ひよどり (駆潜艇)

ひよどりローマ字JDS Hiyodori, PC-320ASY-92)は、海上自衛隊駆潜艇みずとり型駆潜艇の8番艇。艇名はヒヨドリに由来する。よしきり型掃海船「ひよどり」に次いで日本の艦艇としては2代目。

ひよどり
基本情報
建造所佐世保重工業
運用者 海上自衛隊
艦種駆潜艇
艦歴
計画昭和39年度計画
発注1964年
起工1965年2月26日
進水1965年9月25日
就役1966年2月28日
1987年5月21日(特務艇に種別変更)
除籍1999年7月6日
要目
基準排水量440トン
満載排水量490トン
全長60.5m
最大幅7.1m
深さ4.4m
吃水2.3m
機関川崎MAN V8V22/30型ディーゼル × 2基
出力3,800PS
推進器スクリュープロペラ × 2軸
速力最大20ノット
乗員80名
兵装
レーダー
  • OPS-16 対水上
  • Mk.63 砲射撃指揮装置
  • ソナーSQS-11A
    電子戦
    対抗手段
    NOLR-1
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    艦歴

    「ひよどり」は、昭和39年度計画甲型駆潜艇3020号艇として、1965年2月26日に佐世保重工業で起工され、1965年9月25日に進水、1966年2月28日に就役し、舞鶴地方隊第4駆潜隊に編入された。

    1986年3月19日舞鶴地方隊直轄艇となる。

    1987年5月21日、特務艇に種別変更され船籍番号がASY-92となり、横須賀地方隊横須賀警備隊に編入。退役した「はやぶさ」に代わり迎賓艇任務につくため、前年10月27日から横浜ヨットで改装工事が行われ翌4月27日に完工した[1]

    1999年7月6日、除籍。就役期間中の総航走距離は26万2,500浬、地球約14周に相当する[2]

    脚注

    参考文献

    • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
    • 『世界の艦船 増刊第63集 自衛艦史を彩った12隻』(海人社、2003年)
    • 『世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

    関連項目