ジョン=ルイス・ブラウン

ジョン=ルイス・ブラウン(John-Lewis Brown、1829年8月16日 - 1890年11月14日)はスコットランドに出自を持つフランスの画家、版画家である。乗馬して狩りをする人々や戦争画を描いたことで知られる。

ジョン=ルイス・ブラウン
John-Lewis Brown
ジョヴァンニ・ボルディーニによるブラウンと妻子の肖像画
誕生日1829年8月16日
出生地フランス、ボルドー
死没年1890年11月14日
死没地フランス、パリ
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略歴

ジロンド県のボルドーで生まれた。スコットランド出身の同名の祖父、ジョン・ルイス・ブラウンが、ボルドーのカントナックでブドウ園を開き[1]、優れたワインを醸造したことに始まる有名な醸造所、シャトー・カントナック=ブラウン(Château Cantenac-Brown)を経営する家族の出身である。

1840年頃、パリに出て、はじめ獣医の学校で学び、その後、美術に転じ、エコール・デ・ボザールカミーユ・ロクプランやジャン=イレール・ベローに学んだ。ジロンド県のマルゴーのブラウンの邸にはエドガー・ドガエドゥアール・マネといった後に有名になる友人の画家たちが訪れた[2]

馬に乗って猟犬と狩りをする人々や、戦争の場面などを描き、水彩画家や版画家としても評価されている。

作品はオルセー美術館やブレスト美術館に[3]所蔵されている。

作品

脚注

参考文献

  • « Brown, John Lewis », dans Janine Bailly-Herzberg, Dictionnaire de l'estampe en France (1830-1950), Paris, Arts et métiers graphiques / Flammarion, 1985, p. 50.