ウィルソン・アベニュー駅

ウィルソン・アベニュー駅(Wilson Avenue)はブルックリン区のウィルソン・アベニュー - モファット・ストリート交差点にあるニューヨーク市地下鉄BMTカナーシー線の駅で、終日L系統が停車する。

ウィルソン・アベニュー駅
Wilson Avenue
ニューヨーク市地下鉄
南行ホーム(上層階)
駅情報
住所Wilson Avenue & Moffat Street
Brooklyn, NY 11207
ブルックリン区
地区ブッシュウィック英語版
座標北緯40度41分19秒 西経73度54分16秒 / 北緯40.6885度 西経73.9044度 / 40.6885; -73.9044 西経73度54分16秒 / 北緯40.6885度 西経73.9044度 / 40.6885; -73.9044
ディビジョンBディビジョンBMT
路線BMTカナーシー線
運行系統   L Stops all times (終日)
構造高架駅(南行)
地上駅(北行)
駅階数2層
ホーム数単式ホーム 2面(各層 1面)
線路数2線(各層 1線)
その他の情報
開業日1928年7月14日 (95年前) (1928-07-14)
利用状況
乗客数 (2015)1,407,098[1]増加 1%
順位316位(422駅中)
次の停車駅
北側の隣駅ホールジー・ストリート駅: L Stops all times
南側の隣駅ブッシュウィック・アベニュー-アバディーン・ストリート駅: L Stops all times
停車案内表
マーク説明
Stops all times終日停車

Wilson Avenue Subway Station (Dual System BMT)
座標北緯40度41分18秒 西経73度54分15秒 / 北緯40.6884度 西経73.9043度 / 40.6884; -73.9043
複合資産New York City Subway System MPS
NRHP登録番号05000681[2]
NRHP指定日2005年7月6日

歴史

配線図
上層階
ヘル・ゲート橋
(NYCR)
エバーグリーン支線跡
至 ベイ・リッジ方面
(ベイ・リッジ支線)
全国鉄道網
地下鉄
下層階

ウィルソン・アベニュー駅は1928年7月14日にカナーシー線が当時高架区間の西端だったブロードウェイ・ジャンクション駅からモントローズ・アベニュー駅まで延伸されたのに合わせて開業した[3]

駅構造

南行線
(2F)
カナーシー-ロッカウェイ・パークウェイ駅行きブッシュウィック・アベニュー-アバディーン・ストリート駅
単式ホーム、右側ドアが開く
北行線
(1F)
8番街駅行きホールジー・ストリート駅
単式ホーム、左側ドアが開く
改札、メトロカード自動券売機、出入口への通路
G地上階出入口
通りに面したエントランス

ウィルソン・アベニュー駅は北行線と南行線が別の階になっているという変わった構内レイアウトをしている[4]。これは建設当時に両側をニューヨーク・コネクティング鉄道英語版ロングアイランド鉄道ベイ・リッジ支線英語版に挟まれていて用地が確保できなかったためである。各階ごとに単式ホーム1面1線を有し、このような構造を持つカナーシー線唯一の駅でもある[4]。南行線は低い高架になっており、背の高いフェンスを通してホーリー・トリニティ墓地を望むことができる。南行線は駅の南側でセントラル・アベニューをオーバーパスした後、ブッシュウィック・アベニュー-アバディーン・ストリート駅に向かうトンネルに進入していく[4]。北行線はさらに低く、地下駅のような印象の地上駅である[4]

出入口

駅エントランスは1か所で、モファット・ストリートの東側のウィルソン・アベニュー突き当たりにある。階段が3本ある。エントランスは北行線ホームに面しており、そこから階段で階上の南行線ホームに行くようになっている。北行階の東側(ホーム側)はコンクリート壁になっており、南行線ホームには全長に渡って屋根が設けられている。壁には主に緑で縁取りされた色とりどりの鮮やかなタイルモザイクの帯(28色が用いられている)が施されている。線路側の壁にもホームに合わせたタイルモザイクが施されていたが、1982年以降にいつの間にか取り外されてしまった[4]

脚注

参考文献

外部リンク