ジョーゼフ・ホロヴィッツ

ジョーゼフ・ホロヴィッツ(Joseph Horovitz、1926年5月26日 - 2022年2月9日[1])は、オーストリアウィーン出身のイギリス作曲家指揮者チェコユダヤ人出身。

ジョーゼフ・ホロヴィッツ
生誕 (1926-05-26) 1926年5月26日
出身地 オーストリアウィーン
死没 (2022-02-09) 2022年2月9日(95歳没)
学歴オックスフォード大学王立音楽大学
ジャンルクラシック音楽
職業作曲家指揮者

経歴

オーストリアウィーン生まれ。1938年に家族でイギリスに移住し、オックスフォード大学ニューカレッジで音楽言語学を学び、その後ロンドン王立音楽大学ゴードン・ジェイコブ作曲を学んだ。さらにパリに留学し、ナディア・ブーランジェに師事した。1950年よりオペラバレエの指揮者として活動を始めるとともに、「リリー」「ウェセックス物語」「共犯者」などのテレビシリーズの音楽を担当し評価を得た。1961年王立音楽大学の教授に就任した。

作品

作品には『不思議の国のアリス』(1953)など16のバレエ、2つのオペラヴァイオリン協奏曲オーボエ協奏曲クラリネット協奏曲ファゴット協奏曲トランペット協奏曲、ユーフォニアム協奏曲、チェンバロのためのジャズ協奏曲、吹奏楽曲英国式ブラスバンド曲がある。

受賞

1959年にコモンウェルス賞を受賞するなど、多くの賞を受賞している。

著作

  • アラウとの対話』 野水瑞穂訳、みすず書房、1986年、新版2003年
  • 『国際ピアノ・コンクール その舞台裏の悲喜劇』 奥田恵二訳、早稲田出版、1995年

脚注