ウィンリック・コルベ
ウィンリック・コルベ(Winrich Kolbe、1940年8月9日 - 2012年9月)は、ドイツ出身でアメリカ合衆国で活動したテレビ監督、プロデューサーである。『スタートレック』の4つのシリーズで累計48話を監督しており、その中にはヒューゴー賞を獲得した「永遠への旅」も含まれる。
ウィンリック・コルベ Winrich Kolbe | |
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本名 | Winrich Ernst Rudolf Kolbe |
別名義 | Rick Kolbe |
生年月日 | 1940年8月9日 |
没年月日 | 2012年9月 |
出生地 | ![]() |
死没地 | ![]() |
職業 | テレビドラマ監督、テレビプロデューサー |
活動期間 | 1973年 - 2003年 |
生涯
ドイツで生まれる[1]。1970年代からテレビでのキャリアが始まり[1]、『宇宙空母ギャラクチカ』のアシスタントプロデューサーを務めていた[2]。同番組の18話「バルターの再反乱!奪われたシャトルを救え」では監督を務めた[3]。『スタートレック』以前には他に『ナイトライダー』、『私立探偵スペンサー』に参加しており、後に『ディープ・スペース・ナイン』に出演するエイヴリー・ブルックスとコラボレーションした[4][5]。
『スター・トレック』では『新スタートレック』、『ヴォイジャー』、『ディープ・スペース・ナイン』、『エンタープライズ』の4シリーズで累計48話を監督した[6]。そのエピソードの中には『新スタートレック』最終回でヒューゴー賞映像部門を受賞した「永遠への旅」も含まれている[7][8]。コルベは『ヴォイジャー』のシリーズ第1話「遥かなる地球へ」を監督した上[9]、キャスティングにも関与した。艦長を女性にするようにパラマウント映画に勧めたスタッフの1人である[10]。
2003年に監督を引退し、その後はサバナ芸術デザイン大学で2007年まで教授を務めた[11]。2012年9月に亡くなる[6]。