アダム・コラレック

アダム・ジョン・コラレックAdam John Kolarek, 1989年1月14日 - )は、アメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア出身のプロ野球選手投手)。左投左打。MLBロサンゼルス・エンゼルス所属。

アダム・コラレック
Adam Kolarek
ロサンゼルス・エンゼルス #56
タンパベイ・レイズ時代
(2018年7月7日)
基本情報
国籍アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地メリーランド州ボルチモア
生年月日 (1989-01-14) 1989年1月14日(35歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席左投左打
ポジション投手
プロ入り2010年 MLBドラフト11巡目
初出場2017年6月29日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴

プロ入りとメッツ傘下時代

2010年MLBドラフト11巡目(全体332位)でニューヨーク・メッツから指名され、プロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級キングスポート・メッツ英語版でプロデビュー。A-級ブルックリン・サイクロンズでもプレーし、2球団合計で22試合に登板して2勝1敗2セーブ、防御率3.13、45奪三振を記録した。

2011年はA級サバンナ・サンドナッツとA+級セントルーシー・メッツでプレーし、2球団合計で26試合(先発1試合)に登板して7勝1敗5セーブ、防御率2.85、58奪三振を記録した。

2012年はA+級セントルーシーとAA級ビンガムトン・メッツでプレーし、2球団合計で50試合に登板して3勝3敗19セーブ、防御率2.70、78奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロス英語版に所属した。

2013年はAA級ビンガムトンとAAA級ラスベガス・フィフティワンズでプレーし、2球団合計で46試合に登板して3勝3敗1セーブ、防御率2.28、64奪三振を記録した。

2014年はAA級ビンガムトンでプレーし、48試合に登板して1勝2敗2セーブ、防御率6.07、43奪三振を記録した。

2015年もAA級ビンガムトンでプレーし、51試合(先発1試合)に登板して2勝4敗1セーブ、防御率4.43、61奪三振を記録した。レギュラーシーズン終了後の10月6日に自由契約となった[1]

レイズ時代

2017年7月1日

2015年10月23日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだが、12月10日にルール・ファイブ・ドラフト(マイナーリーグ・フェイズ)でタンパベイ・レイズから指名され、移籍した[2]

2016年は傘下のAA級モンゴメリー・ビスケッツとAAA級ダーラム・ブルズでプレーし、2球団合計で47試合に登板して3勝4敗2セーブ、防御率3.13、63奪三振を記録した。オフの11月7日にFAとなり、19日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結ぶも、2017年3月24日に自由契約となった後、27日にレイズとマイナー契約を結んだ。

2017年は開幕からAAA級ダーラムでプレーした。6月28日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、翌29日のピッツバーグ・パイレーツ戦でメジャーデビュー[3]。9月4日にマイナー契約でAAA級ダーラムへ配属された[1]。この年メジャーでは12試合に登板して1勝0敗、防御率6.48、4奪三振を記録した。マイナーでは41試合に登板して防御率1.65だった。

2018年も開幕をAAA級ダーラムで迎えた。7月6日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると[4]、最終的に31試合に登板して1勝0敗2セーブ、防御率3.93、19奪三振を記録した。マイナーでは31試合に登板して防御率1.61だった。

2019年は監督のケビン・キャッシュの起用により、一塁守備を挟んで2度登板する試合が2試合あり、いずれの試合でもホールドを記録した[5][6]

ドジャース時代

2019年7月31日にニコ・ハルサイザーとのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[7]

2020年は自身初めてワールドシリーズ優勝を経験した。

アスレチックス時代

2021年2月12日にシェルドン・ノイジー、ガス・バーランドとのトレードで、コディ・トーマスと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した[8]

2021年4月1日のヒューストン・アストロズとの開幕戦に登板し、アスレチックス移籍後初出場を果たした[9]。この年は12試合に登板して防御率8.00、4奪三振と、大きく成績を落とした。

2022年6月30日にDFAとなり[10]、翌日の7月1日にマイナー契約となった(5月29日より降格していた傘下のAAA級ラスベガス・アビエイターズにそのまま所属)[1]

ドジャース復帰

2022年12月15日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ[11]2023年6月11日にアクティブ・ロースターに登録され[12]、同日のフィラデルフィア・フィリーズ戦に登板するも、同月14日にDFAとなり[13]、傘下AAA級オクラホマシティ・ドジャースに配属された[14]

メッツ時代

2023年8月1日に金銭トレードでフィル・ビックフォードと共にニューヨーク・メッツへ移籍した[15]。メッツでは4試合に登板し、4回2/3を無失点に抑えたが同月27日にDFAとなり[16]、30日にFAとなった[17]

ブレーブス傘下時代

2023年8月31日にアトランタ・ブレーブスとマイナー契約を結んだ[18]が、オフにFAとなった。

エンゼルス時代

2023年11月26日にロサンゼルス・エンゼルスと1年90万ドルでメジャー契約を結んだ[19]

投球スタイル

シンカーを主体とするサイドスロー左腕である[20]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2017TB12000010021.000408.192424410666.481.56
2018310000102111.00014134.1380511190015153.931.25
201954000043115.57118443.13961443361019193.951.22
LAD26000020041.0004511.291200900310.770.94
'19計80000063119.66722955.04871643451022203.271.16
202020000030141.0007219.01114001320220.950.79
2021OAK1200000000----519.01525014101088.002.22
20221500000100.0007917.2201803900994.581.58
2023LAD100000000----51.110000200000.000.75
NYM400000000----174.210101500000.000.43
'23計500000000----226.020101700000.000.50
MLB:7年1750000114436.733634149.114313437131015064603.621.25
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

投手守備


投手(P)












2017TB1202001.000
2018316511.917
201954513001.000
LAD260110.500
'19計8051410.950
20202024001.000
2021OAK1211001.000
20221523001.000
2023LAD110001.000
NYM412001.000
'23計522001.000
MLB175183121.961
一塁守備


一塁(1B)












2019TB20000----
LAD110011.000
'19計310011.000
MLB310011.000
右翼守備


右翼(RF)












2020LAD10000----
MLB10000----
  • 2023年度シーズン終了時

背番号

  • 55(2017年)
  • 56(2018年 - 2020年、2023年6月11日)
  • 21(2021年)
  • 57(2022年)
  • 66(2023年8月20日 - 同年8月26日)
  • 56 (2024年 - )

脚注

関連項目

外部リンク

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