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WWEエリミネーション・チェンバー(Elimination Chamber)は、アメリカのプロレス団体WWEが主催するプレミアムライブイベント興行。なおドイツ語ではノー・エスケープ(No Escape)と呼ばれている[1]。
2009年まで行われたノー・ウェイ・アウト(No Way Out)から、2010年に変更され開催される。
試合結果
第1回大会(2010年)WWE Elimination Chamber 2010
- ○クリスチャン vs エゼキエル・ジャクソン●
- シェイマス(c) vs トリプルH vs ランディ・オートン vs テッド・デビアス vs コフィ・キングストン vs ジョン・シナ○
退場順 | スーパースター | 入場順 | 退場させたスーパースター |
1 | ランディ・オートン | 4 | テッド・デビアス |
2 | テッド・デビアス | 5 | コフィ・キングストン |
3 | コフィ・キングストン | 1 | シェイマス |
4 | シェイマス | 2 | トリプルH |
5 | トリプルH | 3 | ジョン・シナ |
勝者 | ジョン・シナ | 6 | |
- 試合後会長のビンス・マクマホンが登場し、シナとバティスタの王座戦を発表する。
- WWE王座戦 -WWE Championship-
- ●ジョン・シナ(c) vs バティスタ○
- ○ドリュー・マッキンタイア(c) vs ケイン●
- ○ザ・ミズ(c) vs MVP●
- ジ・アンダーテイカー(c) vs CMパンク vs ジョン・モリソン vs レイ・ミステリオ vs Rトゥルース vs クリス・ジェリコ○
退場順 | スーパースター | 入場順 | 退場させたスーパースター |
1 | Rトゥルース | 2 | CMパンク |
2 | CMパンク | 1 | レイ・ミステリオ |
3 | レイ・ミステリオ | 3 | ジョン・モリソン |
4 | ジョン・モリソン | 5 | ジ・アンダーテイカー |
5 | ジ・アンダーテイカー | 6 | クリス・ジェリコ |
勝者 | クリス・ジェリコ | 4 | |
- 試合終盤にショーン・マイケルズが乱入、ジ・アンダーテイカーを攻撃し、結果的にクリス・ジェリコを助ける形となる。
第2回大会(2011年)WWE Elimination Chamber 2011
- ○ダニエル・ブライアン vs テッド・デビアス●
- ○エッジ(c) vs レイ・ミステリオ vs ケイン vs ドリュー・マッキンタイア vs ビッグ・ショー vs ウェイド・バレット
退場順 | スーパースター | 入場順 | 退場させたスーパースター |
1 | ウェイド・バレット | 3 | ビッグ・ショー |
2 | ビッグ・ショー | 6 | ケイン |
3 | ドリュー・マッキンタイア | 5 | ケイン |
4 | ケイン | 4 | エッジ |
5 | レイ・ミステリオ | 2 | エッジ |
勝者 | エッジ | 1 | |
- ●サンティーノ・マレラ&ウラジミール・コズロフ(c) vs ザ・コア(ジャスティン・ガブリエル&ヒース・スレイター)(w / エゼキエル・ジャクソン)○
- WWE王座戦 -WWE Championship-
- ○ザ・ミズ(c) vs ジェリー "ザ・キング" ローラー●
- エリミネーション・チェンバー形式 WWE王座第一挑戦権者決定戦 -Elimination Chamber Match for a WWE Championship Match at WrestleMania XXVII-
- ○ジョン・シナ vs CMパンク vs ジョン・モリソン vs キング・シェイマス vs ランディ・オートン vs Rトゥルース
退場順 | スーパースター | 入場順 | 退場させたスーパースター |
1 | Rトゥルース | 5 | キング・シェイマス |
2 | ランディ・オートン | 3 | CMパンク |
3 | キング・シェイマス | 2 | ジョン・モリソン |
4 | ジョン・モリソン | 1 | CMパンク |
5(1) | CMパンク | 6(4) | ジョン・シナ |
勝者 | ジョン・シナ | 4 | |
- ジョン・シナがWrestleMania XXVIIでのWWE王座挑戦権を獲得。
- 当初CMパンクは、4番目の登場となったが、レフリーが小部屋のドアを解錠する際に不手際があった。
- やっと解錠し小部屋から出るも、ランディー・オートンに待ち伏せ攻撃を喰らい、最初に敗退させられる。
- しかし、RAW・GMは、ドアを解錠する際の不手際で、不公平を被ったと指摘。
- CMパンク敗退を無効とする裁定を下し、再び小部屋に入った。
第3回大会(2012年)WWE Elimination Chamber 2012
- ○フニコ vs アレックス・ライリー●
- ○CMパンク(c) vs ザ・ミズ vs クリス・ジェリコ vs コフィ・キングストン vs ドルフ・ジグラー vs Rトゥルース
退場順 | スーパースター | 入場順 | 退場させたスーパースター |
1 | Rトゥルース | 4 | CMパンク |
2 | ドルフ・ジグラー | 3 | クリス・ジェリコ |
3 | コフィ・キングストン | 2 | クリス・ジェリコ |
4 | クリス・ジェリコ | 6 | |
5 | ザ・ミズ | 5 | CMパンク |
勝者 | CMパンク | 1 | |
- クリス・ジェリコは試合途中にチェンバーの扉が開くアクシデントによりリング下に転落し、フォールされることなく退場した。
- ○ベス・フェニックス(c) vs タミーナ・スヌーカ●
- エリミネーション・チェンバー形式世界ヘビー級王座戦 -Elimination Chamber Match for the World Heavyweight Championship-
- ○ダニエル・ブライアン(c) vs サンティーノ・マレラ vs ウェイド・バレット vs コーディ・ローデス vs ビッグ・ショー vs グレート・カリ
退場順 | スーパースター | 入場順 | 退場させたスーパースター |
1 | グレート・カリ | 5 | ビッグ・ショー |
2 | ビッグ・ショー | 1 | コーディ・ローデス |
3 | コーディ・ローデス | 3 | サンティーノ・マレラ |
4 | ウェイド・バレット | 2 | サンティーノ・マレラ |
5 | サンティーノ・マレラ | 4 | ダニエル・ブライアン |
勝者 | ダニエル・ブライアン | 6 | |
- ○ジャック・スワガー(c)(w / ヴィッキー・ゲレロ) vs ジャスティン・ガブリエル(w / ホーンスワグル)●
- アンビュランス・マッチ -Ambulance Match-
- ○ジョン・シナ vs ケイン●
第4回大会(2013年)WWE Elimination Chamber 2013
- ○ブローダス・クレイ&テンサイ vs ローデス・スカラーズ(コーディ・ローデス&ダミアン・サンドウ)●
- 世界ヘビー級王座戦 -World Heavyweight Championship-
- ○アルベルト・デル・リオ(c)(w / リカルド・ロドリゲス) vs ビッグ・ショー●
- ●アントニオ・セザーロ(c) vs ザ・ミズ○
- セザーロの反則により王座移動はなし
- エリミネーション・チェンバー形式世界ヘビー級王座第一挑戦権者決定戦 -Elimination Chamber match to determine the #1 contender for the World Heavyweight Championship-
- ○ジャック・スワガー vs ダニエル・ブライアン vs クリス・ジェリコ vs ランディ・オートン vs ケイン vs マーク・ヘンリー
退場順 | スーパースター | 入場順 | 退場させたスーパースター |
1 | ダニエル・ブライアン | 2 | マーク・ヘンリー |
2 | ケイン | 4 | マーク・ヘンリー |
3 | マーク・ヘンリー | 6 | ランディ・オートン |
4 | クリス・ジェリコ | 1 | ランディ・オートン |
5 | ランディ・オートン | 5 | ジャック・スワガー |
勝者 | ジャック・スワガー | 3 | |
- 6人タッグチーム・マッチ -6-person Tag Team Match-
- ○ザ・シールド(セス・ロリンズ&ディーン・アンブローズ&ロマン・レインズ) vs ジョン・シナ&ライバック&シェイマス●
- ○ケイトリン(c) vs タミーナ・スヌーカ●
- WWE王座戦 -WWE Championship-
- ○ザ・ロック(c) vs CMパンク(w / ポール・ヘイマン)●
- ロックは反則負け及びカウント負けでも王座を失う条件
第5回大会(2014年)WWE Elimination Chamber 2014
- ○コーディ・ローデス&ゴールダスト vs カーティス・アクセル&ライバック(w / ラリー・ヘニング)●
- ○ビッグ・E(c) vs ジャック・スワガー(w / ゼブ・コルター)●
- ○ニュー・エイジ・アウトローズ(ロード・ドッグ&ビリー・ガン)(c) vs ウーソズ(ジミー・ウーソ&ジェイ・ウーソ)●
- ○ワイアット・ファミリー(ブレイ・ワイアット&ルーク・ハーパー&エリック・ローワン) vs ザ・シールド(セス・ロリンズ&ディーン・アンブローズ&ロマン・レインズ)●
- ●AJ・リー(c)(w/タミーナ・スヌーカ) vs キャメロン○
- AJの反則負けにより王座交代はなし
- ○ランディ・オートン vs ジョン・シナ vs シェイマス vs ダニエル・ブライアン vs セザーロ(w/ゼブ・コルター) vs クリスチャン
退場順 | スーパースター | 入場順 | 退場させたスーパースター |
1 | シェイマス | 2 | クリスチャン |
2 | クリスチャン | 4 | ダニエル・ブライアン |
3 | セザーロ | 1 | ジョン・シナ |
4 | ジョン・シナ | 5 | ランディ・オートン |
5 | ダニエル・ブライアン | 3 | ランディ・オートン |
勝者 | ランディ・オートン | 6 | |
- 終盤にワイアット・ファミリーが乱入、ジョン・シナを攻撃。駆け付けたケインがブライアンを攻撃しオートンの勝利に貢献。
第6回大会(2015年)WWE Elimination Chamber 2015
- ○スターダスト vs ザック・ライダー●
- ○ニュー・デイ(ビッグ・E&コフィ・キングストン&エグザビアー・ウッズ)(c) vs ルチャ・ドラゴンズ(カリスト & シン・カラ) vs タイソン・キッド & セザーロ vs プライムタイム・プレイヤーズ (ダレン・ヤング & タイタス・オニール) vs ジ・アセンション(コナー & ビクター) vs ロス・マタドールズ(プリモ & エピコ)(w/エル・トリート)
退場順 | チーム | 入場順 | 退場させたチーム |
1 | ロス・マタドールズ | 4 | ジ・アセンション |
2 | ルチャ・ドラゴンズ | 2 | ジ・アセンション |
3 | ジ・アセンション | 1 | プライムタイム・プレイヤーズ |
4 | タイソン・キッド & セザーロ | 3 | プライムタイム・プレイヤーズ |
5 | プライムタイム・プレイヤーズ | 5 | ニュー・デイ |
勝者 | ニュー・デイ | 6 | |
- ○ニッキ―・ベラ(c) vs ペイジ vs ナオミ●
- ○ライバック vs シェイマス vs Rトゥルース vs キング・バレット vs ドルフ・ジグラー vs マーク・ヘンリー
退場順 | スーパースター | 入場順 | 退場させたスーパースター |
1 | キング・バレット | 1 | Rトゥルース |
2 | Rトゥルース | 3 | ライバック |
3 | マーク・ヘンリー | 4 | シェイマス |
4 | ドルフ・ジグラー | 2 | シェイマス |
5 | シェイマス | 6 | ライバック |
勝者 | ライバック | 5 | |
- ●セス・ロリンズ(c)(w/ジェイミー・ノーブル & ジョーイ・マーキュリー & ケイン) vs ディーン・アンブローズ○
- 失格判定により王座移動はなし
第7回大会(2017年)WWE SmackDown LIVE's Elimination Chamber 2017
- ○モジョ・ローリー vs カート・ホーキンス●
- ○アポロ・クルーズ&カリスト vs ドルフ・ジグラー●
- タッグチーム・ターモイル・マッチ形式WWEスマックダウンタッグチーム王者戦 -Tag Team Turmoil Match for the WWE SmackDown Tag Team Championship-
- アメリカン・アルファ(チャド・ゲイブル&ジェイソン・ジョーダン)(c) vs ウーソズ(ジェイ・ウーソ&ジミー・ウーソ) vs ヒース・スレイター&ライノ vs ブリーザンゴ(タイラー・ブリーズ&ファンダンゴ) vs ボードビレインズ(サイモン・ゴッチ&エイデン・イングリッシュ) vs ジ・アセンション(コナー&ビクター)○
試合順 | 対戦カード | 勝者チーム |
1 | ヒース・スレーター&ライノ vs ブリーザンゴ | ヒース・スレーター&ライノ |
2 | ヒース・スレーター&ライノ vs ボードビレインズ | ヒース・スレーター&ライノ |
3 | ヒース・スレーター&ライノ vs ウーソズ | ウーソズ |
4 | ウーソズ vs アメリカン・アルファ | アメリカン・アルファ |
5 | アメリカン・アルファ vs ジ・アセンション | アメリカン・アルファ |
- 両者リングアウト
- ●アレクサ・ブリス(c) vs ナオミ○
- ジョン・シナ(c) vs AJスタイルズ vs ディーン・アンブローズ vs バロン・コービン vs ザ・ミズ vs ブレイ・ワイアット○
退場順 | スーパースター | 入場順 | 退場させたスーパースター |
1 | バロン・コービン | 5 | ディーン・アンブローズ |
2 | ディーン・アンブローズ | 3 | ザ・ミズ |
3 | ザ・ミズ | 6 | ジョン・シナ |
4 | ジョン・シナ | 2 | ブレイ・ワイアット |
5 | AJスタイルズ | 1 | ブレイ・ワイアット |
勝者 | ブレイ・ワイアット | 4 | |
第8回大会(2018年)WWE RAW's Elimination Chamber 2018
- ○カール・アンダーソン&ルーク・ギャローズ vs ザ・ミズトラージ(カーティス・アクセル&ボー・ダラス)●
- ○アレクサ・ブリス(c) vs ベイリー vs ミッキー・ジェームス vs マンディ・ローズ vs ソーニャ・デヴィル vs サーシャ・バンクス
退場順 | スーパースター | 入場順 | 退場させたスーパースター |
1 | マンディ・ローズ | 3 | サーシャ・バンクス |
2 | ソーニャ・デヴィル | 1 | ミッキー・ジェームス |
3 | ミッキー・ジェームス | 5 | ベイリー |
4 | ベイリー | 2 | アレクサ・ブリス |
5 | サーシャ・バンクス | 4 | アレクサ・ブリス |
勝者 | アレクサ・ブリス | 6 | |
- ○シェイマス&セザーロ(c) vs タイタス・ワールドワイド(タイタス・オニール&アポロ)●
- ○ロマン・レインズ vs ジョン・シナ vs ブラウン・ストローマン vs イライアス vs セス・ロリンズ vs フィン・ベイラー vs ザ・ミズ
※初の7人によるチェンバー戦であり、4人が小部屋に入り、3人がリング上にいる状態から試合開始となった。
退場順 | スーパースター | 入場順 | 退場させたスーパースター |
1 | ザ・ミズ | 1 | ブラウン・ストローマン |
2 | イライアス | 7 | ブラウン・ストローマン |
3 | ジョン・シナ | 4 | ブラウン・ストローマン |
4 | フィン・ベイラー | 3 | ブラウン・ストローマン |
5 | セス・ロリンズ | 2 | ブラウン・ストローマン |
6 | ブラウン・ストローマン | 6 | ロマン・レインズ |
勝者 | ロマン・レインズ | 5 | |
第9回大会(2019年)WWE Elimination Chamber 2019
第10回大会 (2020年) WWE Elimination Chamber 2020
第11回大会 (2021年) WWE Elimination Chamber 2021
第12回大会 (2022年) WWE Elimination Chamber 2022
第13回大会 (2023年) WWE Elimination Chamber 2023
第14回大会 (2024年) Elimination Chamber: Perth
No. | 結果 | 試合形式 | 時間 |
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1 | ○The Kabuki Warriors (Asuka and Kairi Sane) (c) (with Iyo Sky) vs. Candice LeRae and Indi Hartwell● | 女子タッグ選手権[46] | 8分55秒 |
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2 | ○Becky Lynch vs. Bianca Belair vs. Liv Morgan vs. Tiffany Stratton vs. Naomi vs. Raquel Rodriguez | エリミネーション・チェンバー戦勝者はレッスルマニアXLで女子世界選手権挑戦権[47] |
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3 | ○The Judgment Day (Finn Bálor and Damian Priest) (c) vs. New Catch Republic (Pete Dunne and Tyler Bate)● | 統一WWEタッグ選手権試合[48] |
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4 | ○Drew McIntyre vs. Randy Orton vs. Bobby Lashley vs. LA Knight vs. Kevin Owens vs. Logan Paul | エリミネーション・チェンバー戦勝者はレッスルマニアXLで世界ヘビー級選手権挑戦権[49] |
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5 | ○リア・リプリー (c) vs. ナイア・ジャックス● | 女子世界選手権試合[50] |
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脚注
外部リンク
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レッスルマニア | |
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四大PPV | |
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通常PPV | |
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終了PPV | |
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NXT PPV | |
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