キャンクァンジ県

ウガンダの県

キャンクァンジ県(キャンクァンジけん、英語: Kyankwanzi Districtスワヒリ語: Wilaya ya Kyankwanzi)はウガンダ中央地域北西部の県。2014年の人口は21万4057人。県都はブテンバ。

キャンクァンジ県

Kyankwanzi District
Wilaya ya Kyankwanzi
キャンクァンジ県の位置
キャンクァンジ県の位置
東経31度48分 / 北緯1.200度 東経31.800度 / 1.200; 31.800
ウガンダの旗 ウガンダ
中央地域
歴史的地域ブガンダ
新設2010年7月1日
県都ブテンバセブアノ語版
面積
 • 陸地2,455.3 km2
標高
1,200 m
人口
2014年
 • 合計214,057人
 • 密度87.2人/km2
等時帯UTC+3 (東アフリカ時間)
ISO 3166コードUG-123
ウェブサイトwww.kyankwanzi.go.ug

地理

県都ブテンバは、首都カンパラから道なりに約160km北西に位置する。[1]東アフリカ大地溝帯英語版の西部に位置し、海抜1000~1200mの平坦な地形に森や平原が広がる。

キボガ県からの独立

2010年7月1日キボガ県の北部を割いて新設された。それ以前は、ブテンバから約35km離れたキボガ英語版が県都だった。[2]更にそれ以前はムベンデ県の一部だった。県が広過ぎて県庁に行き辛かった為分離した。県名はカンパラホイマ道を20km進んだキャンクァンジ英語版から取られた。これは、1981年1986年ヨウェリ・ムセベニキャンクァンジ英語版の畜産農家を率いて国民抵抗運動英語版を始め、ウガンダ内戦英語版に勝利した事による。現在でもキャンクァンジ英語版国民抵抗運動英語版が強い都市である。また、国民指導者機関の本部が有り、全ての軍人と公務員が訓練を受けている。しかし、交通の利便性からブテンバが県都になった。

人口

キボガ県とキャンクァンジ県は、ウガンダの地方間移住で人気の有る県である。1990年代に政府は全国の農家にこの広大な2県への移住を提案した。

民族

ほとんどの住民が2言語以上を話す。

貧困

2009年キボガ県のキャンクァンジ副郡では1$/日以下で暮らす人口が38%を占めており、中央地域で最貧だった。[4]

経済

  • 畜産
    • ウガンダを南西から北東に貫く「牛回廊」に属す。住民の多くがアンコーレ人ルワンダ人英語版で、広大な森林でアンコーレ・ワツシ英語版を飼っている。カペケ副郡・キャンクァンジ副郡・ンサンビャ副郡に畜産の殆どが集中する。牛市場が毎週もしくは隔月に開かれる。
  • 木炭製造
    • キコンダ森林保護区で合法的に伐採出来る。国立森林機関がデンマークのGlobal Woods AGと提携して管理している。

交通

脚注

外部リンク