エニャン

エニャンAignan)は、フランスオクシタニー地域圏ジェール県コミューン

Aignan

行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région)オクシタニー地域圏
(département)ジェール県
(arrondissement)ミランド郡
小郡 (canton)小郡庁所在地
INSEEコード32001
郵便番号32290
市長任期フィリップ・バラトー
2014年 - 2020年
自治体間連合 (fr)fr:Communauté de communes Terres d'Armagnac
人口動態
人口760人
(2011)
人口密度24人/km2
住民の呼称Aignanais, Aignanaise
地理
座標北緯43度41分55秒 東経0度05分03秒 / 北緯43.6986111111度 東経0.0841666666667度 / 43.6986111111; 0.0841666666667 東経0度05分03秒 / 北緯43.6986111111度 東経0.0841666666667度 / 43.6986111111; 0.0841666666667
標高平均:165m
最低:107 m
最高:2222m
面積32.16km2
Aignanの位置(フランス内)
Aignan
Aignan
公式サイトSite officiel d'Aignan
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地理

郡庁のあるミランドから39km、オーシュの南西51kmのところにある。

エニャンにはミドゥーズ川の支流プティ・ミドゥーズ川、ミドゥーザン川(いずれもアドゥール川流域に含まれる)が流れる。

由来

エニャンとはラテン語の姓Anniusに由来する。接尾辞は-anumであり、おそらくガロ=ローマ時代にこの地に位置していた所領の所有者の名前であろう[1]。1801年当時、町の名はエニャン=ラ=ジュスティス(Aignan-la-Justice)として知られていた[2]

歴史

町ができたのは620年代である。のちにバスティッド(Bastide)となった。アルマニャック最古の首都であり、かつてはガスコーニュ高等法院が置かれていたこともある。1355年に町はエドワード黒太子によって炎上した。

1590年、防衛の手薄さを利用され、結婚式の際にプロテスタント勢力に攻略された。アンシャン・レジーム時代のエニャンは、既にワインとガラス製品の貿易で有名だった。

経済

ワイン生産が行われており、地理的表示保護(IGP、fr)ワインであるコート・ド・ガスコーニュ(fr)、AOCであるサン・モンAOC(fr)の産地である。蒸留酒アルマニャック売買も非常に活発である。しかし経済はいまだ多くを農業に依存している。のどの痛み止めやデルモコスメティック部門に特化した、ピエール・ファーブル社の工場がコミューン内にある[3]

人口統計

1962年1968年1975年1982年1990年1999年2006年2011年
898965932941921842858760

参照元:1999年までEHESS[4]、2004年以降INSEE[5][6]

史跡

姉妹都市

脚注