クレスセント諸島[1]又はクレセント諸島[2](英語: Crescent Group、中国語: 永樂環礁)は、パラセル諸島(西沙諸島)の西南部を占める群島である[1][3]。
なお、パラセル諸島(西沙諸島)の東北部を占める群島は、アンフィトリテ諸島[1]又はアムフィットライト諸島[2](英語: Amphitrite Group、中国語: 宣德環礁)と呼ばれる。
全ての島礁を中国が実効支配しているが[4][5]、ベトナム及び台湾(中華民国)も領有権を主張している[6]。中国の英字紙である「チャイナ・デイリー」は、2016年6月21日に、中国国有大手海運会社である中国遠洋運輸集団(COSCO)が7月からパラセル諸島への観光船の運航を始めると報じており、そのコースは海南省三亜市からクレスセント諸島までになると見られている[7]。