クローディン1
クローディン1(英: claudin-1)は、約23 kDa(キロダルトン)の膜タンパク質である。細胞膜を4回貫通しており、N末端とC末端は細胞質にある。C末端のチロシン-バリンを含む保存されたPDZ結合モチーフを介してタイトジャンクション裏打ちタンパク質のZO-1と結合する[5]。
機能と疾患
クローディン1は、クローディンファミリーの一つでタイトジャンクションの主要構成成分である。特に、皮膚や肝臓に発現が多い[6][7]。
クローディン1のノックアウトマウスは、皮膚のタイトジャンクションのバリア機能異常により生後1日以内に脱水で死亡する[8]。