アマンダ・アニシモバ

アマンダ・アニシモバAmanda Anisimova, ロシア語: Аманда Анисимова; 2001年8月31日 - )は、アメリカの女子プロテニス選手。2019年全仏オープン女子シングルスでベスト4に入った選手である。これまでにWTAツアーでシングルス1勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス21位。身長180cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

アマンダ・アニシモバ
Amanda Anisimova
アマンダ・アニシモバ
基本情報
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地同・ニュージャージー州フリーホールド
居住地同・フロリダ州ペンブロークパインズ
生年月日 (2001-08-31) 2001年8月31日(22歳)[1]
身長180cm
利き手
バックハンド両手打ち
ツアー経歴
デビュー年2016年
ツアー通算1勝
シングルス1勝
ダブルス0勝
生涯獲得賞金4,482,535 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪4回戦(2019)
全仏ベスト4(2019)
全英2回戦(2019)
全米1回戦(2018)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪1回戦(2019)
全仏2回戦(2019)
全米1回戦(2017)
キャリア自己最高ランキング
シングルス21位(2019年10月21日)
ダブルス386位(2019年6月24日)
2020年3月20日現在

来歴

両親はロシア出身。3歳からテニスを始める。

4大大会では2017年全仏オープン主催者推薦選手として初出場した。1回戦で奈良くるみに 6-3, 5-7, 4-6 で敗れた。2018年9月のジャパン女子オープンテニスでは予選から勝ち上がり決勝に進出した。決勝で謝淑薇に 2–6, 2–6 で敗れ準優勝となった。

2019年全豪オープンでは1回戦でモニカ・ニクレスク、2回戦で第24シードのレシア・ツレンコ、3回戦で11シードのアリーナ・サバレンカを破り4回戦に進出した。4回戦では第8シードのペトラ・クビトバに 2–6, 1–6 で敗れた。4月のボゴタ大会の決勝でアストラ・シャルマを 4–6, 6–4, 6–1 で破りWTAツアー初優勝を果たした。

2019年全仏オープンではノーシードから快進撃を見せベスト8に進出した。準々決勝では第3シードの前年優勝者シモナ・ハレプを 6-2, 6-4 で破りベスト4に進出した[2]。準決勝では優勝したアシュリー・バーティに 7-6, 3-6, 3-6 で敗れ決勝進出はならなかった。2019年全米オープンは直前にコーチであった父の急死により欠場した。2019年10月21日付ランキングで自己最高の26位を記録している。

WTAツアー決勝進出結果

シングルス: 2回 (1勝1敗)

大会グレード
グランドスラム (0–0)
WTAファイナルズ (0–0)
プレミア・マンダトリー (0–0)
プレミア5 (0-0)
WTAエリート・トロフィー (0-0)
プレミア (0–0)
インターナショナル (1–1)
結果No.決勝日大会サーフェス対戦相手スコア
準優勝1.2018年9月16日 広島ハード 謝淑薇2–6, 2–6
優勝1.2019年4月14日 ボゴタクレー アストラ・シャルマ4–6, 6–4, 6–1

4大大会シングルス成績

略語の説明
 W  F SFQF#RRRQ#LQ A Z#PO G  S  B NMS P NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会20162017201820192020通算成績
全豪オープンAAA4R1R3–2
全仏オープンA1RASF5–2
ウィンブルドンAAA2R1–1
全米オープンLQLQ1RA0–1

脚注

外部リンク