サニックス杯国際ユースサッカー大会
サニックス杯国際ユースサッカー大会(サニックスはいこくさいユースサッカーたいかい)は、一般社団法人九州サッカー協会と一般財団法人サニックススポーツ振興財団主催[1]で毎年3月後半に行われる、第2種登録チーム(高校生年代)の参加する国際サッカー大会である。株式会社サニックスと株式会社グローバルアリーナが特別協賛し[1]、グローバルアリーナ(福岡県宗像市)[2]で開催される。
2020年春に開催予定の第18回大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止された。
概要
2003年に始まった男子競技には、U‐16/U-17日本代表をはじめ、国内のクラブユースチームと単一高校チームの他、海外の強豪クラブユースチーム及びナショナルチーム、選抜チームや単一高校チームなど、計16チームが参加する。[3]
海外出場チームで、オーストラリア、ブルガリア、中国、韓国、マレーシア、ニュージーランド、タイ、ウズベキスタンとベトナムのU-16/U-17代表や、ACミランユース、FCインテルユ―ス、AFCアヤックスユース、ワトフォーFCユース、杭州緑城ユースと江蘇蘇寧ユースなどが数えられる。[4][5][6]
2007年は、国内チームのみで開催。
競技は、総当たり戦の予選リーグとノックアウトトーナメントから構成されている。予選リーグでは、4チームごとに4つのグループに分けられ、各グループ上位2チームはサニックス杯へ、下位2チームはグローバルアリーナ杯へ、と二つの決勝トーナメントへ進む。
2010年から2018年まで、アジアサッカー連盟より若手レフェリーの派遣があった。
女子競技の「SANIX杯高校女子サッカー大会」は、2014年からスタート。初回大会は、男子競技期間中に1日のみ、4チームで開催された。翌年から男子競技とは別に、3月末に8チームで行われるようになった。
予選リーグでは、4チームごとに2つのグループに分けられ、総当たり戦を行う。順位決定戦では、各グループの同位同士で優勝、3位、5位と7位を決める。[7]
年別成績
男子
年 | 優勝チーム | 準優勝チーム | 3位 |
---|---|---|---|
2003年 | 市立船橋高校 | U-17日本代表 | 東海大学付属第五U-17 |
2004年 | U-17中国代表 | U-17日本代表 | 市立船橋U-17 |
2005年 | 東海大第五高校 | U-17中国代表 | U-17日本代表 |
2006年 | 東京ヴェルディ1969ユース | AFCアヤックスユース | A.C.ミランユース(イタリア) |
2007年 | FC東京U-18 | 東京ヴェルディ1969ユース | 鹿児島実業ユース |
2008年 | 東京ヴェルディユース | FC東京ユース | 韓国代表U-16 |
2009年 | チャンフン(長薫)高校(韓国) | 東京ヴェルディユース | U-17日本代表 |
2010年 | 前橋育英高校 | 東海大第五高校 | チャンフン(長薫)高校(韓国) |
2011年 | ヴィッセル神戸ユース | 柏レイソルユース | アビスパ福岡ユース |
2012年 | 東福岡高校[8] | ヴィッセル神戸ユース | U-17日本代表 |
2013年 | ガンバ大阪ユース | 星稜高校 | 三浦学苑高校 |
2014年 | 横浜F・マリノスユース[9] | U-17日本代表 | 市立船橋高校 |
2015年 | U-17韓国代表[10] | 青森山田高校 | U-17日本代表 |
2016年 | U-17日本代表[11] | 東福岡高校 | 青森山田高校 |
2017年 | 市立船橋高校[12] | サンフレッチェ広島ユース | 流通経済大学付属柏高校 |
2018年 | 青森山田高校[13] | アビスパ福岡ユース | サガン鳥栖ユース |
2019年 | 尚志高校[14] | 清水エスパルスユース | 鹿島アントラーズユース |
女子
年 | 優勝チーム | 準優勝チーム | 3位 |
---|---|---|---|
2014年 | 福岡女学院高校 | 福翔高校 | 福岡女子商業高校 |
2015年 | 神村学園高等部 | 柳ヶ浦高校 | 東海大学付属第五高校 |
2016年 | 東海大学付属第五高校[15] | 柳ヶ浦高校 | 神村学園高等部 |
2017年 | 神村学園高等部 | 東海大学付属福岡高校 | 柳ヶ浦高校 |
2018年 | 東海大学付属福岡高校 | 福岡女学院高校 | 東海大学付属熊本星翔高校 |
2019年 | 神村学園高等部 | 東海大学付属福岡高校[16] | 柳ヶ浦高校 |