホワイトら攻撃陣をレンタルバックで失ったクラブに加入し、買い取りオプションも付帯している。
代表歴
2013年5月、U-20アメリカ合衆国代表の一員としてトゥーロン国際大会に参加[16]。
スタンフォード大学に在学中の2014年8月に大学生ながらもA代表に初招集された[17][18]。11月のイスラエル戦でフル代表デビュー[19]。
2015年4月15日、メキシコとのフレンドリーマッチで代表初ゴール[20]。2017 CONCACAFゴールドカップでは3得点を挙げ大会制覇に貢献した[21]。
2022年、2022 FIFAワールドカップカタール大会に出場するアメリカ代表のメンバーに招集され、2試合に出場した。
ゴール
- 2019年10月11日現在[22]
No | 開催日 | 会場 | 対戦国 | スコア | 結果 | 試合概要 |
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1. | 2015年4月15日 | ![]() | ![]() | 親善試合 | ||
2. | 2017年2月3日 | ![]() | ![]() | |||
3. | 2017年7月12日 | ![]() | ![]() | 2017 CONCACAFゴールドカップ | ||
4. | ||||||
5. | 2017年7月26日 | ![]() | ![]() | |||
6. | 2019年9月10日 | ![]() | ![]() | 親善試合 | ||
7. | 2019年10月11日 | ![]() | ![]() | 2019 CONCACAFネーションズリーグ |
人物
1型糖尿病(Type 1 Diabetes)患者であり、基金を設立している。同じ病と闘う人々を勇気づけるため、腕に「T1D」のタトゥーを彫っている[23][24]。
父親のマイケル・モリスはシアトル・サウンダーズのクラブドクターを務めている[25]。
タイトル
- スタンフォード大学
- NCAA男子ディビジョンIサッカーチャンピオンシップ : 2015
- パシフィック12カンファレンス : 2015
- シアトル・サウンダーズ
- MLSカップ : 2016, 2019
アメリカ合衆国代表
- 個人
- ハーマン・トロフィー: 2015
- MLSルーキーオブザイヤー : 2016
- MLSベストイレブン : 2020
脚注
外部リンク
- Jordan Morris Foundation
- Jordan Morris (@JmoSmooth13) - X(旧Twitter)
- Jordan Morris (@j.morris13) - Instagram
- Stanford University bio
- ジョーダン・モリス - National-Football-Teams.com (英語)
- ジョーダン・モリス - Soccerway.com (英語)
- ジョーダン・モリス - Soccerbase.comによる選手データ (英語)
- ジョーダン・モリス - FootballDatabase.eu (英語)
- ジョーダン・モリス - WorldFootball.net (英語)
- ジョーダン・モリス - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- ジョーダン・モリス - メジャーリーグサッカー (英語)
- ジョーダン・モリス - AS.com (スペイン語)