アビサイル・ガルシア

ベネズエラの野球選手 (1991 - )

アビサイル・アントニオ・ガルシア・ヤグアリンAvisail Antonio García Yaguarin , 1991年6月12日 - )は、 ベネズエラアンソアテギ州出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。MLBマイアミ・マーリンズ所属。愛称はアビAvi[2]

アビサイル・ガルシア
Avisail García
マイアミ・マーリンズ #24
シカゴ・ホワイトソックス時代
(2017年7月18日)
基本情報
国籍ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地アンソアテギ州
生年月日 (1991-06-12) 1991年6月12日(33歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
240 lb =約108.9 kg
選手情報
投球・打席右投右打
ポジション外野手
プロ入り2007年 アマチュアFA
初出場2012年8月31日
年俸$12,000,000(2022年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

プロ入りとタイガース時代

デトロイト・タイガース時代
(2013年6月2日)

2007年契約金20万ドルでデトロイト・タイガースと契約してプロ入り[3]

2011年のシーズン後にタイガースの40人枠に加えられた。

2012年はプレーオフのメンバー入りを見込んで、9月のロースター拡大の直前にAA級エリー・シーウルブズから昇格。8月31日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビューを果たした。主に対左投手用の右翼手代打として起用された。ニューヨーク・ヤンキースとのALCSでは3本の適時打を放ち、勝負強さを発揮した。

ホワイトソックス時代

2013年7月30日に同僚のブライアン・ビヤレアルボストン・レッドソックスホセ・イグレシアスやホワイトソックスのジェイク・ピービーらとの三角トレードが成立し、ホワイトソックスへ移籍した[4]

2014年3月1日にホワイトソックスと1年契約に合意した[5]。4月9日のコロラド・ロッキーズ戦で右翼手を守っていた際に、ダイビングキャッチを試みたところ左を負傷し[6]、翌日球団からシーズン中の復帰はない事が発表された[7]。しかしながら、8月16日に復帰した。最終的には46試合に出場して8二塁打と7本塁打を放ち、長打力を発揮した一方、打率は.244に留まり、試合数とほぼ同数の44三振を喫するなど、ミート面で課題が残った。守備では全試合で右翼の守備に就いたが、DRSは - 10に終わり、守備力の低さも成績に顕れた。

2015年は完全にレギュラーに定着し、148試合に出場した。4月26日(単打)[8]、6月5日(死球)[9]、8月5日(四球)[10]、8月12日(二塁打)[11]と4回もサヨナラ打を記録した。バッティング面では打率.257、13本塁打、59打点という成績を残したが、三振の多さは改善されず141個喫した。守備面でも進歩が見られず、DRSは - 11だった。

2016年は、指名打者及び右翼で120試合に出場。打撃面では打率.245、12本塁打、51打点、4盗塁という成績を残したが、前年と比して横這いないし低下であり、成長の跡は見られなかった。一方守備面では、右翼の守りに就いたのは46試合ながら、2失策守備率.981、DRS + 2という成績であり、前年のDRS - 11から大きく改善した。

2017年4月15日のミネソタ・ツインズ戦に先発出場し、レウリー・ガルシアウィリー・ガルシアも先発出場していたため、MLB史上初の同じの選手が3人先発出場したことになった[注 1]。また、自身初めてオールスターゲームにも選出された。最終的に136試合に出場して打率.330、18本塁打、80打点、5盗塁を記録した。

2018年11月30日にノンテンダーFAとなった[13]

レイズ時代

2019年1月18日にタンパベイ・レイズと1年350万ドルの契約を結んだ[14]。オフの10月31日にFAとなった[15]

ブルワーズ時代

2019年12月17日にミルウォーキー・ブルワーズと2年契約を結んだ[16]

2021年オフの11月4日にオプションを破棄してFAとなった[17]

マーリンズ時代

2021年12月1日にマイアミ・マーリンズと4年総額5300万ドルの契約を結んだ[18]。2026年はチームオプションとなり、バイアウトの際は500万ドルが支払われる[19]

プレースタイル

体格がそっくりであることから、同じベネズエラ出身のミゲル・カブレラと比べられることが多く、タイガース時代のチーム内での愛称は「リトル・ミギー」または「ミニ・ミギー」(「ミギー」はカブレラの愛称)。しかし、選手としてのタイプは全く異なり、スラッガー型のカブレラほどの打力がないが、身体能力が高い5ツール型の選手である。選球眼に課題を残すが、肩の強さには特に定評がある[3][20]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2012DET2351477150001530200311101.319.373.319.692
2013308883122031231100101400213.241.273.373.646
CWS42168161194942572213201501385.304.327.447.775
'13計722562443169737103313302901598.283.309.422.731
2014461901721942807712941021412445.244.305.413.718
20151486015536614217213202597704363814113.257.309.365.675
2016120453413591011821215951440234041159.245.307.385.692
20171365615187517127518262805301335911114.330.380.506.885
20189338535647841121915649310520241029.236.281.438.719
2019TB12553048961138252202277210403312712515.282.332.464.796
2020MIL5320718120431002591513002026492.238.333.326.659
202113551546168121180292268684053851112112.262.330.490.820
2022MIA983803573180908113354002170410912.224.266.317.582
20233711810882031334122000612391.185.241.315.556
MLB:12年1086424738994921026153171381627522513202626122591025101.263.317.417.734
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績



左翼(LF)中堅(CF)右翼(RF)




































2012DET241011.000210001.00018180001.000
2013360001.0002336010.973560001.000
CWS-8130001.0003667120.971
'13計360001.0003149010.9804173120.974
2014--4684420.978
2015--1302351734.988
201611152001.000-46103321.981
2017--1322631393.968
2018--87189220.990
2019TB-1227110.96692143540.974
2020MIL-44612011.000560001.000
2021-130001.000121201460.972
2022MIA--86129321.985
20231061001.000110001.00023380001.000
MLB26314011.00091142322.986827148252329.980
  • 2023年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録

背番号

  • 34(2012年 - 2013年途中)
  • 26(2013年途中 - 2018年)
  • 24(2019年 - )

脚注

注釈

出典

関連項目

外部リンク

🔥 Top keywords: メインページ特別:検索上戸彩エドワード・S・モースXG (音楽グループ)石丸伸二秋葉原通り魔事件山田昌蓮舫木村カエラ椎名林檎井上愛一郎杉浦太陽ブルース・リー渡部峻アンチヒーロー (テレビドラマ)岡崎慎司高橋里華河合優実MY FIRST STORY無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜クリストファー・コロンブス古畑任三郎黎智英赤間麻里子髙嶋政伸怪獣8号若葉竜也山本未來小川博Z-1 (アイドルグループ)稲葉浩志眞栄田郷敦天野鎮雄石川さゆり長谷川博己ノーマンズランド三上悠亜森内寛樹