もしも明日が…。

わらべの楽曲
もしも明日がから転送)

もしも明日が…。」(もしもあしたが)は、わらべの楽曲で、2枚目のシングル1983年12月21日に発売。

「もしも明日が…。」
わらべシングル
初出アルバム『もしも明日が』
リリース
規格7インチ・レコード
7K-131
ジャンル歌謡曲
時間
レーベルフォーライフ・レコード
作詞・作曲作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン[1]
  • 1984年度年間1位(オリコン)[1]
  • 1984年度年間1位(ミュージック・リサーチ)[2]
  • 1位(ザ・ベストテン
  • 1984年上半期4位(ザ・ベストテン)
  • 1984年年間6位(ザ・ベストテン)
  • 登場回数23回(オリコン)
  • 売上97万枚(オリコン)
わらべ シングル 年表
めだかの兄妹
1982年
もしも明日が…。
(1983年)
もしも明日が…。音頭編
1984年
ミュージックビデオ
「もしも明日が」 - YouTube
テンプレートを表示
「もしも明日が…。音頭編」
わらべシングル
初出アルバム『めだかの兄妹〜わらべ全曲集〜』
B面もしも明日が…。音頭編(カラオケ)
リリース
規格7インチ・レコード
7K-157
ジャンル歌謡曲
レーベルフォーライフ・レコード
作詞・作曲作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし
チャート最高順位
  • 週間45位(オリコン)
  • 登場回数7回(オリコン)
  • 売上2.3万枚(オリコン)
わらべ シングル 年表
もしも明日が…。
(1983年)
もしも明日が…。音頭編
(1984年)
時計をとめて
1984年
テンプレートを表示

解説

オリコンの集計では97.0万枚を売り上げ、わらべ最大のヒットシングルとなった。ミュージック・リサーチの集計では1984年内に約104.7万枚を売り上げている[2]。前年の「めだかの兄妹」のヒット後の、いわゆる「ニャンニャン事件」により萩本のぞみ役の高部知子がグループから脱退したことを受け、新たに『萩本かなえ(倉沢淳美)・萩本たまえ(高橋真美)』の2人グループとしての再出発作として発売。

また同曲のイメージに合わせたアニメーションミュージック・ビデオ(猫のムーとミー。制作はスタジオぴえろ)が創作され、テレビ朝日系列『欽ちゃんのどこまでやるの!』内やほか音楽番組などでそのアニメが放映されていたことがある。のち1984年3月5日発売のオリジナルアルバム「もしも明日が…」はアニメのイラストディスクジャケットになっている(さらに同年8月11日発売の「もしも明日が…。音頭編」のジャケットは、盆踊りをイラストしたアニメと下部に「欽どこファミリー」6名の顔写真が掲載されていた)。

後にMEG-CDより、CD-Rで発売された。

また、本作のヒットを受けて「もしも明日が…。音頭編」がわらべの3枚目のシングルとして1984年8月11日に発売され、振付の手順を解説するイラストもついた。

収録曲

  1. もしも明日が・・・。 -(4:17)
  2. 昔、むかしは… -(3:54)
    • 編曲:鈴木慶一

音頭編

作詞:荒木とよひさ、作曲:三木たかし、編曲:白井良明

  1. もしも明日が…。音頭編
  2. もしも明日が…。音頭編(カラオケ)

アルバム

『もしも明日が』
わらべスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル歌謡曲
時間
レーベルフォーライフ・レコード
チャート最高順位
  • 最高6位オリコン
  • 登場8回(オリコン)
  • 売上4.2万枚(オリコン)[3]
わらべ アルバム 年表
のぞみ・かなえ・たまえ めだかの兄妹
(1983年)
もしも明日が
(1984年)
めだかの兄妹〜わらべ全曲集〜
(1995年)
テンプレートを表示

「もしも明日が」というタイトルで1984年3月5日に発売された。規格品番は28K-66。

全作詞:荒木とよひさ、全作曲:三木たかし。

A面

  1. もしも明日が -(4:17)
    • 編曲:佐藤準
  2. ここへおいでよ -(4:20)
    • 編曲:佐藤準
  3. レンゲ畑でいねむりしたら -(3:56)
    • 編曲:三木たかし
  4. 涙のブランコ -(3:20)
  5. 黄色いボタン -(2:28)

B面

  1. めだかの兄妹 -(3:20)
  2. 野菜の詩(うた) -(3:22)
    • 編曲:鈴木慶一
  3. How to 悲しみのクッキング -(4:06)
    • 編曲:佐藤準
  4. 昔、むかしは… -(3:54)
    • 編曲:鈴木慶一
  5. 春風の郵便屋さん -(4:14)
    • 編曲:坂本龍一

「もしも明日が…。」のカバー

  • 大杉久美子山野さと子さとまさのり
    • 日本コロムビア盤。曲名は「もしも明日が…」で、句点が省略されている。1984年4月発売のコンパクト盤「運動会用レコード もしも明日が…/仔象の行進/ちっちゃなマリオネット〜パリのあやつり人形〜/ポン ポン ダリア」(規格品番:EE-3075)A面1曲目に収録。
  • 太田裕美
    • サントリー「樹氷」CMソング。6枚組CD-BOX『太田裕美の軌跡〜First Quarter』収録。
  • 新垣里沙モーニング娘。)&兵藤ゆき
  • 永井みゆき1994年
    • アルバム『全曲集'95〜応援歌でヨイショ』収録。
  • まゆのり(2003年
  • 坂本冬美藤あや子2012年
    • アルバム『もしも明日が〜三木たかしトリビュート〜』収録。
  • 金瑞瑶中国語版(1985年)
    • 中国語版「驛」、中国語版の作詞は張尚喬が担当、アルバム『驛』に収録。
  • 偶像少女隊(焦小燕、張靜雲、潘建華)(1986年)
    • 中国語版「明天与今天」、中国語版の作詞は明生が担当、アルバム『偶像少女隊』に収録。
  • 開心少女組中国語版(1985年7月)
    • 広東語版「明天」、広東語版の作詞は鄭國江が担当、アルバム『開心樂園』に収録。
  • 孫明光(1986年1月)
    • 広東語版「戀愛偶像」、広東語版の作詞は鄭國江が担当、アルバム『華星影視新節奏(第三輯)』に収録。
  • ビクトリア・チャン中国語版(1993年)
    • 広東語版「如果明天」、広東語版の作詞は韋然が担当、アルバム『如果明天』に収録。
  • 真白清美 (CV:其原有沙)(2023年
    • 『配信シングル』。

キャラクター商品

当時、『欽ちゃんのどこまでやるの!』の番組スポンサーであったロッテの「カプッチョ」シリーズから、同名のチョコレートスナック菓子が発売された(正確にはスナック菓子の商品名は「もしも明日が」で、三点リーダー句点がついていない)。同商品にはおまけ付きで、テレビ朝日ミュージックが制作したミュージックビデオで使用された猫のキャラクターのムーとミーの絵と振り付け絵のシールが同封された。

絵本

脚注

出典

参考文献

  • スージー鈴木『1984年の歌謡曲』イースト・プレス〈イースト新書〉、2017年2月。ISBN 978-4-7816-5080-7 

関連項目