亜屯駅

日本の領有下の樺太敷香郡敷香町にあった鉄道省の駅
エリニキ駅から転送)

亜屯駅(あとんえき)は、かつて樺太敷香郡敷香町に存在した鉄道省樺太東線である。

エリニキ駅
亜屯駅
駅名標
ст. Ельники
地図
所在地ロシアの旗ロシア連邦
極東連邦管区サハリン州
北緯49度41分5秒 東経142度51分0秒 / 北緯49.68472度 東経142.85000度 / 49.68472; 142.85000 (エリニキ駅
亜屯駅
)
駅番号99660
所属事業者ロシア鉄道
極東鉄道支社サハリン地域部
駅種類貨客駅 грузопассажирская
駅名変遷1943年-1946年 : 亜屯(あとん)
所属路線コルサコフ─ノグリキ線
キロ程コルサコフ起点 394 km
開業年月日1943年11月16日
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歴史

  • 1943年(昭和18年)11月16日 - 国有鉄道の上敷香駅 - 気屯駅(51.7km)延伸開業により設置。
  • 1945年(昭和20年)8月 - ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年(昭和21年)2月1日 - 日本の国有鉄道の駅としては、書類上廃止。
  • 1946年4月1日 - ソ連国鉄に編入。ロシア語の駅名は「エリニキ サハリンスキエ」。

駅名の由来

当駅の所在する地名からであり、地名はニブヒ語の「アトンギー」(下の川)による[1]

運行状況

  • 旅客列車の運行は行なわれていたものの、軍用鉄道であり時刻表には掲載されなかった。

現在はポロナイスク駅ポページノ駅発着の1往復のみ停車する。

駅周辺

隣の駅

鉄道省樺太鉄道局
樺太東線
千輪駅 - 亜屯駅 - 気屯駅

脚注